Home

▽お城めぐり

▽日本のあちこち

▽Macのある生活
 iPodのある生活
 
PBG4と仲間たち
 
Lombardがやってきた
 
SE/30との出会い
 
その他のMacたち
 
キーボードの話

▽好きなもの色々

▽リンク

▽過去の日記








★ PowerBookG4と仲間たち(その3) ★

★Cutie DX

 GenerationGapを買ったikeshopさんのトップページに、お洒落な外付けハードディスクケースが出ていました。韓国のメーカーSarotech製の「Cutie DX」です。ちょうどFireWire(IEEE1394)接続のハードディスクケースが欲しいと思っていたので、一緒に買ってしまいました。

 ボディはアルミ製。上面は梨地仕上げで、なかなか格好いいです。写真の左奥に見える小さな穴は、赤いLEDのアクセスランプと、緑色LEDの電源ランプです。FireWire端子は見たとおり2か所あり、デイジーチェーン接続が可能です。

 電源用の端子も見えていますが、もちろんFireWireケーブルから電源を供給する「バスパワー」で動きます。補助的に外部電源を使う場合は、ACアダプターではなく、パソコンのUSB端子とつなぐための専用ケーブルが付いていました。
 厚さは17mm。両側にプラスチックのバンパー状のプロテクターが付いており、持ったときに指がかかりやすくなっています。重さはハードディスクを入れない状態で180gです。

 外付けハードディスクケースといえば、以前買ったCitiDISK Jr.があります。少し厚みがありますが、それほど大きさは変わりません。でも、格好良さではCutieDXが勝っています。ケーブルをつないでみるとこんな感じになります。CitiDISK Jr.は、ケーブル接続部が大きいです。

 LombardにはFireWire端子が無かったので、PCカードで接続できるCitiDISK Jr.を選んだのですが、PowerBookG4ならFireWireが使えます。CitiDISK Jr.には、FireWireのインターフェース部分だけ別売りもあるのですが、価格的にはケースごと新しいものを買うのとそれほど違いがないのです。
 それで、今までCitiDISK Jr.に入れていたIBMの30GBのハードディスクを、CutieDXに移し替えました。これは、もともとLombardに入れるために2002年7月に買ったものです。そしてCitiDISK Jr.には、Lombardに最初入っていた東芝の6GBを入れました。

 で、早速、転送速度の違いを比べてみました。MP3の音楽ファイルが入った212.4MBのフォルダを、パソコンからコピーしてみました。転送時間は、ストップウォッチで3回計り、その平均をとりました。ちなみに3回の誤差はいずれも1秒以内でした。

 

転送時間
転送速度

CitiDISK Jr.(PCMCIA)

1分59秒9

14.17 Mbps

CitiDISK Jr.(CardBus)

1分28秒7

19.16 Mbps

CutieDX(FireWire)

24秒6

69.07 Mbps

 転送速度の規格としては、PCカードでは14.4 Mbps、CardBusモードでは24Mbpsなので、そこそこ近い速さが出ています。しかし、FireWireは400Mbpsの速さがあるはずなので、まだまだ本来の性能が発揮できているとは言えません。
 それでも、CitiDISK Jr.をCardBusモードで使うためには、ACアダプターをつなぐ必要があって、面倒くさいのです。だからもっぱら普通のPCカードモードで使っていました。それと比べると5倍近い速さですから、投資の価値はあると言えます。200MBや300MBのコピーではたいした違いはありませんが、ハードディスクを交換したりするために、丸ごとバックアップする場合、20GB、30GBのサイズになるので、5倍の速度は大きな違いとなります。

 ところで、最初に日本語のマニュアルを読んでいると、「Macでパスパワーで使用すると、まれにパソコンのFireWire端子が壊れることがあります」という重要な警告の記述があります。これではいけません。
 それでネットでいろいろ調べてみました。すると、CutieDXに限った話ではなく、一般論として、FireWire機器をバスパワーでつなぐと、端子が壊れてマザーボードの修理が必要になったという例が何例か見つかりました。
 さらに調べると、周辺機器メーカーのラトックシステムが、この問題についての「大切なお知らせ」のページを作ってくれていました。これを見ると状況がはっきりします。
 そしてうれしいことに、PowerBookG4(DVI)667では、この問題への対策がなされている、との記述がありました。これでようやく安心できました。こういうことがあるから、新しい機種にいきなり飛びつくのは危険があるのです。

<<前のページ | 次のページ>>

「home」へ | 「Macのある生活」