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★ その後のLombard ★
★ハードディスク交換(2001年6月24-25日)
1999年9月2日の購入以来、Lombardの内蔵ハードディスクは6GBのままでした。東芝製のハードディスクで、使用感は今ひとつだったけれど、静かなところが気に入っていました。
ところがこの6月下旬になって、突然調子が悪くなってきました。Webブラウザを使うと、フリーズではないものの、回転がほとんど止まってしまうようになりました。ブラウザのキャッシュファイルがおかしいようで、削除(クリア)しようとしたら、エラーが出て削除ができません。Norton
Utilitiesでチェックしてみると、チェック中にフリーズしてしまい、ちょっと重傷です。
ハードディスクを初期化すれば治るとは思いましたが、それならば、この機会に大容量化を果たそうと、早速Amuletさんのページを覗くと、IBMの最新型、流体軸受け使用の20GBが即納になっていたので、注文することにしました。同時にCitiDISK
Jrも一緒に注文しました。
外付けハードディスクケースはいろいろありますが、Amuletさんで売っているCitiDISKは、ケーブル部分を交換すると、USBやFireWire用にもなるという優れものです。
22日(金)の夕方にWebページからオンラインで注文し、同夜に確認メールが来て、その夜のうちにクレジットカード番号を入力。翌23日(土)の昼に電話で再確認があり、夜には発送。24日(日)の午後、松山に到着しました。
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購入したCitiDISK
JrはCardBus接続用です。右下が本体。本体は小さいのですが、カードとつながるケーブルは太いのであまり曲げることはできず、設置するとそれなりの場所をとります。またCardBusモードで動かすにはACアダプターが必要になります。
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最初、購入したIBMの20GBをCitiDISKに内蔵。これはプラスネジだけで簡単に出来ました。カードを差して初期化。いちおう20GBだけど、初期化すると実容量は1GB=1024MBの計算で18.6GBとなります。これをパーティションを切って三つに分ける。
そして今回に備えて急遽購入したOS
Xに付属している9.1のCDからOS9.1をインストールする。なぜOS
Xではなく、9.1なのかは、後ほど改めて書きます。
その後、CitiDISKを再び開腹して20GBを取り出し、今度はLombardを開腹。内蔵の東芝6GBを取り出す。こちらはハードディスクのマウントにトルクスネジが使われているので、かつてDuo280cを開腹するときに買ったトルクスドライバーを使用する。そして20GBを無事内蔵する。
LombardはOS9.1で無事立ち上がったんだけど、さてCitiDISKをつなごうとするとデスクトップに出てこない。フリーズする。強制再起動すると、今度はハッピーマックが出てこない。そんなこんなで、結局、古い6GBの内容をCitiDISK経由で取り込むことはあきらめ、何回もフリーズしたので、念のため、OS9.1のCDから立ち上げて、改めて初期化し、もう一度システムをクリーンインストールする。まだハードディスクは空っぽだから、こういう時は気楽です。で、デスクトップのPowerMac7600と家庭内LANでつなぎ、事前にバックアップしておいた中身を取り込む。
それから改めてCitiDISKのマニュアルをじっくりと読むと、最初にざっと読んだときには見落としていた、きわめて重要な事項に気付きました。
一つは「転送速度の早いCardBusモードでは、つないだまま再起動すると必ずフリーズする」。これはちょっと残念です。まあ、Lombardでは起動ディスクとしては使えないということは承知の上で購入したので、これはまあ仕方ないです。
もう一つはさらに重要で「東芝製ハードディスクの一部と富士通製ハードディスクの一部は、CardBusモードでは使えないことがある」。フリーズが連続したのは、辻本の東芝製6GBが、その「使えない一部のハードディスク」なのでしょう。これはかなり残念ですが、マニュアルによるとCardBusモードでの転送速度は3MB/秒、通常のPCカードモードだと1.8MB/秒、とのことなので、まあ我慢できる範囲でしょう。
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アップル・System
Profileで見た、ハードディスクです。
上がこれまでの東芝製6GB。下がIBMの20GB。双方を比べると、東芝のほうは製造元やプロダクトIDが正しく表示されているのに、IBMのほうはちょっと変ですね。それとIBMの型番はこれまで「DJSA-220」のようだったの、この新型も「IC25N020」までが型番と思っていいのかな。
容量に関しても先に書いたとおりですが、東芝を6GBと呼ぶのなら、IBMは18.6GBと呼ぶ方がいいのかもしれない。
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★OSを9.1に更新
さて、これまでLombardのシステムは最初のままの8.6で使ってきました。8.6のままで、十分便利だったし、仕事でも毎日使っているので、万が一、環境移行がうまくいかなかった時のことを考えて、躊躇していました。
現在でもLombardの性能には十分満足しているんですが、ただ、アップルの音楽ソフト、iTuneが8.6では動かないのが残念でした。(もっとも、MP3用のソフトとしては、iTuneの母胎となったSoundJamを使っていたので、まだ我慢が出来ました。)
で、今回、ハードディスクを交換したことで、ようやくシステムのアップグレードに踏み切りました。本来なら、OS
Xに更新すべきなのかもしれないが、どうもOS
Xは好きになれません。全体の作りはそれなりに美しいと思うし、性能的にも優れていることはわかるんですが、ただ一つ、FinderがWindowsのExplorerのようになってしまったのが、気に入らないんです。
いずれ、どうしてもOS
Xを使うときが来るとは思うし、現在の環境移行作業が一段落して安定すれば、テスト用としてOS
Xをインストールするとは思いますが、Lombardについては、当分の間、9.1をメーン環境として使い続けるつもりです。
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