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★☆★ 新・小さいデジカメ(その5) ☆★☆
★スピードライトあれこれ
5400のような、いわゆるハイエンド・コンパクト機が、一般のコンパクト機に比べて有利な点のひとつは、外付けのストロボ(ニコンの呼び名はスピードライト)が簡単に使えることです。
左側は、ずいぶん昔のスピードライト、SB-22です。5400の取扱説明書を見ると、適合するスピードライトとして、SB-22の改良型であるSB-22s以降の機種があげられていますが、特に不都合なく使えました。
右側は最新のSB-80DX。さすがにこのクラスになると、頭でっかちになり、ちょっと実用的ではありません。
外付けストロボの利点は、発光量が多いことと、バウンズ撮影が出来ることです。
まずは単純な発光量の比較から。
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明かりを消した夜の自宅廊下で写してみました。上が内蔵ストロボ。下が外付けストロボです。
違いは一目瞭然ですね。上の写真でも、カメラにごく近い右手のドアあたりは明るく写っていますが、奥までは届いていません。
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こちらはむしろ、手前のほうは露出オーバーになっていますが、奥まで光が届いています。
ただし、この写真は上に紹介したSB-22ではなく、さらに古いSB-15を付けているので、もしかしたらTTLがうまく機能せず、フル発光なのかも。
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続いて、もう少し複雑なケース。窓を背景にした逆光のケース。ここでは単純な発光だけでなくバウンズ撮影で比べてみました。
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上の左側は、フルオートで普通に撮影。実際はもう少し広い範囲を撮影しているので、ストロボは発光しませんでした。
上の右側は、プログラムオートにして、スポット測光モードにし、中央の目覚まし時計で測光しました。これもストロボは光っていません。窓の外は明らかに露出オーバーになっています。
下の左側は、プログラムオートで内蔵ストロボを強制発光させました。まだ少し時計は暗めです。
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今度は外付けストロボ。
上の左側は、SB-22を正面に向けて発光。目覚まし時計もパソコンも露出オーバーになっています。
上の右側は、SB-22を天井に向けてバウンズ撮影。今度はほどよく写っています。上から2段目の内蔵ストロボと比べると、色合いが自然な感じです。
最後、下の左側は、SB-80DXで天井に向けてバウンズ撮影。大変あかるく写っていますが、露出オーバーです。これで発光量をコントロールすればいいのかもしれません。
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内蔵ストロボの発光量は、1/3EV単位で補正が可能です。主要被写体が近いときは弱めにすれば良いわけです。これが、外付けストロボに対しても有効なのかどうかは、今後、試してみます。
また、「シーンモード」の中に「逆光」というのがありますが、これはストロボが強制発光になるだけのようです。(もしかしたら、見えないところで複雑な補正をしているのかもしれませんが……)。よって作例は省略。
一方、ニコン以外の汎用ストロボとして、サンパックの「auto140」(このページで紹介しているストロボです)を取り付けてみましたが、発光してくれませんでした。小さくて似合いそうだったのに。
(ここまでは7月6日作成)
続く……
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