スイス鉄道の旅
2002.08公開
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スイスの機関車 (その1)
Lokomotive
(Brig駅に停車中のRe460 007-8。国鉄マークの入った標準塗色です)
★SBBの主力機・Re460
現在のスイス国鉄を代表する機関車が、上のRe460です。フロントウインドの下に「2000」
とあるのは、スイ ス国鉄が現在進めている「Bahn
2000」計画の中で作られたことを示しています。このためRe460という名前のほか、「Lok2000」と書かれた
りもしています。1992年から 96年までに000から118までの119両が製作されました。
全長18.5m、重さ84.0t、出力6100kW、最高速度230km/h。直線と曲線がうまく組み合わされたボ
ディのデザインは、フェラーリのデザ
イナーとして知られるイタリアのピニンファリーナ氏。さすがというほかありません。大容量のGTOサイリスタ使った
VVVF制御のパワフルなモーターを使
用。しかも台車や動輪がそれぞれに方向を変える最新式の舵取り装置でカーブ通過性能にもすぐれており、山岳路線を含めて
スイス全土で活躍中。特に最新型客
車であるオール二階建ての「IC2000」客車は、この機関車だけが牽引するそうです。またBLSのページに
書いたように、長大編成を推進運 転できるのも特徴です。
それから、全面広告を施した車両が多いのも特徴です。このため模型も非常に多くの種類が出ており、ファンも多いようで
す。模型会社ともタイアップしてる のかな?
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Zurich空港からZurich中央駅に着いたRe460の112-6。フロントとサイドに
「Flugzug(飛
行機列車)」とあり、サイドの下部には国鉄のロゴに並んで「suissair」のロゴが書かれてい
ます。スイスエアーの広告機です。
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こちらはBernでZurich方面への二階建てIC2000列車の先頭に立つRe460の
021-9。フロントと
サイドの赤いマークには「Kambly」とあり、サイドにはビスケットの写真も。ビスケット会社の
ようです。
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Luzernの交通博物館の売店で買ったピンバッジ。リアルに作られています。「スイス鉄道の
旅」のトップページの
タイトルに付けたのの、このバッジです。値段はCHF9.00。ほかにも色々な機関車がありました
が、これが一番格好良かったです。
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Luzern発Bern行きのIR1814列車の先頭に立つPendelzugの制御客車。ド
ライビングカーと呼ぶ
人もいます。ごらんのように正面から見るとRe460にそっくりです。これは二階建て客車ではない
ですが、二階建てIC2000列車の制御客車もよく似て います。
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★その他のSBB機関車
最新鋭のRe460に続いて、一般的なのがRe4/4のII型シリーズ。Rは最高速度110km
/h以上を意味
し、eは電気機関車(正確には集電器を持って電気で動くもの)。4/4は4軸すべてが動輪の意味。スラッシュの前が動
輪、後ろが全軸数です。
Re4/4 IIは重さ80.0t、出力4700kW、最高速度140km/hです。
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7月30日の朝、Zurich駅9番ホームに着いた列車を引っ張ってきたRe4/4
IIの11145。11101から11155までの車両は1964年から68年までに製造され、全
長は14.90m。菱形のパンタグラフです。
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7月28日朝8:15、BaselからMilano行きの列車を引いてLuzern駅7番ホー
ムに到着した Re4/4
IIの11290機。11156から11397までの車両は1969年から85年までの長期間にわ
たって作られ、全長は15.52m。パンタグラフはZ型 です。
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上の左は7月30日朝8:47、ドイツのSingenから481列車を引いてZurich駅10番ホームに着いた
Re4/4
IIの11232。この列車が9:02発のBasel行きIC764列車になります。右はその先頭に立つRe4/4
IIの11212。この3両はすべて同じタイプです。
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これは国鉄唯一の狭軌(1000mm)のBrunig線用のHGe101の966-0。
1989年から90年にかけ
て製造された新しい機関車なので、型式名がRe460のように数字3桁になっていますが、ボディに
は古いスタイルのHGe4/4も書いてあります。
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HGは狭軌のラック式機関車の意味。あとに出てくるFOやBVZの機関車とよく似ています。というか、FOと共同で開
発し、最初に作られた3両はすべて
FOに売却されているようです。BVZのは、少し後から作った改良型にあたるようです。
上の写真は7月27日11:24、Interlaken
Ostから2461列車を引いてLuzernに到着したところ。
★私鉄の機関車
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まずはRhBから。7月23日、Samedan駅に停車中のGe4/4
II型。RhBはラックレールがないので型式にHの字は付きません。I型は菱形パンタグラフです
が、1978年から85年に製造されたII型はZ型です。
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全長12.96m、重さ50.0t、出力1700kW、最高速度90km/h。サイドにはRhBのロゴと、
「Viafier
retika」の文字。これがこのあたりのグラウビュンデン州の公用語であるレト・ロマンシュ語で、「レーティッシュ鉄
道」なのでしょう。サイドの上部に
は州の紋章の山羊(カモシカ?)のマーク。下の右の写真でわかるように、この紋章はフロントにもついています。
左は14:53にSt.MoritzからReichenauに付いたGe4/4
IIIの650。1993年から99年に作られた新型で、II型と比べて角張ったボディーは全長16.00m、重さ
62.0t、出力3200kWとパワー
アップし、最高速度は100km/hに。右はReichenauからDisentisまで乗ったII型の623。
次はFO。左は7月23日、DisentisからAndermatt、Goschenenへとつき合って、
Andermattに戻ったDeh4/4の
54。1972年に51から55まで5両が製造されています。全長16.90m、重さ48.3t、出力1032kW。最
高速度は粘着式の時は 60km/h、ラック式の時は30km/h。
型式のDというのは、荷物室つきの機関車の意味。写真でわかるように中央が荷物室になっていて、自転車が降ろされたと
ころです。このため全長も長くなっ ています。
右は7月24日、AndermattからRealpへ向かう列車の後部で推進するDeh4/4。ナンバーは不明。
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こちらは7月23日夕に、Andermatt駅に停車していたHGe4/4
IIIの108。1985年から90年にかけ、101から108まで8両が製造。全長
14.95m、重さ64.0t、出力1932kW。最高速度は
Deh4/4と同じで粘着式60km/h、ラック式30km/hです。
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最後は7月26日朝の9:33、ZermattからBrigに到着したBVZのHGe4/4
II。こちらは1990年に1から5まで5両が製造されています。全長14.78m、重さ
64.0t、出力1932kWは上のFOのHGe4/4
IIIとほぼ同じですが、最高速度は粘着式で90km/h、ラック式で35km/hと向上していま
す。
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以上のデータは、交通博物館の売店で買ったスイスの機関車のポケット図鑑「Triebfahrzeuge der
Schweiz」(Minirex社、1999年発行)を参考にしました。
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