スイス鉄道の旅
2002.08公開

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港 の見える街から
(辻本のホームページ)



フルカ・オーバーアルプ鉄道(FO)


Furka Oberalp Bahn
(その2)

2003年1月より「マッターホルン・ゴタルド鉄道」に。
Matterhorn Gotthard Bahn



(FOの列車から見下ろしたAndermattの集落)

★Andermattへ

 急なカーブを繰り返してどんどん下っていくと、眼下にAndermatt(アンデルマット)の町 が広がっていま す。小さな町です。右手が駅。支線が右下方面へ別れていき、構内はなかなか広いです。画面の左端あたりが町の中心部にな ります。
 ようやくAndermatt駅に到着。Oberalppasshohe(オーバーアルプパスヘーエ)の手前の Tschamut-Selva駅で対向列車 が遅れていたため約10分の延着でした。ホームは駅舎側の1線と島式ホーム1面2線。
 駅舎は近代的な感じで、あんまり風情はありませんでした。ここもReichenau駅と同じく、レストランのテラス席 が設けてありましたが、閑散として いました。

★Oberwaldと自動車搬送

 7月24日は朝の9:40にAndermattを出発し、Realp(レアルプ)からDFBに乗りました。そして Gletsch(グレッチュ)から黄色 いポストバスに乗り継いでOberwalt(オーバーヴァルト)に着いたのは12:50。そのままFOに乗ってフルカ・ ベーストンネルをくぐっていたら、 10:11に到着することになります。トンネルの時間短縮効果は絶大です。
 フルカ峠は道路もカーブが多く、特に冬季は通行が困難になることもあり、フルカ・ベーストンネルは自動車を貨車に積ん で運ぶシステムが行われています。 スイスでは何か所かで行われていますが、ここではその様子を間近に見ることが出来ました。

 駅の表側にはこんなゲートが設けられています。車を貨車に積み込むには、右側のゲートから入るわけです。遮断機 のところには、高 速道路のゲートのようにチケットの自動販売機のような仕組みがありましたが、この時は使われておらず、かわりに「チ ケットは駅の窓口で買ってください」の ような表示がありました。夏場はそれほど利用者が多くないのでしょう。

 ゲートをくぐった車はそのまま前方へ進むと、自然と貨車の横から乗り込むことになります。 貨車には茶色い屋根がつい ています。この写真では車が2台見えていますが、貨車1両に数台くらい積み込めるようです。

 さて、この駅からは14:06発の氷河急行に乗り込みました。FOの路線はまだ続きますが、続きは氷河急行のページに。


Furka Oberalp Bahn

最初の開業年月日

1914-06-30
(Brig - Gletsch)

全長

約100km(支線含む)

軌間

1000mm

最急勾配

110パーミル(本線)

ラック型式

一部アプト式

ホームページ

www.fo-bahn.ch/


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