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「スイス鉄道の旅」
地球の歩き方 By Train
オフィス・ポストイット編。
ダイヤモンド・ビッグ社。
2003年12月26日。A5判、240頁。1800円。
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ガイドブックの定番「地球の歩き方」の鉄道編。美しい写真と最新情報が満載。巻末の「旅の情報収集」
の中には、辻本のサイトも紹介されてます!
(右にリンクした2006年発行の改訂版では消えましたが、第3版で復活)
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「スイス鉄道の旅 第3版」
地球の歩き方 By
Train 2
「地球の歩き方」編集部編。
ダイヤモンド・ビッグ社。
2009年12月11日、A5判、232頁。1800円。
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上で紹介した定番ガイドブックが、第3版になりました。情報が最新になったのはもちろん、それぞ
れの路線の解説がぐっと詳しくなりました。166 ページでは、辻本のサイトが紹介されています! |
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「スイスの鉄道」
アルプスから碧水の湖畔、石畳の街までを網羅
長真弓。JTBキャンブックス。
2003年4月1日、A5判、176頁。1800円。
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アルプス方面だけでなく、スイス全土のローカル鉄道を網羅しており、事典のように使える。車両に関す
る説明も詳しく、近年目立つ企業統合の最新情報も盛 り込んでいて役に立つ。
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「ヨーロッパアルプス鉄道の旅」
路線案内から旅の実用知識まで
長真弓。講談社カルチャーブックス。
1992年6月25日、A5判、152頁。1500円。
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スイスだけでなく、フランスとオーストリアの鉄道も紹介。ケーブルカーやロープウェイ、ポストバスも
一部含まれている。鉄道ごとに1ページから4ページ
で、写真も多く使われているので、見ていても楽しい。
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「アルプス・チロルの鉄道」
ヨーロッパの屋根をめぐる50の鉄路
三浦幹男・原口隆行・三上泰彦。
JTBキャンブックス。
1997年7月1日、A5判、170頁。1700円。
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美しい写真とともに、スイスとオーストリアの登山鉄道、山岳鉄道を紹介。巻末に嶋野崇文氏による「鉄
道トンネル開通物語」と「クロコダイル誕生秘話」が あるのが特筆できる。
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「スイス鉄道ものがたり」
宮脇俊三(文)、黒岩保美(絵)。
福音館書店。
1995年9月15日、B5判、44頁。1300円。
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もともとは92年7月1日発行で、95年に「たくさんのふしぎ傑作集」へ。小中学生向けだが、表紙で
もわかるように、絵は機関車も客車も大変リアルで、
記録的価値も高い。文章もマニアックな宮脇氏が本領を発揮。交通博物館の絵も楽しい。
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「アルプス鉄道夢紀行」
氷河急行からPTTバスまで
桜井寛。東京書籍。
1997年12月24日、A5判、192頁。2200円。
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世界の鉄道を乗り歩いている桜井氏だけに、さすがに美しい写真が多く、プロのアングルが参考になりま
す。お土産品の紹介も多い。またオーストリアのブレ
ンナー越えと、SLが走るアッヘンゼー、ツィラータール、シャーフベルクの各鉄道も紹介している。
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「アルプス登山鉄道」
池田光雅、武内豊、加山昭、川上洋一。
新潮社「とんぼの本」。
1984年11月20日、A5判、120頁。1100円。
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池田さんのスイス鉄道物では最初期の1冊。紹介されているのはユングフラウ地区、氷河急行とその両側
のベルニナ線、ゴルナーグラート鉄道と定番のみだ
が、読み物が多い。マーク・トウェインのリギ山登山紀行は面白い。 |
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「アルプス氷河急行」
池田光雅。ちくまライブラリー。
1992年6月30日、四六判、184頁。1500円。
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スイスの鉄道ものを数多く書いている池田氏が氷河急行に対象を絞って、じっくりと解説している。
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「スイス・アルプス鉄道の旅」 New!
池田光雅。晶文社。
1993年1月25日、四六判、266頁。2300円。
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4章構成だが、第3章の「国境をめぐる旅」が1993年のEU発足以前のEC時代の実情を知る上で興
味深い。また第1章の「アルプス縦横無尽」では氷河急行が詳しく紹介されているが、ツェルマット近くの
ランダの土砂崩れ直後の様子がよくわかる。 |
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「永遠のスイス登山鉄道」
池田光雅。東京書籍。
1994年5月18日、A5判、184頁。1650円。
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紹介されているのはユングフラウ周辺やゴルナーグラート鉄道など有名なところばかりだが、「車窓風
景」の案内にこだわった本で、列車から見えるアルプス
の山々の紹介が大変詳しい。氷河急行の紹介は、「アルプス氷河急行」とダブらないよう、簡単になってい
る。 |
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「スイス鉄道紀行」
美しきアルプスの国を巡る
池田光雅。光人社。
1996年12月23日、四六判、268頁。1943円
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幹線鉄道の旅、アルプスの鉄道、鉄道ウォッチング、都市の鉄道とローカル列車の4章からなるが、
DFBについて、復活開業の経緯や開通直後の様子、関係 者らの聞き取りが大変貴重。
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「スイス山岳列車の旅」
池田光雅。東京書籍。
2005年9月1日、A5判、152頁。1600円。
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「永遠のスイス登山鉄道」の改訂版の意味もある姉妹編。ただし、ややマニアックだった同書と比べると
一般向きになっている。文章ページと写真ページが2
ページずつ交互に展開するスタイルで、写真も大きめ。 |
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「スイス鉄道一人旅」
行き当たりばったり路線ガイド
根本幸男。光文社「知恵の森文庫」。
2003年8月15日、A6判、410頁。724円。
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還暦を迎えて「毎日がサンデー」となった著者によるスイス全土の撮影旅行記。1999年の記録で、話
は少し古いが、マイナー路線が多いので参考になる。 撮影場所の記述も豊富。
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「とことんスイス鉄道一人旅」
予定なしの乗りまくりガイド
根本幸男。光文社「知恵の森文庫」。
2004年5月15日、A6判、340頁。705円。
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上掲書の続編。今回は2000年の旅の記録。相変わらずマイナー路線が中心だが、フリブールの水力
ケーブルカーなど、興味深い紹介も多い。
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「世界のスーパーエクスプレスII」
21世紀へ駆ける高速列車・豪華列車
三浦幹男・秋山芳弘・原口隆行。
JTBキャンブックス。
2000年9月1日、A5判、160頁。1700円。
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スイスの列車としては、振り子式の最新型ICNと、二階建てのIC2000、それに氷河急行やRhB
の各列車、珍しいところでは船と一体のウィリアム・ テル急行を紹介している。
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「ヨーロッパ汽車の旅」
大木茂。平凡社「コロナブックス」。
2002年10月28日、A5変判、126頁。1600円
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スイスはRhBと、小さなSLが有名なブリエンツ・ロトホルン鉄道を紹介。両ページ見開きの美しい写
真が多く掲載されている。
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「ヨーロッパ
鉄道旅行(III)スイス フランス」
植田健嗣。保育社「カラーブックス」
1985年7月、A6判、156頁。500円。
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タイトルを見るとフランスと半々のようだが、内容は大半がスイスの説明で、フランスはパリとTGVく
らい。内容は古いが見どころはきっちり押さえている。Voralpen急行も紹介しているが、当時は愛
称がなかったようで、著者が独自に「みずうみ急行」と名付けている。
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「時刻表に見るスイスの鉄道」
大内雅博。交通新聞社「交通新聞社新書」
2009年6月15日、新書判、206頁。800円
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美しい車窓風景の解説書ではなく、「移動のための鉄道」という観点から、「あらゆる時間帯と駅での列
車の発着」についてまとめた本。前半は、列車の到着
と出発を集中させることで乗り換えを便利にするシステムの説明。後半は主要18駅の実例を紹介してい
る。
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