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★2017年10月29日(日)
国宝が好き
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先日、京都国立博物館で開催中の特別展覧会「国宝」を
見てきました。左はそのお土産です。
上は土偶のチケットホルダー。左から「縄文のビーナス」「仮面の女神」「縄文の女神」です。このチ
ケットホルダーは、別々に撮影した写真を並べているので、高さがそろっていますが、現物は右の「縄文の
女神」が一回り背が高いです。
下は京都国立博文館の所蔵品を紹介するトランプ。中央は雪舟の「天橋立図」。国宝展では雪舟の国宝全
6件が並びました。
1897年(明治30年)に開館した同館は今年が120周年。またその年は、現在の文化財保護法につ
ながる「古社寺保存法」が施行された年でもあります。国宝展は、この2つを記念した展覧会で、10月3
日から11月26日までを4期に分け、計210件の国宝が並ぶことになりました。
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「縄文のビーナス」と「仮面の女神」
は、ともに長野県茅野市で見つかっており、同市の尖
石縄文考古館の収蔵品です。「仮面の女神」は国宝に指定されたのが2014年と新しく、同
館では1995年指定の「縄文のビーナス」と国宝が2点並ぶため、大きな話題となりました。
右の写真は2014年、国宝指定直後に同館を訪れた際に撮影しました。ここは館蔵品については写真撮
影が可能なんです。地方都市の小さな博物館ですが、よく賑わっていました。最近、美術館、博物館で写真
撮影ができるところが増えてきているのは、ありがたいことです。
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辻本
は、宇治の平等院の近くで生まれ育ったので、子供の頃から国宝や文化財には関心がありました。このため
「芸術新潮」の創刊40周年記念特別号である1990年1月号「永久保存版 国宝」も、ちゃんと購入し
ています。この中で、平等院鳳凰堂は「最高密度の国宝空間」として紹介されています。この特集は後に、
新 潮社の「とんぼの本」シリーズの1冊として単行本化されています。
右は最近買った「国宝の地図帳」です。国宝は毎年増えており、芸術新潮の特集の時は1034件でした
が、2014年3月発行の「地図帳」では1089件に。現在では文
化庁のHPによると1101件です。
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★2017
年10月19日(木)
乗りました!京阪プレミアムカー
10月
17日(火)、京
阪電車の「プレミアムカー」に乗ってきました。今年8月20日に登場した京阪初の有料車両
で、特急に1両だけ連結されています。
乗ったのは出町柳15時28分発の淀屋橋行き特急1505号。右の写真でドアの鳩マークがぼけている
のは、乗客降車後にいったんドアが閉まる瞬間を写したためです。手が見えているのは、専属アテンダント
さんです。
平日の換算時間帯だったので、乗り込んだときは貸切状態。シートは2+1で14列。2席分が荷物置き
場と乗務員コーナーなので、定員は40人です。シートは背もたれが高くてリクライニングが深く、座席間
隔も広いですが、クッションは硬めでした。京阪特急のふかふかシートが好きなので、もう少し柔らかいほ
うが好みです。
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窓は広いですが、一般的な特急用車両を改造しているので、窓枠と座席の配置が一致していません。この車両はドアが1か所なので、もう1か所のドアだった
部分は窓枠が太いです。左の写真で手前から4つ目の窓の両側がそうです。このため大阪方面行きだと10
番の列は、もろに顔の横に太い窓枠が来るので、座席を指定するときは注意が必要です。
指定席は改札横の専用窓口で購入。発売されるとアテンダントの端末に表示されます。シートバックには
テーブルが付いており、車内の案内が書かれていました。肘掛けにコンセントがあるので、パソコンを使う
には便利です。
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★2017年9月30日(土)
ガイドブックが好き(3) 鉄道旅行案内
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「ガイドブックが好き」シリーズは、これまで海外の本を紹介してきましたが、今回は日本の戦前の本「鉄道旅行案内」です。
写真の左上が大正10年(1921年)10月発行の初版、左下が大正13年(1924年)10月の増
補修訂版、右は昭和11年(1936年)3月発行の新版です。
左の2冊は、大正から昭和にかけて活躍した鳥瞰図絵師・吉田初三郎によるパノラマ地図が多数収録され
ていることで知られています。ただし大正10年版には彼の名前は記されていません。この本は評判を呼ん
で大いに売れ、3年後に出た新版には「挿入の図絵は吉田初三郎氏」と明記されました。
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右は大正
13年版の巻頭にある「例言」(前書き)です。旧字体の漢字が多くて読みにくいですが、何とかわかりま
す。拡大して読んでみて下さい。
丁寧な言い方の中に、少し「上から目線」が感じられるのは、この本が鉄道省というお役所が編集し、自
ら発行しているという事情によるものです。ただし奥付には「博文館に翻刻発売させることとしましたから
(中略)一般書店でお買い求め下さい」とあるので、「発行・鉄道省、発売・博文館」という形です。
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右は「例言」の2ページ目。ここに「挿入の図絵は吉田初三郎氏
に委嘱して、その労を煩わしたものである」と書かれています。
大正10年版の挿絵は鳥瞰図90点、浮世絵風の挿絵17点の計107点。13年版は鳥瞰図102点、
挿絵28点の計130点。すべてが新たに描かれています。同様の構図もありますが、まったく新しい図も
多数含まれています。
下の写真は箱根の鳥瞰図。下の13年版では強羅周辺を中心に開発が進んでいることがわかります。
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右は神戸
付近の鳥瞰図。上の大正10年版では、神戸港に突堤はなく、市街地もわずかですが、下の13年版になる
と突堤と臨港線が描かれ、市街地も大幅に拡大しています。
わずか3年の違いとは思えません。10年版については、9年に鉄道省から依頼を受け、弟子とともに5
か月間の写生旅行を行ったと言われていますが、神戸についてはもっと以前の写生をもとにしているのでは
ないでしょうか。
また13年版は全体的に文字が大きくなっており、ずいぶん読みやすくなっています。これは縮小印刷の
経験を積んだからでしょう。 |
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関連記事は以下にあります。
・大
正13年版掲載の東京 駅の挿絵(2015年8月21日)
・立命館大の平田剛志さんによる「鉄道省編『鉄道旅行案内』諸般の比較研究」
・ガ
イドブックが好き(1)「望遠郷」(2013 年8月11日)
・ガイドブックが好き
(2)「Eyewitness Travel Guides」(2016年6月29日)
★2017
年9月15日(金) 青い万年筆が好き
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6月10日にウォーターマンの万年筆のことを書きました。ウォーターマン以外の万年筆もやっぱり青色が多く、このほど10本になりました。
名前は上から次の通りです。
▽デルタ・マリーナグランデ
▽モンブラン・ノブレス18140
▽パーカー・デュオフォールドデミ
▽プラチナ・#3776センチュリー シャルトルブルー
▽パイロット・カスタムヘリテージ92
▽セーラー・プロフェッショナルギア スリム
▽セーラー・アダム&イヴ
▽スティピュラ・パッサポルト
▽日経アソシエ特製万年筆
▽某化粧品のおまけ万年筆
いろんなメーカーがあり、形も様々。それぞれに思い入れがあります。デュオフォールドデミは短いの
で、常用しています。
上から6本は金ペン。18金と14金が混ざっています。アダム&イヴも金ペンのようですが、違うかも
しれません。下の3本はスチールのペン先。おまけの2本も、見た目はなかなか立派です。
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関連記事は以下にあります。
・ウォーターマンの カタログ(2017年6月13日)
・ウォー
ターマンが好き・ その2(2017年6月10日)
・青いインクが好
き(2016年 2月13日)
・ウォー
ターマンが好き・ その1(2009年10月11日)
・万年筆
が好き(2009 年2月22日)
★2017
年9月10日(日) 走行距離50万km達成
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報告が遅くなりましたが、8月27日に、辻本のマイカーの走行距離が通算50万kmを超えました。7
台の車で36年余りをかけての記録です。
内訳は下の表の通り。最初のシビックの購入日が、現在手元にないので、表が不完全になっているのが残
念です。【2024年9月16日・追記】
シビックの購入日がわかったので、表を修正しました。
2番目のSA22C(左の写真)と、6番目のFD3Sでそれぞれ10万kmを超え、3番目のFC3S
も8万kmを超えています。セブン3世代で、50万kmのうち29万2998kmを稼ぎました。
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メーカー
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車種
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走行距離
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使用期間
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使用日数
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ホンダ
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シビック 1200 GT
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66,302
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1981/06/17〜1983/03
/28
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650
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マツダ
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RX-7(SA22C) GT
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110,322
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1983/03/28〜1986/03
/08
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1,077
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マツダ
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RX-7(FC3S) GT-R
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80,892
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1986/03/08〜1993/01
/09
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2,499
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マツダ
|
ファミリア1800 GT
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34,512
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1993/01/09〜1995/12
/18
|
1,074
|
マツダ
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ランティス クーペ TypeR
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52,015
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1996/01/12〜2002/08
/22
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2,414
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マツダ
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RX-7(FD3S) TypeR バサースト
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101,784
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2002/08/22〜2011/07
/07
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3,242
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マツダ
|
RX-8 TypeRS
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54,825
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2011/07/10〜2017/08
/31 |
2,245
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最初の2
台の時は鳥取県に住んでいたので、毎年3万km以上走っていましたが、最近は年間1万km以下が続いて
います。4番目のファミリアの距離が少ないのは、もらい事故のためです。このため、次のランティスとの
乗り継ぎには年末年始をはさんで24日間の空白が生じています。
右の写真は現在のRX-8。フロントウインドウには日よけをつけています。
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関連記事は以下にあります。
・マツダが好き
・マツダ車
に乗り続けて30年(2013 年2月17日)
・RX-
7からRX-8へ(2011 年10月8日)
・RX-
8試乗(2003 年5月10日)
・ラン
ティスからRX-7へ(2002 年8月23日)
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