▽お城めぐり
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★ 松山城からの眺望(2002年1月27日)・その2★ 今度は北の窓から北北西の眺めです。 瀬戸内海を走る船の姿も見えます。 で、もう少し真正面をアップにしてみます。 ズームの望遠側で撮影したのを50%くらいに縮小してます。 正面の三つのこぶのように見える山の右側のこぶの上に、 海を挟んで白っぽい塔が立っているのがわかるでしょうか。 ライトが点滅しているのが、肉眼でも何とかわかります。 そう、大きな吊り橋の主塔です。 双眼鏡で見るとはっきりします。 わかりにくいですが、左画の山かげに、 左側の主塔の頭がのぞいています。 上の写真は手持ちで双眼鏡にデジカメを当てて撮影。 実際に双眼鏡をのぞくと、もっと鮮明に見えます。 天守にいたおじさんは、周りの観光客に向かって 「あそこにしまなみの橋が見えてるやろ」と しきりに説明しています。 辻本は双眼鏡をのぞいて、すぐに橋の存在に気が付き、 最初、「そうか」って思いましたが、 すぐ、なんか変だなって思いました。 記憶にある、しまなみ海道のどの橋にも似てなかったからです。 さらに、よく考えると、方向が違うような気がします。 で、帰ってから地図で確かめてみました。 やっぱり、どう考えても、松山城からしまなみの橋を見るのは無理です。 で、北北西方向を見ると「安芸灘大橋」というのがあります。 ネットで調べると、まさしくこれでした。 広島県道路公社のページに詳しい解説があります。 安芸灘大橋は中央支間750mで、国内第9位だということです。 2000年1月18日に開通しており、土木学会の田中賞も受賞しています。 ちなみに、この橋は「安芸灘諸島連絡架橋」構想のひとつで、 現在8橋のうち6つが完成しています。 全国ニュースにはなっていませんが、 「もうひとつのしまなみ海道」と呼べそうなプロジェクトです。 で、この連絡架橋のページで気が付いたのですが、 安芸灘大橋の手前にあるトラス橋の蒲刈大橋も、 しっかり見えていたのでした。 双眼鏡で見たときは、安芸灘大橋の橋桁かなと思ってたんですが、 位置的にも、形からも、蒲刈大橋のようです。 << 前のページへ | 次のページへ >> |