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★ iPodのある生活(その3) ★

★BOOQのケース、PodPaq Denim

 さてiPodを持ち出すためには、ケースが必要です。量販店の店頭や、ネットを調べると、様々な種類のケースが出ています。特に役立ったのが、「ありがとうiPod」というサイトでした。ここはケースが写真付きの一覧で紹介されています。
 で、色々と検討した結果、買ったのはBOOQという会社のPodPaq Denimです。このPodPaqシリーズには、バリスティックナイロン製や、高級感のあるナパレザー製もあるのですが、ちょっと変わったデニム製を選びました。革製のケースは多々ありますが、デニム製は珍しいです。手触りと風合いはなかなか良い感じです。

 フラップカバーはマグネット式で留まります。上部にはヘッドフォン用の穴があいています。
 そしてフラップカバー自体は裏側にボタン留めになっており、外すことが可能です。これはiPodの上部に、FMトランスミッターなどを装着する場合に、フラップが邪魔にならないようにするためです。保護機能を多少犠牲にしても良いのなら、フラップが無くても十分です。

 このPodPaqは、第4世代iPodのうち、20Gモデル専用です。ケースの厚さが20Gにちょうど合うように作られています。無理をすれば40Gモデルも入るようですが、マグネットが留まらない恐れがあるようです。他のケースを調べてみると20Gでも40Gでも使えるように、薄い20Gを入れるときは、スペーサー(つまり上げ底)を入れて調整するようになっているものが多いようです。でも、やはりジャストフィットするのが気持ちが良いと思います。その点も、これを選んだ理由のひとつです。

 裏側には、取り外し式で、ベルト装着用のクリップが付けられます。なかなか巨大な大きさです。取り外しても、ケース側にはデベソのような突起が残ります。
 (なお、裏側の3枚の写真は、デニムの色が表側と比べて薄いように見えますが、これは黒々としているクリップの色がつぶれてしまわないよう、コントラストを弱めた影響です。実際は上の方の写真のような、もっと黒っぽい色です。)

 ベルトに装着することはめったにありません。突起が残っていても、手で持つ場合にはそれほど邪魔にはなりませんが、新幹線の窓際に置いてみると、少し不安定になります。電車が揺れると滑ってしまいます。これはちょっとまずいので、突起も外してしまいました。
 糸を切るだけで、外せました。うっすらと痕が残っていますが、大丈夫です。

★SHUREのイヤホン、E2c

 ヘッドフォンは以前に購入したバング&オルフセンのA8や、オーディオテクニカのATH-EM7がありますが、これらはいずれもオープンエアータイプなので、音漏れがします。電車の中で使うにはふさわしくありません。このために新に選んだのが、耳栓タイプであるSHUREE2cです。

 インナーイヤー式(耳栓タイプ)も色々な種類が出ています。その中から、コストパフォーマンスやネットでの評判を勘案してE2cを選びました。なかなかユニークな形をしており、想像したよりは大きかったです。耳の穴に押し込んで使うので、耳垢が内部に入り込まないように、右の写真のように「ワックスガード」がついています。

 耳の穴の大きさに対応できるよう、栓の部分は2タイプそれぞれに3種類の大きさが付属しています。
 オレンジ色のは「フォーム・スリーブ」と呼び、堅いスポンジ状です。これを取り付けて、押しつぶすように耳に入れます。耳の中で、元の形に戻ろうと膨らむことで、遮音性が高まるのです。これは使い捨てタイプです。(どのくらい持つのかな?)

 白い方は「フレックス・スリーブ」と呼び、弾力性のあるプラスチック製です。こちらのほうが一般的です。辻本は一番小さいのでも、少しきちきち感があります。それだけに、遮音性は確実で、装着すると音楽を流していなくても周囲の音はあまり聞こえません。音楽をかけると、電車のアナウンスなどはまったく聞こえなくなります。ということは、外を歩きながら使ったりすると危険だということです。
 右下の黒い小さなものは、ワックスガードの予備です。シール式になっています。
 音質については、比較の対象がないので、「十分に良い音です」としか言えません。(ちょっと情けない……)。とにかく、鼓膜の近くで鳴らすので、あまり大きな音では使えません。説明書にも音圧レベルごとに「聴覚を害してしまうまでの使用時間」が表になっており、90dB SPLだと8時間。音が大きくなるにつれてその時間は短くなり、100dBで2時間。110dBで30分。115dBだと15分。そして「120dB以上でのご使用はお避け下さい」となっています。「聴覚を害する恐れがあります」では無くて、「害するまでの時間」となっているところが、アメリカ流でしょう。

 持ち運びようにケースも付いています。素材はソフトですが、作りは頑丈で、セミハードケースです。コードは手でぐるぐると巻いていきます。コードは一般的なコンパクトタイプのヘッドフォンやイヤホンと比べると、ずいぶん太くて頼もしい感じがします。そのぶん、装着時は邪魔になる気もしますが……。

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