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★2025
年8月31日(日) 小学館の
「世界一美しい地図」 地図
が好き(16)
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さて小学館の地図帳の最後は、「世界大地図」です。2009年12月2日発行、A3判、270
頁、発売時の特別定価1万6,800円です。
帯に大きく「世界一美しい地図」とうたっています。「地図帳の歴史が変わる!」という文言も
あり、なかなか大胆ですね。中身はどうでしょうか。

上は帯の裏面で、特色がまとめられています。まず目に付くのは、判型が大きいことです。先に
紹介した日本地図と並べた写真でもわかるように、A3判というのはかなりの大きさです。帯には
「見開きA2サイズ」とありますが、A2というのは新聞1ページの大きさです。机の上で見るの
は難しいです。
また「採用地名数、約5万」というのは、このクラスの地図では特筆すべきものではありませ
ん。2022年の日記で紹介した「The Times Concise Atlas of
the World」の掲載地名数は、14万6,000でした。
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最初にケチをつけてしまいま
したが、地図そのものはPRの言葉にたがわず、濃すぎず薄すぎずの絶妙な色遣いで、美しいと思
いました。
上の左は平野部が多いウクライナ(縮尺は1/450万)、上の右は高地がおおいエチオピアと
ジブチ周辺(1/775万)、右はカリブ海諸国(1/550万)です。
カリブ海諸国は、世界地図を買った時にいつも見比べます。日本とは縁が薄い地域なので、小縮
尺の地図も多いのですが、本書は「The Times Concise Atlas of
the World」よりわずかですが大縮尺になっていて、それなりに見やすいです。
またすべての地名には現地語の表記も添えられ、ウクライナのキエフ(キーウ)のように、複数
表記も見られます。
縮尺はバラバラで、インドシナ半島 は1/550万ですが、このあ
たりはもう少し大縮尺にしてほしかったですね。
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主要都市の市街図も美しいです。上はパリ、左はプラハの中心部です。掲載しているのは38都市
です。このうち北京(縮尺は1/4万)、ロンドン(1/1.4万)、パリ(1/1.6万)、
ローマ(1/1.3万)、ニューヨーク(1/1.5万)は見開きです。特にヨーロッパの3都は
縮尺も大きく、見ごたえがあります。
パリの地図を拡大してみてください。網の目のようなメトロの路線も詳しく、観光対象の施設は
ほぼ掲載されています。飲食店、ショップ、ホテルはありませんが、観光目的にはこれだけで十分
に使える地図です。左のプラハは1/2ページサイズですが、縮尺は1/1.5万と大縮尺です。
拡大すると、プラハ城の南東部を走っている路面電車も描かれています。ミシュランのレッドガイドの地図と見比べてく
ださい。
見開きの5都市のほか、東京、ソウル、上海、香港、シドニーは1ページ、他の28都市は
1/2ページですが、それなりに中心部を選んでおり、実用的な市街図になっています。
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さらにこの地図帳が楽しいのは、巻末の「各国要覧」です。多くの世界地図帳に見られるような面
積、人口、公用語などのデータと、国の紹介に加え、すべての国の首都の市街図が掲載されていま
す。
地図のサイズはだいたい縦横各8cm程度と小さく、縮尺も1/数万程度ですが、小国だと小さ
い都市も多いので、これくらいの地図でも特徴はよくわかります。左のニコシアは1/2.7万く
らいですが、城壁に囲まれた市街地の様子が見て取れます。
現在ではグーグルマップで世界中の都市の様子がわかりますが、例えば、自衛隊が駐屯している
ジブチを見ようとしたら、隣に掲載されているジンバブエの首都ハラレが意外に整然とした町
並みであることがわかるなど、本ならでは楽しみがあります。
でも、これからの時代、もうこんな地図帳は発売されないでしょうね。残念です。
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★2025
年8月22日(金) 小学館の
個性的な日本地図帳 地図が
好き(15)
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これまで本格的な日本地図帳は平凡社のものを紹介してきましたが、今回は小学館です。小学館も
古くから日本地図帳を発行している出版社です。
左端が「日本列島大地図館」1990年12月20日発行、B4判、383頁、
発売時の特別定価9,515円。
次が「日本地名地図館」2002年4月1日発行、A4判、591頁、
9,500円。
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3番目が「平成大合併
日本新地図」2005年12月10日発行、B4変形判、471頁、特別定価
9,500円。定価はいずれも税別です。
右端の「世界大地図」は、次回に改めて紹介します。
4冊はいずれも箱入りです。上の写真が箱入り、下が箱から出したところです。左の2冊は紙の
カバーもついています。
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最初は「日本列島大地図館」です。左は帯の裏側と、本に挟まれていた小さな案内
チラシです。ここには「6大特色」が記されています。目新しいのは2番目の「より立体に近い
2.3次元のテクノ図」ですね。この地図帳はサブタイトルが「テクノアトラス」となっているの
で、この点が一番のウリなのでしょうが、「2.3次元のテクノ図」というのがよくわかりません
ね。「まえがき」はこちらです。
下の右側の写真が、そのテクノ図です。愛媛県を例にあげましたが、立体感が中途半端だと思い
ます。やるならもっと標高差を強調するべきだったでしょう。はっきり言って企画倒れですね。
逆に左側の一般図は、縮尺がバラバラになる分県図にはせず、北海道を除いて1/45万に統一
しているのは好感が持てます。
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市街地図は全国の都道府県庁所在地と北九州市、川崎市。それに北海道内の13市。北海道が優遇
されているのは、一般図が1/90万と小縮尺になっている見返りでしょうか。
左が中国・四国の各都市です。縮尺は1/22,500〜1/35,000とバラバラです。松
山市の扱いが都市の規模のわりに冷たいように感じます。
大阪、京都両市と東京は、さすがに見開き2ページを使っています。福岡、名古屋、横浜は1
ページですが、神戸は冷遇されています。
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市街地図の色遣いはパステル調で、美しいです。道路の輪郭線がない平凡社タイプです。
次は「日本地名地図館」です。これは地図帳と地名事典が合体した本です。左は
巻頭の「本書の特徴と使い方」です。「本書は地名から地図が引け、地図から地名が調べられま
す」という言葉にすべてが尽くされていると思います。案内チラシはこちら。発刊記念のCD-ROM
は、残念ながらWindows専用でした。
下の左側は地図の部の分県図です。愛媛県の場合は1/46万と、高知と一緒だった「日本列島
大地図館」の1/45万よりも小縮尺なのは、判型が小さいためです。縮尺は北海道が1/175
万で、他は1/25万〜1/57万ですが、比較的見やすい地図だと思います。
市街地図は東京、京都、大阪、神戸だけと限定的ですが、札幌や名古屋、福岡ではなく、神戸が
入っているのが不思議です。
このほか地図の部では、世界遺産とラムサール条約登録地、国立・国定公園、地震と噴火などの
テーマ図があり、「自衛隊基地と在日米軍基地」「路面電車」というユニークな図もあります。
下の右側は「地名百科」と名付けられた事典の部です。小学館は「日本地名大百科」「コンパク
ト板日本地名百科事典」という地名事典を出しており、それを参考にしているようです。
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最後は「平成大合併 日本新地図」です。左は5大特色を記した帯の裏面と、案内
チラシです。本書の狙い「合併で地図から消える市町村明を残すことで、ふるさとは本書の中に残
ります」と記されています。
下の左側が一般図ですが、この地図にも()内に旧自治体名が記されていますが、わかりにくい
です。縮尺は1/44万です。
本書の中心は、各都道府県を数個のブロックに分けて説明した下の右側の地図です。こちらは新
自治体のエリアが色分けされており、旧自治体名も見やすく記されています。

上は巻頭のまえがきと凡例の一部です。本書の発行は2005年12月10日ですが、2006
年3月31日までに誕生する新自治体の名称と境界を表記していると記されています。
「平成の大合併」が進められる契機となった国の手厚い財政面での支援が、2006年3月31
日までに合併手続を完了することが条件だったため、この日を目指した駆け込み合併が多かったよ
うです。
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左は巻末の「合併データ」です。都道府県ごとに、大合併後(2006年3月31日現在)の市町
村名、フリガナ、合併期日、人口、面積がまとめられています。そして大合併前(1999年3月
31日時点)の郡名、市町村名、ふりがな、さらに昭和大合併前(1953年4月1日時点)の市
町村名が記されています。
これは見やすい一覧表で、「ふるさとの名前を残す」という目的にかなっています。反面、一般
的な地名索引は16ページと貧弱でした。
なお、3冊の地図で愛媛県を取り上げたのは、同県は大合併の前後で市町村が70から20にな
るという全国でも合併が進んだ県だったという事情によるものです。
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関連記事はこちらにあります。
・10年で大きく変わる東京
地図が好き(14)(2025年6月5日)
・東京の地図帳で「縮尺」について考える
地図が好き(13)(2025年5月30日)
・唯一無二? 女性向け「GYUTTO TOKYO」
地図が好き(12)(2025年5月29日)
・地図で見る終戦直後から1970年代までの東京
地図が好き(11)(2025年5月25日)
・鉄道地図帳の決定版?
「全国鉄道地図帳第2版」 地図が好き(10)(2024年1月15日)
・ネット時代以前の情報源 ぴあMAP文庫
地図が好き(9)(2022年12月1日)
・様々なTimesAtlasでどれを選ぶか
地図が好き(8)(2022年9月17日)
・パリの地図帳といえばルコント
地図が好き(7)(2022年2月22日)
・「日本大地図帳」とユーキャンの日本地図 地図が好き(6)(2021
年12月18日)
・「世
界大百科 事典日本地図」のその後
地図が好き(5)(2021年12月1日)
・52年前の日本の姿「世
界大百科 事典日本地図」 地図が好き(4)(2021年11月2日)
・戦前旅行案内の決定版
「日本案内 記」 ガイドブックが好き(9)(2021年6月25日)
・「ミシュラン レッド・ガイド」
ガイドブックが好き(8) (2020年11月20日)
・即位記念の1/1万地形
図「東京 中心部」 地図が好き(3)(2019年11月7日)
・100年前の日本の姿
大正7年版「鉄道旅行案内」 ガイドブックが好き(6)(2019年6月
29日)
・カーナビ以前の道案内 39年前のミシュラン赤本
ガイドブックが好き(5)(2018年6月27日)
・「ミシュラン グリーン・ガイド」
ガイドブックが好き(4)(2017年12月2日)
・Times
Atlasが好き 地図が好き(2) (2015年9月15日)
・新しい「スイス公共交通地図」
「スイス鉄道の旅」 (2015年2月14 日)
・パリの地図帳が好き
地図が好き (1) (2013年10月6日)
・新しい1/1万地形図「松山」
(2001年8月16日)
★2025
年8月14日(木) 「国宝」
と「F1」 話題の映画を連日
鑑賞
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昨日と今日、ミント神戸の映画館へ、「国宝」と 「F1/ エフワン」を見に行ってきました。
6月6日に公開された「国宝」は、興行収入が100億円に迫る大ヒット中で、OSシネマズミ
ント神戸の中でも2番目に広い304席の「スクリーン6」で上映。それでもほぼ満席でした。
あまり事前知識を持たずに見に行ったのですが、174分という上映時間が気にならないほど引
き込まれました。内容とは関係ないですが、話の内容が1960年代から始まるので、観音開きの
クラウンのタクシーが出てきたり、若い男女がアウトビアンキA112に乗っていたりしたのが興
味深かったです。
ipippou
一方、6月27日に日米同時公開された「F1/エフワン」は、102席と一番狭い「スクリー
ン4」で、
朝8時10分からと冷たい扱い。個人的にはクルマの話なので、素直に楽しめましたし、ハッピー
エンドになるとは思っていても、最後までハラハラドキドキさせてくれました。
でもブラッド・ピットは、いくら名前がピットだとしても、クルマをぶつけすぎじゃないです
か。ピットクルーはお疲れさまでした。
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関連記事はこちらにあります。
・「トッ
プガン」を2本立てで (2025年1月19日)
・「ジャ
ンヌ・ダルク」が好き (2022年5月21日)
★2025
年8月10日(日) 四国の秘
境駅「坪尻」と、年に2日しか
営業しない駅「津島ノ宮」を訪
問
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ずいぶん日記の間隔が空いてしまいました。
8月の3日、4日に四国へ行ってきました。四国には、1年のうち8月4日と5日の2日間しか
営業しない「津島ノ宮」という駅があります。3日に観光列車の「四国まんなか千年ものがたり」
に乗って秘境駅の「坪尻」を訪問し、翌日に「日本一営業日が短いJR駅」として鉄道ファンに知
られている「津島ノ宮」を訪ねてきました。 |
上は坪尻駅に到着した「四国まんなか千年ものがたり」です。下は駅名標が2日間だけの特別仕様
になった津島ノ宮駅です。
「日本のあちこち」
に前後編で紹介しています。上の写真をクリックすると前編に、下の写真をクリックすると後編に
移動します。
後編ではおまけとして、快速マリンライナーから見た瀬戸大橋の写真も掲載しています。
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★2025
年7月23日(水) ファミマ
限定「北海道生ビール」を確保
サッポロビールが好き
(17)
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ファミリーマートで7月8日から、サッポロビールの限定商品、「サッポロ
北海道生ビール」が数量限定で発売されています。今回は事前にニュースリリースを見ていたので、しっかり買
いこんできました。
リリースによると、「お客さまに愛された人気商品の復刻版」とのことです。2019年6月22日の日記に、「北海道
<生>」というビールのことを書いていますが、こ
の商品とは缶のデザインがずいぶん違います。今回は、真っ白を基調に、「サッ ポロ クラシック」に似た色遣いになって
います。あっ、1995年発売時のデザイ ンをベースにしたと書いてありました。
北海道産の麦芽とホップを使い、氷点下熟成ですっきりした後味に仕上げたそうです。やっぱり
夏は缶ビールにフライドポテトですね。またマクドで買ってしまいました。今回はスパイシーチキ
ンバーガーです。コンビニのタマネギサラダも添えてます。きれいじゃないけど。
なおビールが3本もあるのは撮影用です。
|
関連記事はこちらにあります。
・若
者と創ったライトな「WITH BEER」 (2025年7月7日)
・「至
福の香り」と「進撃の巨人」 (2025年5月6日) ・「サ
クラビール」と「ビヤホールの生」 (2025年3月5日)
・今年も「冬物語」の季節
到来 (2024年11月17日) ・ファミマ限定「蔵出し生
ビール」 (2024年7月15日)
・「ナナマル」がリニュー
アル (2024年6月16日) ・「黒ラベル」がリニュー
アル (2024年3月7日)
・「コクの神髄」と「富良
野 VINTAGE」 (2023年11月10日) ・糖質70%オフの「ナナ
マル」 (2023年11月10日)
・濃厚かつ芳醇で本格的な
コク (2023年7月28日) ・「ビアサプライ」シリー
ズ第10弾 (2022年6月3日)
・「冬物語」の季節到来
(2021年11月14日) ・今年の夏の限定版
(2021年6月13日)
・「北海道限定」を再び
(2020年8月10日) ・ビヤホールの味 「達人の生」
(2020年1月12日)
・サッポロビールが好き (2019年6月22日)
★2025
年7月18日(金)
ICONIC
SPなどコンセプトカーに対面! マツダミュージアム訪問
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マツダファンの聖地、広島のマツダ本社にある「マツダミュージアム」に行ってきました。
左は見学コースの最後に出あったコンセプトカー「ICONIC SP」です。残念ながら2023
年10月25日にジャパンモビリティーショーで公開された赤色
(ヴィオラレッド)ではなく、白の車体で
した。それでもやはり格好良く、思ったより小さい印象でした。市販されるといいですね。
山陽本線の向洋駅に近い本社ロビーに集合し、バスで広い宇品工場の西側、完成車庫の中にある
ミュージアムへ移動します。
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マツダの歴史については、同
社のこのページに簡潔にまとめられています。上の
写真が社内に残る最古の三輪トラックで ある1935年の「TCS型」です。
そして四輪車の最初が右上の手前にある「R360クーペ」です。今見ても可愛くてお洒落で、
いちおう4人乗りです。その奥へ、キャロル、初代ファミリア、ボンゴ、ルーチェロータリークー
ペ、コスモAPと並んでいます。
そして右が初代RX-7(SA22C)。カタログ掲載のマッハグリーンの車です。
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SA22Cの奥は、一時代をつくった5代目ファミリア「赤いXG」です。その奥が2代目RX-
7(FC3S)です。
これらの車の反対側には、コスモスポーツが目立って展示されていまし
た。「1967年発売時の価格は148万
円、今だと1500万円でしょうか」という説明がありました。
やっぱり格好いいですね。子供のころプラモデルを作りました。展示車はホイールベースが延び
た後期型のL10Bですね。
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モータースポーツのコーナーの主役は、1991年のルマン24時間レース優勝車、787Bです。
1003mmという車高の低さが際立っ ています。

セブンのファンには上の車、セブンの歴史に必ず出てくるグループB仕様のラリー車が懐かしい
です。
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マツダのデザインテーマである「魂動(こどう)」のコーナーでは、まず最初の
コンセプトカー「靭(SHINARI)」 があります。

上は「御神体」と呼ばれるデザインコンセプトのオブジェです。「走っているチーターのイメー
ジです」と説明があると、子供たちから「えーっ」という声があがりました。
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魂動のコーナーでは、「ゼブ
ラライト」を使って微妙なラインをつくる金型の話や、塗装で立体感を出す「匠塗」など、興味深い展示がありましたが、詳
細は省略です。
隣接する組み立て工場のラインも見学できました。エンジンの搭載と、インパネの組み付け行程
ですが、写真撮影は禁止です。
最後の未来のコーナーに、重要なコンセプトカーが2台並んでいました。手前が以前の日記でも紹介したことがある2015年の「RX-VISION」
です。実物は思った以上に迫力がありました。奥が2017年に公開された「VISION COUPE」です。
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お土産にICONIC
SPのミニカーを買いました。1/43で、ドアは開きませんが、マツダ製だけあって細いドア
ミラーやホイールなど、詳細に作り込まれています。
ケースのフタを外して、真横から、斜め前から、斜め後ろから、前から、後ろからと撮
影しました。アップでじっくりとご覧ください。
展示車両にRX-8がなかったのはちょっと残念でしたが、大変満足できる内容でした。また
ショップでは、書籍類を充実させてほしいと思いました。
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【7月24日・追記】2024年12月6日
に購入した、モーターファン別冊「歴代マツダ ロータリーのすべて」で、マツダの
デザイン本部長・中山雅さんが、ICONIC SPについてインタビューに答えています。
印象的だったのは、「ミニカーやプラモデルになった際に、上から見られた時の印象も考えてデ
ザインしました」「落花生みたいにまん中が細くなっていて、思わずつまんで走らせたくなる」と
語っておられることです。
このため真上から見た写真も追加しました。
実車のデータも改めて書いておきます。全長4,180mm、全幅1,850mm、全高
1,150mm、重さ1,450kgです。
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関連記事は以下にあります。
・マツダが好き
・ICONIC
SPを公開(2023年10月25日) ・RX-8が10万km走
行達成(2022 年8月23日)
・マツダ車のカタログが増
えました(2021 年4月19日) ・マツダ100周年(2020年12月23日)
・Mazda3がデビュー(2019年5月27日)
・ロードスターがマイナーチェンジ(2018年6月16日)
・通算走行距離50万km
達成(2017 年9月10日)
・ロードスター100万台もみじ饅頭(2016年7月3日)
・マツダRX-VISIONお披露目(2015年10月31日)
・新型ロードスターに試乗(2015年5月24日)
・新型ロードスター先行展示(2015年3月24日) ・マツダ車に乗り続けて30年(2013年2月17日)
・RX-7からRX-8へ(2011年10月8日)
・RX-8試乗(2003年5月10日)
・ランティスからRX-7へ(2002年8月23日)
★2025
年7月10日(木) 27年前
のデジカメの名機
Coolpix950 後継のCoolpix4500も紹介
 |
最近、古いデジカメが「オールドコンデジ」と呼ばれて一部で人気を集めているようです。レトロ
ブームの一環でしょうか。いつごろの機種をそう呼ぶのかは知りませんが、この2台は古すぎるか
もしれません。
左側が1999年3月15日発売のニコンCoolpix950、右側が2002年6月20日
発売のCoolpix4500です。操作は今とはずいぶん違います。
|
 |
レンズ部が回転するこういう
機種は、スイベル式、またはスイバル式と呼ばれていました。270度回転するのでローアングル
などの撮影がしやすく、自撮りも可能です。反面、液晶画面は小さくなります。
下のジグソーは、以前も紹介したものですが、ニコンの歴代スイ
バルが並んでいます。クリックして拡大 画像を見てください。
|
ちなみに右の写真の一番上は、ニコンの個人用デジカメの第1号機であるCoolpix100
で、1997年1月30日発売です。そのままパソコンに差して画像を転送するというユニークな
形です。デ ジカメWatchの発表時の記事を見てくだ
さい。一番下には、辻本がかつて使って いたCoolpix5400も 見えます。
本格的なデジカメはその下の白いスイベル機、Coolpix900に始まると言えるでしょ
う。1998年4月15日発売で、総画素数は130万画素。ニコンらしい武骨なデジカメでし
た。カタログが残っています! 同年10月24日
に改良型Coolpix910が発売に なり、画素数は130万画素のままでした。
そして翌年にCoolpix950が登場しました。プラスチック製だったそれまでの2機種と
は違い、曲線を活かしたマグネシウム製のボディはつや消しで高級感があり、当時のニコンの一眼
レフカメラと同じグリップ部の赤いラインが目立っていました。仕事に使えるコンパクトデジカメ
だとして評判になり、良く売れました。一眼レフ用の外付けストロボをつなぐ増灯ターミナルがあ
り、ニコンから専用ブラケットSK-E900も発売されてい
ました。このため、新聞社の支局で働く 取材記者たちも使っていました。
Coolpix950の主なスペックは以下の通りです。取説はこちらです。
▽撮像素子 1/2インチ CCD▽総画素数 211万画素▽最
大記録サイズ 1600x1200ピクセル(有効画素数は192万画素?)▽レ
ンズ焦点距離 38-115mm(35mm判換算)▽レンズ明るさ
F2.6-4.0▽ファインダー 実像式光学ズームファインダー。視野率約
85%▽液晶モニター 2インチTFT液晶13万画素▽撮影感度 ISO80、
100、160、320▽記録媒体 コンパクトフラッシュ▽電源
単3乾電池4本▽サイズ 幅143、高さ76.5、奥行き36.5mm▽重さ
350g(電池別)
感度の低さは時代を感じさせますが、それを補うために外付けストロボを使ったのでした。画素
数も少ないですが、商業印刷ではなく、新聞用の写真はこれくらいでなんとか使えたようです。
その後、2000年4月27日にCoolpix990、2001年6月8日に
Coolpix995と改良が続きましたが、950ほどの評判は得られなかったようです。
2002年3月21日には「インナースイベル」と呼ぶCoolpix2500が発売。カタログの表紙では、当時Coolpixの
CMに出ていた木村拓哉が首に下げた写真が大
きく使われていました。そして同年6月、Coolpix4500が発売されました。
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写真の通り、サイズは少し小さくなりましたが、重さは360g(バッテリー別)と軽くはなって
いません。有効画素数は400万画素になり、撮影感度もISO100から800と改善されてい
ます。取説はこちらで す。
さてニコンのCoolpixは歴代、接写に強いと言われてきました。Coolpix950も
4500もその例に漏れません。さらに接写のためのアクセサリーとして、「マクロクールライトSL-1」が用意されてい
ました。900シリーズのレンズにはネ
ジが切ってあり、直接取り付けることができます。左は点灯させたところです。
下の左側2枚は、SL-1を使ってCoolpix950で撮りました。左端は1000円札、
ま ん中は切手です。クリックして実際の解像度でご覧ください。右端は参考にオリンパスのE-
M5mIIIで撮影した同じ切手です。あまり接写はできませんが、拡大するとさすが2000万
画素です。
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【7月13日・追記】
Coolpix950のカタログを手に入れました。スピードが表紙です。懐かしいですね。
Coolpix700との合同カタログで、950は「1999年3月25日新発売」ですが、
700は「近日発売予定」となっています。合同カタログということもあり、900や2500が
三つ折り6ページなのに対して、中とじの8ページと本格的です。
内容 はPDFにしましたので、それを見てくだ
さい。表紙には「画素で来い。レンズで来
い。」とあり、211万画素とニッコールレンズがウリだったようです。前機種910が130万
画素だったので、200万画素を超えたというのはひとつの節目だったのでしょう。
900もそうでしたが、950のカタログは文字が多く、仕事の道具という感じがします。
|
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★2025
年7月7日(月) 若者と創っ
たライトな「WITH
BEER」 サッポロビールが好き(16)
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ローソンに、サッポロの珍しい缶ビールが並んでいました。6月24日に数量限定販売された「WITH BEER ホワイトエール」です。こ
れまでのサッポロビールには見られない色合いとデザインなので、即、購入しました。
リリースには「若年層との共創プロジェクトで生まれたビールで、昨年6月に発売し、好評をい
ただきまし た」と書いてありますが、全然知りませんでした。また限定といいながら、ブランドサイトもあるなど、ほかの限定版より力
が 入っているように思えます。
商品名にも「ホワイトエール」とあるとおり、フルーティーで優しい香りと、スムースで軽やか
な飲み心地が特徴のライトなビールです。オッサンではなく若者向きですね。今の若者はビールに
限らずアルコール離れが進んでいるようなので、お酒の会社は大変だと思います。
アルコール分も4.5%しかないので、休日の昼間に飲むのがふさわしいかもしれません。
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