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★2013年10月30日(水) 新型アクセラ 格好いいけ れど・・・
 マツダのHPから注文していた新型ア クセラのデザインスケッチと簡易カタログが、先日ようやく届きました。「10月中旬にお届け」というこ とだったのですが、下旬でした。
 このため、カタログが届くより早く、10月18日(金)には大阪駅前の地下街で、実車の特別展示を見 てきました。なかなか格好良かったです。
 で、翌19日(土)には、神戸のホテルで神戸マツダ主催の「Secret Preview」にも行ってきました。いわゆる内見会ですね。アクセラの主査である猿渡健一郎さんも来 られ、直接話をすることも出来ました。
 ところが、「Secret Preview」なので、写真は撮るな、見たこと聞いたことは口外するなとの誓約書を書かされました。「昨日の大阪ではみんな写していましたよ」と皮肉を 言いましたが、通じません。案内状には「正式発表まで守秘をお願い致します」とありましたが、正式発表 は10月9 日に行われたはずです。せっかくの楽しい内見会だったのに、後味の悪さが残りました。しっかりアンケートにはその旨を書いておきましたが・・・・・・。
★2013年10月19日(土) RX-7(FC)のカタロ グ追加
 「マツダが好き」のカタログリストに、RX-7(FC3S)のカタ ログを 2冊追加しました。FCのカタログは少なかったので、これでバランスがとれてきました。あと初代RX-7(SA22C) の最初のカタログと2冊目のカタログがそろうと、かなり完璧になるのですが、35年以上も前とあって、なかなか手に入り ません。
★2013 年10月6日(日)  変わらないもの。パリの地図帳が好き 地図が好き(1)
 9月からの日記を読み返してみると、「廃刊」「引退」「閉店」と悲しい話が続きました。このため、変わらないものの話 を書きましょう。
 上に並んでいるのはフランスの出版社「ルコント」社(Edition A. Leconte)が発行しているパリの区分地図帳です。ルコント社はHPによると1920年の創業で、当時 から現在までパリの地図帳を発行し続けています。
 辻本がパリに興味を持ちだした1970年代の日本のガイドブックには、必ず「パリの町を歩くにはルコント(もしくはタ リード)の地図が便利」と書かれていました。というわけで1976年10月1日に京都の丸善で購入したのが、下の段の左 端にある地図帳。発行は1976年の第1四半期です。ルコントの地図の奥付には発行年月について「1er trimestre 1976」のように書かれています。「trimestre」というのが「四半期」で、「1er」は「第1」にあたります。
 最近になって、ネットで古本が買えるようになったので、少しずつ買い集めてきました。
 上段は左から「1935年版」「1948年第3四半期版」「1955年第4四半期版」「1964年第4四半期版」。
 下段は左から「1976年第1四半期版」「1983年第2四半期版」「2011年第4四半期版」「2011年第4四半 期版」です。
 最後の2冊は古本ではなく、ルコント社のオンラインショップで直接購入。右端は索引を省いた簡略版です。

 なんと言っても表紙がお洒落ですね。1983年版から表紙の素材がビニールになり、少し安っぽくなったのが残念です。 表紙に書かれている文字は、「Plan de Paris par Arrondissement」が「パリ区分地図帳」です。
 この地図帳のことを書き出すといくらページがあっても足りないので、今回はこれだけです。ただこの地図帳シリーズにつ いては、ネットで大変 詳しいページを作っている人がいます。すごいですね。
 文庫本サイズのパリの地図帳はほかにもいくつかあります。左側3冊は、上で少し触れた「タリード」社の地図。こちらも 歴史が古く、左端は「1959年第1四半期版」、2冊目は1978年11月3日に澁谷パルコにあったマップハウスで買っ た「1977年第2四半期版」、3冊目はアマゾンで買える現行品で「2012年6月版」です。
 その隣り、黒字に金色文字は、L'Indispensable社の「2005年12月版」。これはお気に入りの一つで す。その隣りも同社の別バージョンで「2002年2月?版」です。なお同社は、今は「Editions Massin」という会社 になっているようで(吸収された?)、ここのHPに各種の地図帳が載っています。最後はBlay-Foldex社の 「2012年3月版」です。
 【2021年6月3日・訂正】 L'Indispensable社の赤い表紙の地図帳(上の写真の右から2冊目)を、「2002年2月?版」と書いたの は間違いです。この地図帳を買ったアマゾン・フランスの情報だったのですが、メトロの路線図の状況と、付属の大判地図に 「03-2008」印刷とあることから、「2008年3月版」のようです。
 【2022年2月24日・追記】ルコント社のパリ区分地 図帳は、その後14冊ま で増えました。2022 年2月22日のページでは、内容についても少し紹介していま す。
★2013 年10月2日(水) 海文堂書店が閉店。お世話に なりました
 9月30日(月)、神戸の元町商店街にある海文堂書店が閉店しました。創業100年を来年に控えていたのに、残念 です。
1986年5月に神戸で働き始めたとき、仕事場が近かったため、海文堂にはよく通いました。職場が大阪に変わるまで の1年半で37冊の本を買いました。その後はペースが減りましたが、これまでに計82冊を購入しています。
 好きだったのは2階。海文堂の特色である海事書やマリングッズが並んでいるほか、芸術関係や建築関係の棚があり、 空いているのでじっくり本を探すことができました。でも、空いていたというのは悲しいことなのですね。
 30日は仕事を終えると、19時 の閉店時刻に間に合うように元町に向かいました。店に着いたのは18時18分。この時は左の写真の ように、店の前にはポツポツと写真を撮っている人がいるくらいでした。
 でも店内は予想通りの大混雑で、1階のレジには長い行列。辻本は2階で最後の購入。2階は人が少 なく、すぐに買えました。
 やがて店内に閉店の挨拶と、レジの混雑をおわびする放送が流れました。その中で「以前は1階のレ ジは2台ありましたが、売り上げが落ちて1台になりました」という話があり、現実の重みを感じさせ られました。
 19時の5分前になると、レジへ の行列はこれ以降はご遠慮下さいとのお断りが流れ、店の照明が一部消えていきました。
 店の前は、閉店を見守る人たちでいっぱいになりました。19時35分ごろ、最後のお客様が退出 し、スタッフ全員が玄関へ。右の写真は挨拶する福岡宏泰店長。ビデオを回している人も多く、さっそ くYouTubeにもアップされています。雰囲気がよくわかるのはこの動画、 挨拶がよく聞こえるのはこ の動画で す。
 福岡店長の挨拶で「今、町の本屋がどんどんなくなっています。ネットは確かに便利なんですが、リアルの本屋も大切 にしてあげて下さい」という言葉が印象的でした。挨拶がおわるとシャッターが降りていきました。見守る人たちの中 で、白い船員服姿の男性が、ドラを鳴らしています。海文堂で買った「むらさき丸」のドラだということです。海文堂の 幕引きにふさわしい演出でしたね。服装はサマになっていましたから、本当の船員さんかな。
 上のイメージは海文堂のHPから引用しました(原寸の80%に縮小)。帆船の絵が描かれたブックカバーはお洒落 で、文庫本には濃紺の地に白抜きの絵、単行本には白地に黒い絵でした。1981年から使われているそうで、2005 年には書皮 友好協会が選定している「第22回書皮大賞」に選ばれています。右側のしおりも薄いブルーが美しいで す。
★2013年9月4日(水) 宮崎駿監督が引退。ナウシカと 「風 立ちぬ」と「ひこうき雲」
 9月1日 のベネチア国際映画祭で、宮崎駿監督が引退するとの発表がありました。本人の会見は6日に東京で行うと のことです。
 宮崎駿さんといえば、やはり「ナウシカ」でしょう。「風の谷のナウシカ」は辻本が1986年10月 30日に初めてVTRを買った際、一緒に何本か買ったビデオソフトのうちの1本です。左の写真のとお り、ベータです。
 劇場版アニメ「風の谷のナウシカ」が公開されたのは1984年3月。映画館で見た日付は手元にありま せんが、好きになりました。
 ビデオ購入後、何回も見ました。ベータのビデオデッキは、2002年8月の日記に も書いたようにすでに生産は終了していますが、我が家のベータ機SL-HF705は健在です。
 もうすぐ27年になりますが、途中で一度修理をしているので、まだまだ大丈夫でしょう。カセットを挿 入するための独特の仕組み(リニア・スケーティング・メカニズム)が、ちょっとひっかかるようになりま した。
 ベータ機は健在とはいえ、さすがに今 見ると、ビデオテープ特有のトラッキングノイズが気になります。2003年に出たDVDも購入しまし た。
 右の写真はDVDの特典だったケース。DVDのパッケージの大きさですが、何を入れるのかはよくわか りません。絵は、映画の冒頭、タイトルバックに流れているタペストリー?ですね。
 ナウシカは漫画も買いました。アニメージュ・コミックス・ワイド版の全7巻です。第1巻の表紙の絵 が、上のベータのビデオソフトの箱になっています。
 夕方、話題の映画「風立ちぬ」を見てき ました。大正から昭和時代のディテールはさすがにリアルでした。堀越二郎さんについては、よく知っているし、マツダが RX-7(FD3S)を作るときに、堀越さんの零戦を参考にして軽量化を目指したのはマツダファンにとっては有名な話な ので、親近感がありました。意外だったのは零戦は最後にちょっと出てくるだけで、美しく描かれていたのは九試単座戦闘機 (後の九六艦戦)だったことです。
 それから先日、軽井沢に行ったとき、 追分の堀 辰雄文学記念館が「風立ちぬ」ブームで入館者が急増と話題になっていました。辻本 も見に行ってきましたが、確かににぎわっていました。堀辰雄の「菜穂子」と「風立ちぬ・美しい村」(ともに岩波文庫)は 1976年の4月に読みました。でも内容はほとんど忘れてしまいました。主人公が町で菜穂子を見かけ て、「やっぱり菜穂子さんだ」というシーンだけ覚えています。今回、これが「菜穂子」ではなく、「風立 ちぬ」の内容だったとわかりました。勘違いしていました。

 ところで、宮崎監督引退のニュースもあ り、さらに「風立ちぬ」は話題になるでしょう。たぶん、堀辰雄の「風立ちぬ」を、飛行 機を作る話だと思って買う人が増えるんだろうなぁ。

 それからユーミンの「ひこうき雲」。 いい歌ですね。1973年11月に出たユーミン2枚目のシングルのB面の歌ですが、ファーストアルバム のタイトルになっています。 CDは持っていませんが、アルバムのミュージックテープを買ったので、カセットが付いていた昔の車ではよく聞いていました。アルバムの中の「紙ヒコーキ」 も好きな歌です。
 CDは2000年にデジタルリマスタリングで再発売されています(右側)。ちなみにテープもCDと同 じジャケットです。
 また映画とタイアップして、九試単座のイラストが入ったジャケットの新盤が出ています(左)。 ちょっと欲しいけど、高い。 DVDや絵本のおまけは要らないので、CDだけこのジャケットで安く売って下さい。


★2013年9月2日(月) クックの時刻表が廃刊。その他 いろいろ
 大変残念なニュースですが、トーマス・クックの時刻表「European Rail Timetable」が、この8月号で廃刊となってしまいました。これに伴ってダイヤモンド・ビッグ社が発行している日本語解説版も、現在の「2013 夏・秋」号が最後となります。
 「トーマス・クックの時刻表が好 き」というページを立ち上げたばかりなのに、本当にざんねんです。「時刻表の廃刊について」という ページを つくりましたので、詳しくはそちらをご覧下さい。

 ハードディスクの中を整理していたら、辻本の最初のMacであるSE/30の画面キャプチャ画像が見つかりました。最 初のころではなくて、System7.5時代のものですが、本当に小さい画面です。
 これを機に、久しぶりに「Macのある生活」のフロ ント ページや、いくつかのページを少し更新しました。「SE/30 との出会い」の最後には、この画面キャプチャを載せています。
 また、同時に「過去の日記」のページについてもリンクをチェックし、古いサーバへのリンクを修正しました。まだ完全で はありませんが、少しずつ直していきます。
★2013年9月1日(日) 「富山の橋」アップしました
 「橋が好き」の中に、「富山の橋」のページを追加し まし た。「金沢の橋(浅野川編)」と同様に、2010年12月に訪問した際の記録なので、現状とは違っているかもしれません が、当時の記録としてご覧下さい。