Home

▽ お城めぐり

▽日本 のあちこち
 伊那と山梨の桜
 
さよなら500系 のぞみ
 苗代 桜と下呂の桜
 
日光滝めぐり
 
横浜の建築と産業遺産
 
「あ さかぜ」「さくら」
 
三 井寺の夜桜
 
坂の 町・金沢
 
石鎚山登山記録
 
海から見たしまなみ海道
 
来 島海峡大橋塔頂体験
 
ワ ンダーランド手柄山
 
灘の けんかまつりルポ
 
姫路の 地名

▽Mac のある生活

▽ 好きなもの色々

▽ リンク

▽過去の日記

 
★ 伊那と山梨の桜めぐり(2010年4月10、11日)
(その2)

(2000年の風雪に耐えてきた神代桜。その幹とは対照的に可憐な花を着けてい る)

4)気高く咲く(山高神代桜)

 2日目のメーンは、三春の滝桜、根尾の淡墨桜とともに日本三大桜と呼ばれる「山 高神代桜」。 高遠とは南アルプスを挟んで反対側、山梨県北杜市武川町の実 相寺境 内にあります。実相寺は神代桜だけでなく、多くの桜があり、黄色い水仙も満開でした。上の写真、中央 の人だかりがしているところに神代桜が ありま す。
 神代桜の全景。1959年の台風7号で主幹が折れてしまったため、しゃがみ込んで両腕を伸ばしたような形です。根元周 りは11.8m、高さ10.3m、 枝張りは東西17.3m、南北13.0mです。1922年(大正11年)の計測では、根元周り13.5m、高さは不明、 枝張りは東西27.0m、南北 30.6mもあったそうです。
 桜の横の説明版に昔の写真がありました。明治40年の写真を見ると、今とは全く違い高々とした樹形だったことがわかり ます。江戸時代からすでに有名だっ たようです。
 1922年には桜として初めて国の天然記念物に指定されています。シーズンには寺の横に臨時駐車場が設けられ、地元の 人たちが特産物を売る店がでるな ど、多くの人たちで賑わいます。北杜市にはこのほかにも多くの桜名所があり、ゆっくり訪ねてみたい町でした。
5)ひとり咲く(王仁塚の桜)
 北杜市の南、韮崎市にある王仁塚の桜は、全国的な知名度は神代桜と比べものになりませんが、1本桜として最近人気上昇 中です。上の写真のように、山裾の 開けた風景の中にあり、遠くからでもよく目立っています。シーズンになると、県道脇に臨時駐車場もできます。上の写真は 東側の県道側から見たところです。 写真ではあまり目立ちませんが、後ろに高圧電線があるのがちょっと邪魔です。
 こちらは南側から見たところ。曇り空ですが、一瞬、陽が差したところです。バックが青空だとひときわ美しく、ポスター になるところです。晴れていれば背 景に八ヶ岳を写し込むことも可能です。満開は過ぎていましたが、まだまだ見頃でした。
 説明版によると、樹齢300年のエドヒガンで、幹周り3.4m、高さ17m、枝張り23mです。塚は古墳で、日本武尊 の王子、武田王が葬られていると伝 えられているそうです。
3)厳かに咲く(久遠寺の枝垂れ桜)
 最後は、東名高速で帰るため、静岡県へでる途中に寄った身延山久遠寺の枝垂れ桜。枝垂れ桜としては全国的に有名な桜で す。残念ながら、ここも山梨県とは 言え、さすがに静岡に近いだけに開花は早く、すでに満開から1週間、見頃はとうに過ぎていました。


日本のあちこちへ戻る