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★ PowerBookG4と仲間たち(その3) ★
★Cutie DX
GenerationGapを買ったikeshopさんのトップページに、お洒落な外付けハードディスクケースが出ていました。韓国のメーカーSarotech製の「Cutie
DX」です。ちょうどFireWire(IEEE1394)接続のハードディスクケースが欲しいと思っていたので、一緒に買ってしまいました。
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ボディはアルミ製。上面は梨地仕上げで、なかなか格好いいです。写真の左奥に見える小さな穴は、赤いLEDのアクセスランプと、緑色LEDの電源ランプです。FireWire端子は見たとおり2か所あり、デイジーチェーン接続が可能です。
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電源用の端子も見えていますが、もちろんFireWireケーブルから電源を供給する「バスパワー」で動きます。補助的に外部電源を使う場合は、ACアダプターではなく、パソコンのUSB端子とつなぐための専用ケーブルが付いていました。
厚さは17mm。両側にプラスチックのバンパー状のプロテクターが付いており、持ったときに指がかかりやすくなっています。重さはハードディスクを入れない状態で180gです。
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外付けハードディスクケースといえば、以前買ったCitiDISK
Jr.があります。少し厚みがありますが、それほど大きさは変わりません。でも、格好良さではCutieDXが勝っています。ケーブルをつないでみるとこんな感じになります。CitiDISK
Jr.は、ケーブル接続部が大きいです。
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LombardにはFireWire端子が無かったので、PCカードで接続できるCitiDISK
Jr.を選んだのですが、PowerBookG4ならFireWireが使えます。CitiDISK
Jr.には、FireWireのインターフェース部分だけ別売りもあるのですが、価格的にはケースごと新しいものを買うのとそれほど違いがないのです。
それで、今までCitiDISK Jr.に入れていたIBMの30GBのハードディスクを、CutieDXに移し替えました。これは、もともとLombardに入れるために2002年7月に買ったものです。そしてCitiDISK
Jr.には、Lombardに最初入っていた東芝の6GBを入れました。
で、早速、転送速度の違いを比べてみました。MP3の音楽ファイルが入った212.4MBのフォルダを、パソコンからコピーしてみました。転送時間は、ストップウォッチで3回計り、その平均をとりました。ちなみに3回の誤差はいずれも1秒以内でした。
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転送時間
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転送速度
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CitiDISK Jr.(PCMCIA)
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1分59秒9
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14.17 Mbps
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CitiDISK Jr.(CardBus)
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1分28秒7
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19.16 Mbps
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CutieDX(FireWire)
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24秒6
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69.07 Mbps
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転送速度の規格としては、PCカードでは14.4
Mbps、CardBusモードでは24Mbpsなので、そこそこ近い速さが出ています。しかし、FireWireは400Mbpsの速さがあるはずなので、まだまだ本来の性能が発揮できているとは言えません。
それでも、CitiDISK
Jr.をCardBusモードで使うためには、ACアダプターをつなぐ必要があって、面倒くさいのです。だからもっぱら普通のPCカードモードで使っていました。それと比べると5倍近い速さですから、投資の価値はあると言えます。200MBや300MBのコピーではたいした違いはありませんが、ハードディスクを交換したりするために、丸ごとバックアップする場合、20GB、30GBのサイズになるので、5倍の速度は大きな違いとなります。
ところで、最初に日本語のマニュアルを読んでいると、「Macでパスパワーで使用すると、まれにパソコンのFireWire端子が壊れることがあります」という重要な警告の記述があります。これではいけません。
それでネットでいろいろ調べてみました。すると、CutieDXに限った話ではなく、一般論として、FireWire機器をバスパワーでつなぐと、端子が壊れてマザーボードの修理が必要になったという例が何例か見つかりました。
さらに調べると、周辺機器メーカーのラトックシステムが、この問題についての「大切なお知らせ」のページを作ってくれていました。これを見ると状況がはっきりします。
そしてうれしいことに、PowerBookG4(DVI)667では、この問題への対策がなされている、との記述がありました。これでようやく安心できました。こういうことがあるから、新しい機種にいきなり飛びつくのは危険があるのです。
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