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★国境越えの景勝ローカル線
Centovalli(チェントバリー)とは、イタリア語で「100の谷」という意味。シンプロントンネルをくぐった イタリアの町、 Domodossola(ドモドッソラ)から、スイスのティチーノ地方、マジョーレ湖畔の町、Locarno(ロカル ノ)を結ぶ鉄道は、ほぼ全線が深い渓 谷に沿って走るので、チェントバリー鉄道という通称で親しまれています。 正式な名前は、スイス側がFerrovie Autolinee Regionali Ticines(ティチーノ地方鉄道、FART)、イタリア側がSocieta Subalpina di Imprese Ferroviarie(アルプス山麓鉄道、SSIF)です。互いに国境を越えて相互乗り入れしており、ホームページもCentovalli Railwayとしてひとつ にまとまっています。このためイタリア国内の路線も、スイスパスで乗ることができます。 7月12日の朝9時30分、チザルピーノでドモドッソラに到着しました。乗り換え時間は12分 あったのですが、チザ ルピーノの写真を撮るのに時間をとられ、SSIFが発車する地下ホームへたどりついたのは発車間際 でした。 ホームは国鉄線と直交する形で東に向かって出発します。列車はSSIFの電車で、先頭にイタリア の国旗が描かれています。 乗り込むと車内はほぼ満席状態。なんとか通路側に空いている席を見つけて座りました。これほど混んでいるというのは予 想外でした。この路線は軌間が1m なので、座席は2+1なのですが、それでも窮屈です。ということで、残念ながら窓から美しい渓谷の風景を眺めることは出 来ませんでした。 ドモドッソラを出発すると、ヘアピンカーブを繰り返して標高を上げていくのですが、窓際に座っていないとその楽しさも 半減です。外の景色がまったく見え ないわけではないのですが、川は線路より遙かに下を流れているので、窓から見下ろす形にならざるをえず、通路側の席から は、まったく川は見えませんでし た。 しかたがないので、Centovalli鉄道のホームページから写真を拝借しました。左は沿線最大の見所である Camedo(カメド)の鉄橋。イタリア からスイスに入って最初の駅がカメド。鉄橋は駅を出てすぐのところにあり、細い鉄骨が優雅です。なんとかこの鉄橋だけは 見たいと、ドアの所に立って橋の上 から後方を眺めたのが右の写真です。 カメドから16分、Intragna(イントラーニャ)駅で何人かの旅行者が降り、ようやく窓 際に座れました。と いっても渓谷はほとんど終わりです。イントラーニャからは近くの山へロープウェイが通じているよう で、観光客もいるのでしょう。 駅舎はピンク色というかレンガ色というか、イタリアっぽい色です。 大変良い天気で、真っ青な空に白い雲がきれいです。窓からずっと外を眺めていると、崖のてっぺ んに白い教会が建って いるのが見えました。イタリアやスイスの南部で、何度もこういう景色を見ました。どうしてこんな場 所に、と思うような所にまで教会は建っています。
7月12日の朝9時30分、チザルピーノでドモドッソラに到着しました。乗り換え時間は12分 あったのですが、チザ ルピーノの写真を撮るのに時間をとられ、SSIFが発車する地下ホームへたどりついたのは発車間際 でした。 ホームは国鉄線と直交する形で東に向かって出発します。列車はSSIFの電車で、先頭にイタリア の国旗が描かれています。
カメドから16分、Intragna(イントラーニャ)駅で何人かの旅行者が降り、ようやく窓 際に座れました。と いっても渓谷はほとんど終わりです。イントラーニャからは近くの山へロープウェイが通じているよう で、観光客もいるのでしょう。 駅舎はピンク色というかレンガ色というか、イタリアっぽい色です。
大変良い天気で、真っ青な空に白い雲がきれいです。窓からずっと外を眺めていると、崖のてっぺ んに白い教会が建って いるのが見えました。イタリアやスイスの南部で、何度もこういう景色を見ました。どうしてこんな場 所に、と思うような所にまで教会は建っています。
★陽光あふれるロカルノ
ロカルノでも、トップの写真のように地下ホームに到着です。1990年までは地上を走っていた 市街地部分は、 1991年から4kmの地下線になりました。 国鉄線が発着する地上駅は、左のように頭端式ホームです。一番北側のFARTの文字の地下がチェ ントバリー鉄道のホームです。 上の構内図ではホームが色分けされていますが、実際は街路とホームを区切る柵もなにもありませ ん。列車を降りるとす ぐに道路で、大変開放的です。 ロカルノからはルツェルンなどへの直通列車もあるので、ホームには長距離列車を引っ張る Re460型電気機関車の姿も見えます。 ロカルノの駅舎はこんな感じ。街路樹に隠れてしまっていますが、やっぱりピンク色でした。カフェ のテントの色も明るくて良い感じです。 右の写真はロカルノからBellinzona(ベリンツォーナ)まで乗ったローカル列車。よく空 いています。向かい合わせのクロスシートなんですが、網 棚が変わっています。これまで見たことのないタイプでした。
ロカルノでも、トップの写真のように地下ホームに到着です。1990年までは地上を走っていた 市街地部分は、 1991年から4kmの地下線になりました。 国鉄線が発着する地上駅は、左のように頭端式ホームです。一番北側のFARTの文字の地下がチェ ントバリー鉄道のホームです。
上の構内図ではホームが色分けされていますが、実際は街路とホームを区切る柵もなにもありませ ん。列車を降りるとす ぐに道路で、大変開放的です。 ロカルノからはルツェルンなどへの直通列車もあるので、ホームには長距離列車を引っ張る Re460型電気機関車の姿も見えます。
ロカルノの駅舎はこんな感じ。街路樹に隠れてしまっていますが、やっぱりピンク色でした。カフェ のテントの色も明るくて良い感じです。 右の写真はロカルノからBellinzona(ベリンツォーナ)まで乗ったローカル列車。よく空 いています。向かい合わせのクロスシートなんですが、網 棚が変わっています。これまで見たことのないタイプでした。