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★☆  広島電鉄の「駅前大橋ルート」に乗りました! ☆★
(2025 年11月22日)
 
在りし日の猿猴橋町電停、荒神橋を渡る電車、旧広島駅乗り場
(2024年12月20日、25年5月16日、7月17日)

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  <広島駅2階コンコースにある広島電鉄乗り場。ひっきりなしに電車が発着する>
(青い枠がついている画像は、クリックすると拡大画像が開きます)

1) 駅ビルの2階に路面電車が乗り入れ!
  

このイラストは広島電鉄の特設ホー ムページからお借りしました。
今年8月3日、広島駅の駅ビル2階に乗り入れる「駅前大橋ルート」が開業しました。
昨年から何度も広島は訪問しているのですが、
ようやく開業後に訪れることが出来ました。


乗り場の手前から見たところ。撮影時刻は10時44分。大混雑しています。
本当に改札を出てからすぐです。

最近は路面電車の乗り場を駅に近づけるのが主流になっており、
富山駅でも改札を出ると目の前に電車が停まっています。
富山では路面電車が駅を通り抜けており、
便利さは広島を上回っているかもしれませんが、乗り場はシンプルです。
一方、広島は4面4線の頭端式乗り場で、迫力があります。


近づくと、宮島口行きの乗り場が特に混んでいることがわかりまし た。
外国人観光客も多く、一度に乗れるのかなと心配するくらいで した。
しかし、広島電鉄の路面電車は車体が長く、ドアも多い ので、どんどんお客を収容していました。
駅員や、緑色のビブスを着た案内係も大勢おられました。



乗り場の前には2か所、大きな案内表示がありました。これが優れものです。
左が全駅名入りの路線図と運行系統図。大きくて見やすいです。
次が料 金支払い手段別の乗車、下車案 内。 英語付きで、詳しくて親切です。
その下に乗り換え案内と乗り場案内。
乗り場案内の図が小さいですが、これは実際の乗り場が一目瞭然なので、これでいいでしょう。
次は発車案内。二段に分かれていて、上が1、2、6号線、下が5号線です。
なぜ分かれているかというと、上段の3つの路線は、いずれも都心の八丁堀、紙屋町へ行きますが、
5号線は都心へ向かわずに広島港へ直行するためでしょう。

実際の乗り場も5号線のA乗り場のみ別のホームで、
1号線のD乗り場、2号線のB乗り場、6号線のC乗り場は同じホームです。

つまり紙屋町に行くならば、メーンのホームの3つの乗り場のどれに乗ってもいいわけです。

2)ICOCA は使えるけれど……

10:56発の1号線、広島港行きに乗り、都心へ向かいました。
最後尾から撮影しました。発車すると4本の線路は2本に集約されます。
特徴のある白いH型の支柱が目立っています。
線路の両側の工事中部分には、ペデストリアンデッキの「にぎわい広場」が出来る予定です。
白い支柱はそこを覆う大屋根を支えるためのものです。
南口整備計画の全容については、広 島市のこのページを見てください。

さて、発車は10:56の予定でしたが、電車が入ってきたのが10:57で、発車は11:03でした。
ドアが多いのに乗車に時間がかかるのは、支払い手段によって乗り方が違うためです。

広電はICカードが一本化されておらず、独自の「MOBIRY DAYS」というカードがあります。
これは使う時は、乗る時と降りる時にそれぞれ端末にタッチします。
その代わり、どのドアからでも降りることができます。

ICOCAやSUICAなどの交通系ICカードと現金は、乗車時のタッチが不要ですが、
端末は運転席と、車掌のいるドアにしかありません。
この仕組みは先の案内板に詳しく書かれているのですが、
理解していない人が乗る時に戸惑っていて、時間がかかりました。

 
左がMOBIRY DAYSの端末。下部がICカードのタッチ、中央はQRコード用です。
右が交通系ICカード用の簡易端末。料金収受箱に取り付けられています。
写真は運転士、車掌の操作画面がわから見たところで、
端末の頭部、ICOCA色のシールが見えているところにタッチします。

 
駅を出ると、駅前の城北通り(大州通り)を越える橋のところに、X型の渡り線があります。
左の写真だと、線路の両側が出っ張っていて、橋梁であることがわかります。
そして右の写真、坂道を下っていきます。


こちらは開業前の7月17日に撮影した写真です。
城北通りを越える橋梁部分と、坂道の傾斜がわかります。
先 の広島市のページに、この区間の断面図が載っています。


そして新設された「稲荷町」電停に着きました。ガラス張りの明るい電停です。
写真を撮っている人もいました。
道幅が広いので、このあたりの線路は舗装されていない専用軌道です。
初乗車は、繁華街の入り口、「胡町」で下車しました。
車内は大混雑だったので、最後尾から、早めに車掌がいる出口の近くへ移動しました。
降りる人を見ていると、外国人観光客は、モバイルSUICAの利用が多かったです。
3)線路を見下ろし……、駅を見下ろす

帰りは「紙屋町西」から乗車し、広島駅へ戻りました。
降りる人を見ていると、外国人観光客は、モバイルSUICAの利用が多かった です。
広島駅の電車乗り場の前には、大きなツリーが飾られていました。
電車乗り場のところは、2階、3階が吹き抜けになっており、
3階のテラス部分から乗り場を見下ろすことができます。
しかし、その前に駅ビルの屋上へ向かいました。

 
少し上の、7月に写した駅ビルを望む写真を見てください。
屋上からだと渡り線部分が見えず、左側の茶色いビルのガラスの手すり部から見下ろしました。
左は、宮島口行きの最新型5200形が、長い車体をくねらせて渡り線を通過しています。
向こう側では、6号線の江波から来た700形が、5200形の通過を待っています。

右は視線を前方に向けたところです。次の「稲荷町」電停が見えています。
「稲荷町」の手前が微妙に逆S字カーブになっています。停車中の電車も見えます。


今度は3階のテラスから乗り場を見下ろします。まず正面から。トップの写真とほぼ同じ場所です。
手前の中央には案内板ではなく、大きなモニターが様々な映像を流していました。


向かって左側のテラスに移動しました。長い行列が出来ています。
両側のテラスは階段状になっており、座って電車の発着を眺めることが出来ます。
写真を拡大すると、大勢の人が座っていることがわかります。


最後は正面のテラスの右端に移動しました。
広島港からの1号線の電車が到着しました。5100型グリーンムーバーマックスです。
先ほど見下ろした5200型グリーンムーバーエイペックスとは、前照灯付近の形状が異なっています。
右端は降車専用ホームで、記念写真を撮っている人の姿も見えました。
宮島口行きのブルーの電車は、宮島線の主力、3950形です。

4) 在りし日の「猿猴橋町」電停(2025 年5月16日撮影)

今年5月16日、新 しい松山駅を体験した後、高速船で広島へ渡り、広島港か ら2号線に乗りまし た。
そして広島駅の手前、「猿猴橋町」で降り、往き来する電車を撮影しました。
8月2日にはこの区間が廃止になるため、唯一無くなる駅の風景を残しておくためです。
上は「猿猴橋町」に到着するところです。50mm相当での撮影ですが、広島駅はすぐ先に見えます。


次々と電車がやってきます。手前は江波からの800形。電停に停車中は宮島口 からの5100形です。
ラッシュ時は広島駅到着が渋滞するので、ここで降りる人も多かったそうです。
向こうから来たのは3950形。LED表示は写真に写りにくいのですが、宮島口行きでしょう。



こちらは少し離れた場所から300mm相当の望遠レンズで狙いました。
広島駅乗り場に進入するのは5100形。乗り場で電車を待つ人が並んでいるのもわかります。
「猿猴橋町」電停に来たのは5号線の広島港行き700形です。
広島駅にこんなに近い電停ですが、乗車する人もそれなりにいました。


最後は連接車3タイプのそろい踏みです。
手前が最新の5200形、中央が1000形グリーンムーバーLEXです。
5100形、5200形は全長30mですが、1000形は18.6mなので、すべての路線で運行できます。
こちらに来るのが3800形。広電初のVVVFインバータ制御で、回生ブレーキ付きです。

互い違いに配置された電停の間の交差点を左へ向かうと、猿猴橋があります


猿猴橋の上から、「猿猴橋町」の電停方面を見たのがこの写真です。
通過しているのは単車の800形です。信号待ちの車がちょっと邪魔をしてしまいました。
5) 荒神橋を渡る姿も、もう見られない(2025年7月17日撮影)

2024年12月に猿猴橋の全景を撮影した時、ひとつ下流の荒神橋を渡る電車 も写っていました。
このため25年7月17日には改めて猿猴橋から荒神橋を狙いました。
渡っている連接車は、行き先表示がLEDのようなので3900形でしょうか。


直前の写真の約40秒後、後ろから単車の700形が追いついてきました。


こちらは荒神橋の西詰め側、的場町交差点の信号待ちをする700形です。
背景の超高層ビルは、左が広島駅前の「シティタワー広島」。広島で最も高い52階建て197.5mです。
右側が「グランクロスタワー広島」で、46階建て166mのタワマンです。いずれも2016年完成です。


西詰めの親柱の手前から、西進する1000形を撮影。
「走る美術館 HIRODEN ART TRAM」と記されています。白い電車は珍しいです。
1939年架橋(1940年説もあり)なので、親柱の銘板には「くわうじんばし」と刻まれています。
建設した清 水建設のページにある写真を見ると、建設当初は親柱上部の円柱の間に照明がありました。



こちらは下流側から橋の全景を見たところです。渡っているのは3950形で す。
荒神橋は長さ80m、幅20m。これまでは軌道+2車線でしたが、廃線後は4車線になるようです。

6) かつての広島駅乗り場(2024 年12月20、21日、2025年7月17日撮影)


最後に、以前の広島駅乗り場を紹介しておきます。これは今年7月17日の撮影。
背後に「駅前大橋ルート」の特徴的な支柱が見えています。
乗り場は長い1面で、前方が1、2、6号線。後方が5号線です。
新しい乗り場の配置も、これまでの乗り場の配置を引き継いでいることがわかります。



乗り場の前方を見たところです。これは2024年12月21日の早朝に撮影しまし た。
不鮮明ですが、こちらの案内板に は、乗り場とホームの形状が描かれています。


乗り場の行き止まり側を見たところです。
こちらは12月20日夕方の撮影で、背後の「駅前大橋ルート」にはまだ架線がありません。
左側2本で乗客を降ろした電車は、手前に進んできて1、2、6号線の乗客を乗せます。
右端の線路は5号線専用で、降車のあと、そのまま乗車が可能です。


こちらは乗り場の先頭側です。横断歩道があります。
ひとつ前の写真で降車ホームに停まっていた緑色の3950形が、乗り場でお客を乗せています。


上の写真の位置から、「猿猴橋町」電停を望んだ写真です。これは7月17日撮影で す。
50mm相当のレンズで写していますが、やはりすぐ近くです。
手前の電停までの距離は直線で約80m、向こうの電停まで約135mです。
突き当たりの三差路を右に曲がったところが荒神橋になります。


最後に、最初に紹介した広電のページの地図に加え、もう1枚お借りしました。
荒神橋を渡ったところにある「的場町」と「段原一丁目」の電停がある区間は、現在休止中ですが、
2026年春には新しく「循環ルート」として復活する予定です。
今回は、「駅前大橋ルート」の南側、「松川町」電停部分も乗っていないので、
合わせてまた乗りに行かないといけません。
今回の、広島電鉄の新旧の姿の紹介は、以上で終わりです。 

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