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★☆★ 新・小さいデジカメ(その2) ☆★☆
★最初の試し撮り
最初の試し撮りは、やっぱりお手軽な伊予鉄の路面電車です。
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新型低床式電車です。このカメラはCCDの小型化による画質の低下をカバーするため、標準の感度がISO50になっています。このため、シャッター速度もあまり速くなりません。それならばと、低速シャッターを逆手にとって、流し撮りにしぼってみました。
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MZ-1の時の同様な写真と比べてみてください。2枚とも、画質はFINEではなく、NOMALで撮りましたが、そんなに悪い印象はありません。
上の写真はフルオートでの流し撮り。下はシャッター優先で、1/60秒にして、より効果を出してみました。
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ところで今、「フルオート」と書きましたが、これはいわゆるプログラムオートとは少し違います。
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カメラ上面のモードダイヤルで、ひときわ目立つのが、緑色のカメラマーク。これが「フルオート」モードです。ちなみにPがプログラムオートで、Sがシャッター優先、Aが絞り優先、Mがマニュアルなのは、普通通り。
フルオートにすると、絞りとシャッター速度が自動で決まるほかに、様々な要素が自動になってしまいます。
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というと便利に聞こえますが、逆に言うと、撮影者の意図を反映できない、融通が利かない機械になってしまうのです。(ストロボだけは、自由に設定できます)。
例えば、AFはこのカメラの場合、十字型の5点で合わせますが、フルオートの場合は、どこで合わせるかはカメラ任せです。他のモードであれば、カメラ任せにすることも可能ですが、自分でその都度5点の内の1つを選んだり、中央に固定したりできます。
また、フルオートだとAFは「常時AF状態(コンティニュアスAF)」になります。これはシャッターチャンス優先で、プロっぽいのですが、撮影のあいまにも、レンズがチリチリと動いている感じがして気になります。
ということで、だいたいは通常のプログラムオートで撮っています。
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ダイヤルの中の「SCENE」は「シーンモード」で、左のように15種類あります。
こういうのは、普通は初心者向きのカメラに採用されていた機能なんですが、5400のようなカメラにまで進出してきました。少しでの多くの人に売ろうという営業努力だと思っておきましょう。
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これらの「シーンモード」もフルオートと同様、シャッター速度と絞り以外の要素も、目的に合うように自動的に定まってしまうことが多いです。
また、上の写真で「風景」が選ばれており、二段目には花の絵が付けられた「クローズアップ」モードがあります。これと似た、「遠景」モードと、「マクロ」モードは、この「シーン」から選ばなくても、カメラの背面のAFボタンを押すことで、順番に切り替えることが出来ます。
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「マクロ」機能は、5400のウリのひとつです。「レンズの広角側に限る」という限定があるものの、レンズから1cmまで接近できます。
またマクロ撮影時に心配な手ぶれの対策として、BSS(ベストショットセレクタ)という機能があります。これはシャッターボタンを押している間、10枚まで連続して撮影し、その中で最も細部が鮮明に写っているものだけを保存してくれるのです。
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試し撮りした写真のフルサイズ版は、サイズが大きいので、ニコンのホームページの中にある、「オンラインアルバム」にアップしました。「5400のテスト」として10枚あります。
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