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★2018年10月26日(金) 「平成時
代最後」のCDプレーヤー
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今年1月
に、アナログレコードの復権に続いて、カセットテープも注目され始めていると書きましたが、今やCDも過去のメディアだという声も聞
こえています。
もちろん、CDは現役のメディアなんですが、音楽CDは購入してパソコンに取り込むと、あとは棚で
眠ったまま・・・という人が多いそうです。確かにそうかもしれません。そんなCDを、回っている状態を
確かめながら音楽を楽しもうというプロジェクトが、左の写真。
Amadana Music CDプレーヤー「C.C.C.D.P.」です。AVウォッチの紹介記事を見て、プロジェクトのページを開きました。クラウドファン
ディングで製作するようです。CDが過去
のメディアかどうかはともかく、プレーヤーは美しいです。そして先着200人は約25%オフの
9,800円とのこと。しばらく迷っていましたが、どんどん支援者(購入者)が増えていくので、思わず
ポチってしまいました・・・・・・。届くのは来年3月です。
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★2018年
10月25日(木) 続々・
Dfに似合うレンズ
AF Zoom-Nikkor 24-85mm
F2.8-4D(IF)
久しぶり
ですが、「Dfに似合うレンズ」です。今回も絞りリングのあるDタイプレンズで、24-85mmの
F2.8-4Dです。右の写真は前回紹介したDタイプ3本と一緒に並べたところで、右から2番目がこの
レンズ。長さは左隣の28-105mmとほぼ同じで、明るい分だけ太くなっています。
1/2倍までのマクロ撮影が可能なところも、28-105mmと似ていますが、広角側が広い点で、旅
行向きです。今年2月のイタリア・フランス旅行は、このレンズ1本だけを持って行きました。
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上はヴェ
ネチア、リアルト橋近くの大運河です。データは、24mm、ISO1600、絞り優先、f2.8、
1/4000秒。カメラを傾けなければ、建物のゆがみも目立ちません。
右はサンマルコ広場近くの路地で。データは、85mm、ISO800、絞り優先、f4、1/1000
秒。小さいサイズではそれほどわかりませんが、拡大すると背景はそれなりにボケています。もうちょっと
単純な背景があれば良かったところです。
同じ場所から撮影した画角の違いは、下の2枚の写真を見てください。ローマのフォロ・ロマーノです。
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絞り優先AE、1/1250秒、f2.8、ISO400、+1補正。
24mm。ノートリミング。
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絞り優先AE、1/500秒、f4、
ISO400、+1補正。
85mm。ノートリミング。
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85mm
はボートレート撮影向きの焦点距離なんですが、f4だと、背景はそれほどボケてくれません。左はパリ・
オペラ座の周囲にある像です。データは、ISO200、絞り優先、f4、1/320秒、+1.33補
正。ヴェネチアの看板と同様、拡大すると、少しはボケています。
右はf8まで絞り込んでみました。1/80秒、+1.33補正。ピントは手前から2番目の像に合わし
ています。
このレンズは2000年10月の発売で、現 在も発売中です。重さは545g。新しいGタイプの
24-85mmのほうが軽いのに、今で
も残っているのが不思議です。Dfには良く似合う、便利なレンズです。
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関連記事は以下にあります。
・続・ Dfに似合うレンズ(2015年1月4日、1月12日、2月11
日)
・Dfに似合うレンズ(2014年9月13日、9月23日、9月27日、
10月5日)
★2018年
10月8日(月) ケンウッ
ドが好き CP-M5など
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ケンウッ
ド(KENWOOD)のカセットプレーヤーCP-M5を手に入れました。1994年発売の製品のようで
す。下はソニーのウォークマン、1988年発売のWM-509です。
ウォークマンの場合は、資料も豊富で、各機種ごとの説明も様々出回っているのですが、ケンウッドのカ
セットプレーヤーについては、情報が少なく、どのようなポジションの製品なのか、よくわかりません。
ネット情報を探したところ、「良いヘッドホンアンプを搭載している」「メタルテープ再生時にずいぶん硬
質のしっかりした音を出す」などと好意的な書き込みがあり、好みに合うかもしれないと思って購入に到り
ました。
いちおう、メタルテープ対応で、テープの識別は自動のため、WM-509のような切り替えスイッチは
ありません。ドルビーはB対応。再生中に早送り、巻き戻しボタンを押すと、無音部を探して自動的に曲の
頭から再生が始まります。期待通りの音で鳴ってくれました。
ケンウッドというメーカーは、1946年に有限会社春日無線電機商会として設立され、翌年にブランド
名をTRIOとし、60年に会社名もトリオに変え、音響機器メーカーとして存在感を持っていました。
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ケンウッ
ドというブランドは61年に海外向けとして使われ、国内ではトリオと両方使われた時代を経て、81年に
ケンウッドに統一。会社名も86年に株式会社ケンウッドと変わりました。
現在ではビクターと経営統合をへて合併し、株式会社JVCケンウッドとなっています。ブランド名が生
き残っているのが良かったと思います。
昔から、メジャーではないけれど、ちょっと格好良いメーカーとのイメージがあり、好きでした。
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上の写真
の右は、CP-M5の背面(機能的には背面ですが、テープを入れる時にはこっちが表面となります)で、
プリントではなく、立体的なブランドロゴがお洒落です。
その隣はケンウッド製のICレコーダー、MGR-E8。
これも格好良さにひかれて2012年に買いました。しかし樹脂製なので、見た目より軽く、ズシリ感に欠
けるところはちょっと残念です。
左はいずれもケンウッド製の携帯電話。右側が1986年春に初めて買ったDP-132。ソフトバンク
の前身、 関西デジタルホン時代です。
左側は2000年9月に3代目として買い換えたJ-PHONE時代のJ-
K03。もっとも、J-K03は格好いいとも、お洒落だとも思えません。たぶんケンウッド製がこれしかなかったように覚えています。なお当時の写真なの
で、拡大してもそれほど高画質ではありません。 |
【2020年4月18日・追記】CP-M5はケンウッド
の1994年6月のカタログに大きく載っているので、そのころの発売のようです。「1991年発売」と書いていたのを訂
正します。
関連記事は以下にあります。
・ウォークマンが好き(2018年1月2日)
・携帯電話を再び買い換え(2000年9月27日)
・携帯電話を買い換え(1999年11月18日)
★2018年9月17日(月) 世界遺
産・日光の穴場 知られざる三重塔
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左は日
光東照宮の五重塔です。
東照宮の拝観受付所のある広場に建っており、いつも観光客で賑わっているので、見たことがある人は多い
と思います。重要文化財で、高さ34mの堂々とした塔です。
一方、右は同じ日光にある重文の三重塔ですが、訪れる人もなく、いつもひっそりとしています。塔の手
前に見える解説板によると「四本
龍寺三重塔」で、もともと1241年に東照宮の境内付近に建てられ、その後、現在に移設されたものの、
1684年に焼失。翌年に再建されたものです。
同じ重文なのに、どうして訪れる人がいないのでしょうか。
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それは三
重塔のある場所が、観光のメーンルートから外れているからです。
左の地図は、日光市のホームページ「世界遺産 日光の社寺」の中の「登録区域」にある「建造物詳
細図」 です。右下の道が延びてい
る方向に東武鉄道やJRの日光駅があります。徒歩で来た人も大谷川にかかる橋を渡ると突き当たりを左へ
進み、輪王寺や東照宮方面を目指します。バスやタクシー、マイカーで来る人も同様です。
しかし、三重塔があるエリアは、日光にとって重要な場所です。建造物群詳細図を見てもらえばわかりま
すが、三重塔の南側に「本宮神社」という二荒山神社の別宮があります。ここはその名の通り、二荒山神社
の発祥の地なのです。
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