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★☆★ 小さいデジカメも好き(その1) ☆★☆
COOLPIX5400については、こちらへ。
★サンヨーのDSC-MZ1
2001年6月22日、松山市のベスト電器松山本店で、この日に発売が始まったサンヨー
の新型デジカメ、DSC-MZ1を手に入れました。
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格好良さではキヤノンのIXYシリーズに一歩譲りますが、それでもシンプルでなかなか
いいデザインだと思います。
ボディは金属製で、レンズ回りの平面部分は光沢を抑えた梨地仕上げになっており、少しだ
け高級感を演出。またグリップ部のオレンジ色がアクセントになっています。
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サンヨーのデジカメは「我が道を行く」派で、この機種の一つ前の機種であるDSC-SX560は、300万画
素以上のCCDが主流の業界の中で、150万画素で頑張っていました。
CCDとは、Charge Coupled
Device(電荷結合素子)のことで、銀塩カメラのフィルムにあたる部分。光信号を電気信号に変える、デジタルカメラの心臓部です。300万画素という
のは、光信号を電気信号に変える装置が300万個もあるという意味です。
それでも、独自の存在感を示し、ファンが多かったのは、その軽快な操作性と、いたずらに画素数の多さを
競わず、大きめのCCDで余裕のある絵作りを行っていたためでしょう。
サンヨーファンの一人(だと思う)荻窪圭さんは、MacWIREで「サンヨーのデジカメはどこが他社と違
うのか」ということを詳
しく解説しています。また「DigitalCamara.gr.jp」というサイトを開いてい
るプロカメラマンの山田久美夫さんは、PC Watchでのファー
ストインプレッションや実
写ミニレポートで、特徴を語っていますが、いずれも高い評価を与えています。
あとでまた述べるつもりですが、辻本のデジカメ歴はこれが3代目。初代はあのカシオQV-10(35万画
素)で、買ったのは阪神大震災直後の1995年4月でした。その後、98年4月にキヤノンの
PowerShotA5(85万画素)を購入。それをずっと使ってきました。
今回、新機種購入を思い立ったのは、さすがに85万画素の限界を感じてきたのと、PowerShotA5
のバッテリーの持ちが悪いこと、シャッターのタイムラグが長いことなどのためです。買い換えるにあたって、
まず候補にのぼったのが、キヤノンのIXY DIGITAL300でした。
新機種を選ぶための基準としては次のような点を考えていました。
1)大きさはPowerShotA5程度か、より小さいもの。
2)画素数は211万画素クラスで十分。
3)動画撮影機能はあまり使わないが、あったほうが楽しい。
4)スマートメディアは嫌いなのでCFカード使用機に限る。
5)メニューの階層が深いのは避けたい。
6)レンズは単焦点でもズームでもいい。
7)できるだけ広角レンズが望ましい。
8)電池は緊急時のことを考え単三アルカリが使えるのが良い。
9)USBストレージクラスが望ましい。
その後、IXY
DIGITAL200も発表されたので、質感の高い両機種を比較検討していました。200が有利な点は、小さく軽いことと価格が安いこと。300の有利な
点は、メニューが練られて使い易くなったらしいこと。PowerShotA5はメニューの階層が深くて、露
出補正などが使いにくかったので、200のメニュー構造は300よりは深いとは言っても、
PowerShotA5よりは改善されているだろうと思い、200に気持ちが傾きかけていました。
そんなときに、このMZ-1が発表になったのです。比べてみると、大きさはIXY
DIGITAL300とほぼ同じ。そしてキヤノン両機種は対応していない上の8と9にも対応しています。
もともと辻本はサンヨーのデジカメに関心があり、DSC-SX150を友人に勧めたこともありました。
で、発売日に大きな期待を持ってベスト電器に赴きました。
ちなみに松山市の大型店としてはヤマダ電器が最大ですが、郊外型店舗のため車で行く必要があります。これ
に対してベスト電器は都心にあり、会社からも徒歩でいける場所でした。
そして無事、初日に並んでいるMZ1と対面。思ったより小さく格好良かったので、即、購入しました。
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