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2021年1月8日更新

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2021年10月16日更新


★2021年12月1日(水) 「世界大百科事典日本地図」のその後 地図が好き (5)
 平凡社の「世界大百科事典」は何度も改訂や新装版があり、全巻が そろうまで数年かかる場合もあるため、そ の歴史は複雑です。「○○年版」というのは刊行開始の年を示し、地図帳は遅れて刊行される場合が多いよ うです。各種資料を整理すると、戦後の基本的な発行歴は次の 通りです。
 ▽1955年版(全32巻)▽1964年版(全26巻)▽1972年版(全35 巻)▽1984(85?)年版(「大百科事典」全16巻)▽1988年版(全35巻)▽2007年版(全34巻)
 前回紹介したのは1964年版(日本地図は68年)と72年版(75年に出たカスタム版)。今 回紹介するのは写真の左側、88年版日本地図(発行は1991年4月20日)です。
 右側は87年8月20日発行の「スタンダードアトラス日本」。 同時期なので一緒に紹介します。
 1988 年版が以前の版と違うのは、分県図の縮尺。下の表の通り、大縮尺になり、北海道も同じ縮尺です。 スタンダードアトラスはさらに大縮尺で、文字も大きいため、とても見やすいです。デザインも、平野部に緑色を使った一般的なものになりました。
 左の写真は北海道で、右は東京都周辺。ともに上が88年版、下がスタンダードアトラスです。
 スタンダードアトラスの大縮尺では、人口密度の低い北海道ではスカスカに 感じられます、東京のような大都市圏ではこれくらいが必要だと思えます。
(発行年)
世界大百科事典 (1969) 世界大百科事典(1976) 世界大百科事典(1991) スタンダードアトラス(1987)
分県図
1/60万(北海道1/120万)
同左
1/50万
1/32万
地域図
1/15万
同左
1/15万(北海道1/25万)
1/9.6万(北海道1/16万)
市街図
1/3万(北九州1/6万)
同左
1/2.5万
1/1.6万
索引
202ページ
150ページ
160ページ
144ページ
便覧
国立・国定公園一覧、国道・国鉄線名一覧、難読地名一覧(別冊)
消滅市区町村名一覧、国立・国定公園一覧、国鉄線名一覧
都道府県と旧国名図、市町村区分図、 県勢一覧、各地の気温・降水量、高速国道とおもな一般国道、JR鉄道路線
日本の基本データ、県勢一覧、高速国 道とおもな一般国道、JR鉄道路線、国立・国定公園、特別天然記念物
目次
 市街図も 大きく変わりました。左の写真は神戸市で、左側が88年版、右側がスタンダードアトラスで す。どちらも大変個性的です。道路は輪郭線を使わない「白抜き」で、市街地の色遣いも暖色系が多いな ど、パステル調とも言えるこれまでにないスタイルです。専門家の間でも評判になっていた記憶がありま す。好き嫌いが分かれるかもしれません。
 またスタンダードアトラスの1万6000分の1という縮尺も、地図帳では珍しい大縮尺です。ただ88 年版の2万5000分の1も、以前よりは大縮尺です。神戸は2ページになり、掲載範囲が広がりました。
 以前の版 の市街図は、札幌、仙台、東京、横浜、名古屋、京都、大阪、神戸、広島、北九州、福岡の11都市だった のが、88年版とスタンダードアトラスは都道府県庁所在地すべての47都市になりました。
 左の写真は左側が88年版で、基本は1ページに2都市を掲載。仙台と千葉は1ページ扱い、札幌、横 浜、名古屋、神戸、広島、福岡は2ページ扱い、東京、京都、大阪は4ページ扱いです。
 右側はスタンダードアトラスで、基本は1ページに1都市。札幌、仙台、千葉、横浜、名古屋、奈良、神 戸、広島、福岡、長崎、那覇は2ページ扱い、東京、京都、大阪は4ページ扱いです。88年版と比べると 奈良、長崎、那覇の 扱いが良くなりました。ゆったりと見やすい反面、大津は大半が琵琶湖 の湖面になってしまいました。
   88年版とスタンダードアトラスは、縮尺を除けば似たような構成ですが、相違点は「地域図」にありま す。右の写真は猪苗代湖と磐梯・吾妻地域です。このように観光地としてひとまとめにされる範囲が、うま く見開きページに収まっています。
 掲載地域は上の「目次写真」を見てもらえばわかりますが、主要な観光地が多く選ばれています。北海道 以外は縮尺が15万分の1でそろっているので、距離やエリアのスケールを比べることができます。

 このように分県図の大縮尺化、地域図の充実、市街図が全都道府県庁所在地を網羅と、88年版の世界大 百科事典日本地図は、A4判より少し小さい中型地図としては、大変充実した内容だと思います。
 「大百科事典」と名前が異なっていた1984年版と、現時点では最新の「世界大百科事典」である 2007年版の日本地図も興味がありますが、手に入れていません。今後の課題です。
 また平凡社の地図製作部門が独立した平 凡社地図出版は、ユー キャンの通販商品「日本大地図」 も手がけており、世界大百科事典世界地図の流れにあります。これについてもまた紹介する予定です。
 【12月5日】写真を入れ替え、本文を手直ししました。
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パリの地図帳が好き 地図が好き(1)(2013年10月6日)
新しい1/1万地形図「松山」(2001年8月16日)
★2021年 11月28日(日) 久しぶりに美術 展へ 「メトロポリタン美術館 展」
 コロナ禍 で美術展とも長らくご無沙汰だったんですが、ようやく状況が改善されてきたので、大阪市立美術館で開か れている「メト ロポリタン美術館展」へ 行ってきました。
 ネットで1時間ずつの時間指定でチケットを事前購入。だから空いているかと思ったけれど、日曜日なの で思ったよりも混雑していました。入り口は行列です。みんな待ちわびていたのかもしれません。
 メーンのビジュアルはカラヴァッジョの「音 楽家たち」。チケットにも採用されています。日本初 公開とのことです。この展覧会では、 65点の展示作品のうち46点が日本初公開です。
 最初の部屋は小さい作品が多かったので、ちょっと期待外れでしたが、だんだん見ごたえのある作品が出 てきました。クラーナハ(クラナッハ)の「パリスの審判」や、フェルメールの「信仰の寓意」などは人だ かりが目立っていました。
 辻本が見 たかったのはジャン=レオン・ジェロームの「ピュ グマリオンとガラテア」です。(作品のアップはこちら)。想像していた のよりは小さい絵でしたが、彫刻が生身の人間に変わってゆく途中の姿がリアルです。絵はがきも買いまし た。この話はオードリー・ヘプバーン主演で映画になった「マイ・フェア・レディ」の元ネタです。
 右の箱は、メトロポリタン美術館の内部の様子をイラストにしたジグソーパズル。作るのが楽しみです。
 関連記事はこちらにあります。
サロメに再開 「ギュスターブ・ モロー展」 (2019年9月8日)
★2021年 11月14日(日) 「冬物語」の季 節到来 サッポロビールが好き (5)
 すっかり 冬の風物詩になった感があるサッポロビールの「冬物語 2021」が発売されています。 1988年に最初に発売され、もう34年目になるんですね。毎年違うデザインが楽しみで、缶を残してい たこともあります。2016年からはあまり変わっていなかったんですが、今年は大きく変わりました。
 中央の2本は、ファミリーマート限定の「至 福のコク」です。ビアサプライズシリーズの第9弾で す。
 右端は黒ラベルの限定醸造版「黒 ラベルエクストラモルト」です。通常の黒ラベルより 麦芽の量を増やしてアルコール度数も少 しアップとのこと。いずれもこれから飲みますが、楽しみです。
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今年の夏の限定版        (2021年6月13日)
「北海道限定」を再び    (2020年8月10日)
ビヤホールの味 「達人の生」(2020年1月12日)
サッポロビールが好き    (2019年6月22日)
★2021年 11月9日(火) 「中年探偵の青 春小説」 樋口有介さん死去
 10月 23日に作家の樋口有介さんが沖縄の自宅で亡くなられました。ご冥福をお祈りします。71歳でした。
 樋口さんの小説44冊のうち、文庫になっている41冊はすべて買って読んでいます。左の写真は、その うち手元にある29冊です。
 最上段の左から7冊は、「柚木草平シリーズ」です。妻、娘と別居している中年の元刑事の物語なんです が、出てくる女性はすべて美女か美少女。似たような話ばかりですが、面白くて好きでした。
 東京創元社の「お 知らせ」によると、柚木草平シリーズ完結編の構想中 だったそうで、残念です。読みたかった ですね。
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さいとう・たかをさん死去(2021 年10月1日)
安野光雅さん死去(2021 年1月22日)
大林宣彦監督死去(2020 年4月12日)
宮脇俊三さん死去(2003 年3月4日)
★2021 年 11月2日(火) 52年前の日本 の姿 「世界大百科事典日本地 図 」 地図が 好き(4)
 コロナで 旅行に行けないため、地図ばかり見ています。
 左の地図は神戸市街地ですが、ちょっと違和感がありますね。そう、ポートアイランドがないし、新幹線 の新神戸駅もない。阪神高速もつながっていない。その代わり路面電車の路線が描かれています。兵庫駅前 に山陽電鉄が見えます。
 これは1969年5月20日発行の平凡社「世界大百科事典日本地図」初版第5刷掲載の「神戸主要部」 です。
 右側は1976年1月30日発行の第8版第5刷です。6年8か月後ですが、大きな違いが見られます。
  Googleマップに代表されるネット地図の進歩と、カーナビの普及で、書籍の地図帳にとっては厳しい 時代で す。ただ、ネットの地図は現在の状況を見るには便利ですが、過去の状況がわかりません。昔の地図帳は、 過去の姿を記録してくれています。特に1970年前後に路面電車の多くが姿を消したので、60年代の地 図は貴重です。
 平凡社の「世界大百科事典日本地図」は1968年2月、「同世界地図」は同年4月、1967年末に本 巻23巻が完結した改訂新版「世界大百科事典」の別巻として発行されました。本書の前書き「刊行にあたって」を 読むと、その経緯がよくわかります。
 地図帳は毎年修正されてきましたが、4年後の1972年4月、世界大百科事典が全面改訂されたのに 伴って別巻の地図帳も全面的に新しくなり、日本地図と世界地図が1冊になりました。
 右の写真の左側2冊が1969年版。右側は1976年版で、ソフトカバーを採用した「カスタム版」で す。
 1969 年版には、廃止された鉄道が多く掲載されています。上の写真の左では石川県の山代温泉、山中温泉へ向か う北陸鉄道が見えます。国鉄の北陸本線から分岐して福井県の芦原温泉に向かう三国線もあります。拡大す るとさらに多くの私鉄線が確認できます。右側の 東京駅付近では、都電が縦横に走り、首都高速の路線はまだ限られています。
 69年版と76年版を並べたのが左の写真(右が69年版)。76年版の前書きで 「読図しやすい色調を新たに工夫」とありますが、平野部に緑色を使わない76年版は珍しい色遣いだと思 います。
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100年前の日本の姿 大正7年版「鉄道旅行案内」 ガイドブックが好き(6)(2019 年6月29日)
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Times Atlasが好き 地図が好き(2)(2015年9月15 日)
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パリの地図帳が好き 地図が好き(1)(2013年10月6日)
新しい1/1万地形図「松山」(2001年8月16日)
 


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