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★「愛と拡張の日々」PowerMacintosh7600/G3

    
 上に載っているのはエプソンのプリンターPM-770cです。
 右上のロゴの7600/G3のシールは、MacPeople誌の付録です。



購入時・604/132MHz
    メモリ48MB
    VRAM2MB
    1.3GBHDドライブ
    8倍速CD-ROMドライブ
現在 ・G3/300MHz
    メモリ256MB
    VRAM4MB
    13GB+4.5GBHDドライブ
    24倍速CD-ROMドライブ


 97年2月10日に買った7600/132は、様々なパワーアップを経て、現在もメインのデスクトップ機として活躍しています。
 これまでの拡張の経緯を一覧表にすると次の通りです。
年月日
内容
97-02-10(月)

購入

97-06-24(火)

CPUを604e/180MHzに

97-12-19(金)

16MBメモリx2枚を追加

97-12-19(金)

VRAMを2MB追加

98-01-13(火)

2.1GB内蔵ハードディスクを追加

98-06-25(木)

32MBメモリx2枚を追加

98-08-22(土)

内蔵CD-ROMドライブを純正24倍速に交換

98-12-01(火)

1.2GB内蔵ハードディスクを4.5GBに交換

98-12-20(日)

64MBメモリx2枚を追加(8MBx2枚を外す)

99-01-29(金)

CPUをG3/300MHz/512kキャッシュに交換

99-12-22(水)

UltraATA66の13GBHDを内蔵(2.1GBを外す)

03-01-09(木)

バックアップ用リチウム電池を交換

 このように、度重なる拡張に耐えられたのは、7500/7600シリーズのボディがそもそも、拡張性に優れた作りになっていたためです。
 ドライブベイは4か所で、HDドライブ、FDドライブ、CD-ROMドライブを搭載してももう一つ空きがあり、HDドライブの増設が容易でした。
 メモリスロットは8か所で、純正は16MBが2枚ささっています。購入時には8MBを2枚足して、4か所が埋まりましたが、それでもあと4枚させました。当時はまだメモリが高かったので、次の増設でも16MBしか買えず、その次で32MB、さらにその次でようやく64MBメモリが買えました。その間ちょうど1年ですが、倍々になったメモリの値段は、ほぼ似たようなものでした。
 さらにPCIスロットが3か所あり、最近まで空いたままでしたが、高速のUltraATA66カードと大容量HDドライブをセットにした加賀電子の「Storage Fighter」が出たので、早速購入しました。まだ2か所空いているので、7600には付いていない新時代のFireWireやUSBのカードを付けることも出来ます。

 さて、7600を購入したのは、例によって消える寸前でした。後継機種として7300/180と7600/200の名前がすでに挙がっており、どれを買うべきか悩んだものです。
 当時は今ほどインターネットの価格情報も豊富ではなく、頼りにしたのは秋葉原にあったMacGallaryのページでした。毎日のように変わる価格をチェックし、買うタイミングを考えていました。待っていればどんどん値段は下がっていきますが、待ちすぎると市場から消えてしまいます。消える寸前の底値が狙い目です。
 そんなとき、住んでいた大津の町にもキットカットという店があり、インターネットにも価格を出していました。調べてみると、メモリが16MBの状態ではMacGallaryより800円安い19万8000円。メモリを48MBにすると少し高くなるけれど、キットカットなら持ち帰れるので、送料や入金の手数料はいりません。
 それで、大津駅に近いキットカットに出かけてみると在庫があり、その場で買ってしまいました。

 Quadra700のデータをそっくり移したのですが、最初内蔵のCD-ROMドライブが認識されず、焦りました。外付けのCD-ROMドライブがあったので、とりあえずソフト類をインストールし直した後、内部を点検。ダメもとで、CD-ROMドライブのケーブルのコネクターをギュッと押さえてみたところ、あっけなく認識するようになりました。世の中に数多く存在する「初期不良品」の中には、こういうケースが多いのではないでしょうか。
 その後は大きなトラブルもなく、現在に至っています。NUMのSystem Infoでパフォーマンスを調べてみると、ディスクはさすがに高速、ビデオは今ひとつだけど、総合成績はモデルチェンジ前のiMac並と、まずまずの成績です。まだまだ頑張ってくれそうです。

【追加】 2003年1月9日、バックアップ用の内蔵電池を交換しました。昨年の暮れから、立ち上げるたびに日付と時刻が1956年に戻ってしまうようになり、電池切れの症状が出ていたんです。近くの電器屋にはなかったため、ネットで探し、イケショップで1000円でした。

 7600のマザーボードです。左下に見える紫色のものが、バックアップ用電池です。
 右側にずらりと8枚並んでいるのがメモリ。その上に4枚並んでいるのがVRAM。左上に大きな放熱フィンがみえるのが、NewerTechnologyのG3カード、MaxPowrG3/400です。

 電池のアップ。珍しく「メイド・イン・イスラエル」でした。
 外した電池の電圧をテスターで測ってみると、電圧低下どころか、針がまったく振れないすっからかんでした。新しい電池も同じメーカーの製品です。


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