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★2015年8月29日(土) 梅小路蒸気機関車館が閉館へ
 京都市の梅小路蒸気機関車館は、 来年春の「京都鉄道博物館」オープンに備え、8月30日でいったん閉館することになりました。鉄道開業 100周年を記念して1972年10月10日に開館してから43年近く、ここは日本のSL保存のひとつ の拠点でした。閉館前の姿を見に行ってきました。

 閉館記念行事として、扇形車庫の機関車たちが「頭出し」され、記念の旗で飾られています。手前は「ス ワローエンジェル」C62形2号車です。
 展示車両は右の通り。このほか、C57形1号機が「SLやまぐち号」、C56形160号機が「SL北 びわこ号」として出張中です。
 上の図で、赤色は動態保存機、青色は静態保存機です。動態保存機のうち、D51形200号機とC61形2号機は「全般 検査」のため留守です。そして8620形8630号機が構内で「SLスチーム号」として運転中。さらに記念イベントとし て7100形7105号機(義経号)が併走しました。
 ハチロクは蒸気機関車の中では小さいほうなのに、義経号はさらにコンパクトです。でも独特の存在感があって、格好いい ですね。8月17、18両日は、義経号がSLスチーム号として客車2両を引っ張ったようです。
 動態保存機は計8両。そのうち5両は車籍があるので本線で営業運転できますが、義経号と8630、それにB20形10 号機の3両は、構内だけの運転です。静態保存機は上の図では9両ですが、館のHPには、ほかにC55形1号機、C11形 64号機、D51形1号機の3両も掲載されています。どこに行ってるのかな。
★2015 年8月24日(月) 丸善京都本店、10年ぶりに復活
 2005 年10月10日に閉店した京都の丸善が、8月21日、「丸善京都本店」として10年ぶりに復活オープンし ました。
 場所は以前の河原町店の少し北、「京都BAL」の地下1階と地下2階の2フロアです。閉店の時の写真 に見える「BAL」の看板のあるビルの場所です。
 さっそく出かけてきました。いろいろとニュー スでも伝えられましたが、地下2階のエスカレーター脇には、京都の丸善ゆかりの「檸檬」を 置く場所が用意されており、記念のスタンプもしっかりレモンの図柄です。
 2フロアですが1000坪あり、かなり広いです。京都の本が充実しており、洋書や文具の売り場も広 かったです。
 洋書は豊富なんですが、辻本が期待していた外国製の地図や、洋書のガイドブックは少なく、残念でした。また地下2階に はカフェもあり、名物のハヤシライスなどメニューも充実。価格は高めです。昔の丸善で食べたホットドッグはありませんで した。これも少し残念です。
 なお、丸善京都本店の開店前後の経緯や、オープニングセレモニーの様子、レモンをどこで買えば良いのか(!)など、丸 善&ジュンク堂ネットストアのTwitterで詳しく 紹介されています。
★2015 年8月21日(金) 東京駅100周年
 古い話に なりましたが、東京駅は2014年12月20日に「開業100年」を迎えました。これに合わせて、丸の 内駅舎を開業当時の姿に復原する工事が2012年10月1日に完成し、赤煉瓦の駅舎に2つのドームが甦 りました。
 上の写真は、駅前の新丸ビル7階テラスから見た丸の内駅舎(大 きい写真はこちら)。八重洲 口側も大きく姿が変わり、大丸東京店が入っていた12階建てのビルのあった場所は、風が通り抜ける低層 の「グランルーフ」となっています。その両側に超高層のツインタワー「グラントウキョウ」がそびえてい ます。
 これら施 設を合わせて「TOKYO STATION CITY」と名付けられています。こういう呼び名は大阪駅も同様で、最近 のはやりですね。上の右側の写真は、丸ビルの36階から見下ろした東京駅です。このほか、かつての東京 中央郵便局が「KITTE」 という商業施設にリニューアルされており、そこの屋上庭園も丸の内駅舎を眺める絶好の展望台として賑 わっています。

 一方、丸の内駅舎にある「東京ステーションギャラリー」では、2014年12月13日から15年3月 1日まで「東 京駅100年の記憶」展が、旧新橋停車 場の「鉄道歴史展示室」ではほぼ同じ頃に「東 京駅開業とその時代」展が開かれていました。左がその図録です。
 右の写真 の上にあるのは、「東京駅100年の記憶」展のチケット。描かれているのは、吉田初三郎が描いた丸の内 駅舎です。(大きい写真
 下にあるのは、東京駅開業の10年後、1924年(大正13年)10月に発行された「鉄道旅行案内」 の増補改訂版です。巻頭 近く、東京紹介の中にこの絵が紹介されています。
 図絵制作者としての初三郎の名前は、1921年発行の初版にはなく、増補改訂版で初めて紹介されまし た。
★2015年8月19日(水) 彫刻が好き
 昨年の夏にNikon Dfと85mmF1.4のレンズを買ってから、ポートレートを撮る代わりに、屋外にある公共彫刻を少しずつ撮影してきました。

 昔から彫刻を見るのは好きでした。明るいレンズを使って撮ると、背景がボケて、彫刻が浮き上がりま す。
 その代わり、ピントの合う範囲が狭くなるので、右目にピントを合わせると、左目はボケているという ケースもあります。左の写真のように、2人が並んでいる彫刻は、そういう意味では難しい被写体です。

 好きな作家は、朝倉響子さん、佐藤忠良さん、舟越保武さんらです。撮影した写真が、ある程度たまった ので、一覧ページを作りました。「彫 刻が好き」です。
★2015年8月9日(日) みなとこうべ海上花火大会
 8月8日(土)は、神戸の花火大会 「みなとこうべ海上花火大会」でした。
 今年も自宅から、だらだらと鑑賞しました。昨年と同様に、一応三脚を立てて撮影。低い花火はビルの陰 になってしまうのが残念です。

 去年は2枚合成だったけど、今年は豪華に4枚合成。というか、いい写真が少なかったというだけです。

 下の2枚は合成なしの一発勝負の写真。高い位置にたくさん上がってくれるのが少ないので、貴重です。 でも左は色があまり美しくない。
 下の右はフィナーレの場面。これでもかとばかりに上がりましたが、色は黄色ばかりで、これも余り美し くないのが残念です。
★2015 年7月29日(水) 富山で鉄 道三昧
 富山県で、鉄道三昧してきました。上の写真は黒部峡谷鉄道。軌間762mmのナローゲージながら、電気機関車の格好良 さは日本でも有数。軌間に比べて背が高いので、独特のスタイルです。トロッコ客車など13両を引っ張るため、重連が基 本。上の機関車はEHR102とEHR101。Eは電気、Hは動輪が8軸の意味で、2両がセットで4軸×2の 計算です。運転台は片側だけですが、2両それぞれに番号がついており、国鉄のEH10形と違って1両だけでも運転できるそうです。
 宇奈月駅を出てすぐ、黒部川にかかる新山彦橋を渡る列車。機関車はEDR29、EDR28の重連。
 上の左 は、欅平駅のさらに先、関電専用路線で働く、凸型のED9。1934年製造で、今年からパノラマ展望ツアーの 参加者を乗せ た客車3両を引っ張っています。
 上の右はEDR27、EDR26の走行風景。このタイプは現在12両と最も多数を占めています。
 左は広い宇奈月駅構内で出番を待つEDV35とEDV34。このVは、インバーター制御(VVVF) の意味で、2011年に完成した最新型です。
 さて次は 北陸新幹線。ようやく乗れました。といってもほんの少し。金沢ー富山間だけです。しかも両駅間のみを走 るシャトルタイプの「つるぎ」です。
 もっとも車両は同じ。上の写真は金沢駅に到着する「はくたか553号」で、これが折り返しの「つるぎ 706号」になります。
 右はホームに到着したところ。「つるぎ706号」の先頭車ですが、到着直後なので、まだ赤いテールラ イトが点灯しています。
 北陸新幹線のボディーの金色は、金沢徳山の金箔を意味しているそうですが、金沢駅のホームにも、柱の 上部に金箔を思わせる意匠が用いられています。
 次は富山地方鉄道。上は電鉄富山駅で出発を待つ16010形「特急アルプス号」。元は西武鉄道の「レッドアロー」で す。「特急アルプス号」というヘッドマークが付いていますが、宣伝パンフやHPでは「アルプスエキス プレス」。列車名としては、富山ー宇奈月温泉間を走る時は「うなづき○号」、宇奈月温泉ー立山間を走る時は 「アルペン○号」という名前です。3両編成で特急料金は210円。真ん中の2号車は、ラウンジカー風になっており、指定 席料金がさらに220円 必要です。
 上の左 は、富山地鉄の宇奈月温泉駅で出発を待つ17480形。元は東急電鉄の8590系です。これに乗るはず が、車両トラブルで、右の写真の10030形に変更に。こちらは元は京阪の3000系です。色は塗り変 わっています。利用者の絶対数が少ないので、各駅停車でもかつての特急用車両が使われています。

 左は北陸新幹線金沢開業とともにスタートした「あいの風とやま鉄道」の521系。これはJRから譲り 受けたもので、新快速スタイルの短編成・交直両用タイプ。側面のラインは山側がブルー、海側がグリーン になっています。