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★ Performa 630

購入時・68LC040/33MHz
    メモリ20MB
    VRAM1MB
    500MBHDドライブ
    2倍速CD-ROMドライブ
現在 ・同じ


 98年10月、子供用にしていたApple純正13インチカラーモニターから、突然キーンという高周波音が鳴り始めた。モニターは、顔の前で使うものだけに、万が一ということがあると怖い。それでモニターの買い換えを考えた。そんなとき、ClassicBoxのセールで、Performa 630とソニーの15インチマルチスキャンモニターのセットが5万円で出ていた。
 Performa 630とほぼ同性能のLC630本体なら1万円くらいであったので、高いかもしれないが、このセットはPerforma 630のバンドルソフトもすべて付いている上、LC630にはないテレビチューナーも内蔵しており、アンテナ線をつなぐだけでテレビが見られる。そして特筆すべきことは、Ethernetのカードも付けられていた。またもともとはメモリ8MB、ハードディスク250MBだが、それなりに増強してあった。
 ということで即購入。この時すでに7600のCD-ROMドライブは24倍速のものに交換してあったので、7600から外した8倍速のドライブを、このマシンの2倍速と交換した。

 マシンの性能はFPUがないことをのぞけば、CPUのクロック速度はQuadra700の25MHzを上回るんだけれど、決定的に劣っていたのはビデオ性能。VRAMが1MBから増やせず、640*480なら3万2000色が出せても、800*600なら256色しか表示できないのでした。
 それでも子供のお遊び用にはまずまずで、付属ソフトの「おばあちゃんと僕と」(CD-ROM時代の幕開けを飾った歴史的傑作ソフト)なんかで、よく遊んでくれました。
 しかし、世はすでにPowerPC時代で、子供向けのソフトにもPowerPC専用のものが出てきたために、買い換えを余儀なくされたのでした。同じボディーを使うPowerMac6300のロジックボードと入れ替えるなどのパワーアップの手段がないわけではなかったですが、そこまでするなら、より拡張性の高い7500への買い換えがベターでした。

 さて、このマシンの登場は94年10月。当時は、Macを初めて買おうとする人にとっては「これしかない」というくらいのお勧め機であり、辻本も会社の先輩にこのセットを勧め、購入後のセットアップを手伝いにいったものでした。
 おもしろかったのは、テレビチューナー機能です。Macでテレビが見られるのはなかなかいいものです。そしてテレビ機能付きの当然の結果というのか、このマシンにはリモコンが付いており、テレビのチャンネル切り替えはもちろん、Macの起動と終了もリモコンから出来たのです。

 これがそのリモコン。最近のMacのように、六色ではなく白一色の林檎マーク入りです。上(写真では左)のボタンは右が電源、左がミュート。次の白い部分がボリュームとチャンネルのアップダウン。次は左が画面サイズ切り替え、右がMacとテレビの切り替え。下の枠で囲まれた4つはCDのSTOP/EJECTと再生やスキップのボタンです。
 面白いというか当然というか、このリモコンはソニーのテレビやCDプレーヤーをそのまま動かすことができます。このため、Performa 630は引退しても、リモコンは現役なのです。

【追加】 その後2002年になってから、テレビを見るためにPerforma 630を現役復帰させました。モニタはQuadra700と一緒に買った年代物の純正14インチ。ちょっと調子が悪くて、電源を入れてしばらくすると、キーンという高周波が出るので、あまり長時間は見られませんが、ニュースを見るのに重宝しています。


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