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2002年・松山城の桜★
1)3月17日(日)
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ロープウェイ、または東雲口、県庁裏口の登山道で本丸に向かうと、最初に目に付くのが、揚木戸門跡の傍らにある1本の桜。濃いピンク色で、1本でも目立ちます。
木に名札が掛かっていました。「ヨウコウ(陽光)」という品種で、アマギヨシノとカンヒザクラの交配種とのことです。
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戸無門をくぐって筒井門の前に来ると、何本か桜の木がありますが、まだつぼみです。筒井門をくぐると、紅白の提灯が吊されていて、華やいだムードになってきます。
本丸広場には桜の木がたくさんありますが、ほとんどはつぼみ。その中で1本の枝垂れ桜が目立っていました。写真撮影時は夕方なので人気が少ないですが、昼間は大勢の人が記念写真を撮っていたのでしょう。ちょうど天守と桜を入れて撮影できるので、桜の前には、「重要文化財・松山城」と書かれた立て札が置いてありました。
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少し天守に近づいたところに1本、8-9分咲きの木がありました。写真では見にくいですね。この木にも名札がかかっていました。エドヒガン(江戸彼岸)です。
別名アズマヒガン、ウバヒガンで、「花は4月上旬で、葉の出る前に咲く」とあります。それにしては、満開が早いようです。
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上のエドヒガンの横から石垣の下を除くと、ヨウコウが何本か咲き誇っていて、そこだけ派手な色彩になっています。
夕方の薄暗い光の中で、とても目立っていました。それで、乾門を出て石垣の下へ回ってみました。
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松の緑と桜のピンクの対比が美しいです。写真で見るとピンクが少し薄いように見えますが、実際はもう少し濃く、ちょっとどぎつい感じもします。
緑の中に何本かあるぶんには綺麗ですが、この桜に取り囲まれたら、ちょっと気分が悪くなるかもしれません。
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