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Gotthard線の旅 (ゴッタルド、ゴ タルド) (ゴッタルドトンネルのゲシェネン側。完成した1882年を示すローマ数字が見える) 2005年に出かけた旅の大きな目的は ゴッタルド線をしっかり見ることでした。 1882年に完成したゴタッルドトンネルを含み チューリッヒやルツェルンからイタリアに向かうこのルートは 鉄道開通以前から、ヨーロッパの北と南を結ぶ大幹線でした。 現在も国際列車が何本も走っており、 特に貨物列車の多さは、 このルートがヨーロッパの物流を支えていることを実感させます。 現在はゴッタルド峠のはるか地中を貫く ゴッタルド・ベーストンネルの工事が進んでおり、 2012年に完成すると世界一の長大トンネルになります。 (2010年10月15日に貫通しました。開通は2017年?) その時には今のトンネルはどうなってしまうのでしょうか。 ベーストンネルの開通前に、 歴史あるこのルートを体験しておきたい、 それが今回の旅のきっかけでした。 歴史的な関心だけではなく、 このルートは鉄道ファンの関心を引く見どころがいっぱいです。 その代表が「ジョルニコの三段ループ」と「ヴァッセンの教会」です。 それもしっかり見てきました。 今回の予定内容は以下の通りです。 ▼Bellinzona>Airolo(ベリンツォーナ>アイロ ロ) ▼Airolo>Goschenen(アイロロ>ゲシェネン) ▼Goschenen>Luzern(ゲシェネン>ルツェルン) ▼ゴッタルド線の歴史と新トンネル ▼電気機関車クロコダイル ▼スイス交通博物館 なお、Gotthardの読み方は、 辻本はこれまで「ゴタルド」としていましたが、 世間では「ゴッタルド」と読む人が多いようなので、 今回はこちらの読み方に合わせることにしました。 次のページ >> |
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