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 9月2日にLombardを入手してから2か月以上がたち、すっかり落ち着いてきました。毎日職場で朝の9時から夜の9時ごろまで働いてくれ、休日は自宅で動いています。もうLombardのない生活は考えられない状態です。
 現在のデスクトップはこんな感じです(冬バージョン)。

 6GBのハードディスクは3つにパーティションを切りました。もちろんHFS+なので、細かく分ける必然性は少ないのですが、一つはシステム及びアプリ用、一つはデータ用、残る一つはVirtualPC用のつもりです。
 その下にマウントされているのはShrinkWrapで取り込んでいる「マイペディア」です。
 右上に出ているのはDesktopCalendarPlusです。
 デスクトップピクチャとKaleidoscopeのスキームはシンプルなのが好きです。スキームはMacintoshGardenの[めのう]さんによるColorPencilWhiteです。

 上の文章を書いてから、さらに3か月が経ちましたが、Lombardはきわめて快調。日常になじんでおり、ちゃんと動くのが当たり前の生活です。
 それでも、すこしずつこのページのコンテンツも増えてきたので、簡単な目次を作ってみます。

・トラブル履歴 / バッテリーの持ち(このページ)
DVDの魅力 / バーチャルヘッドフォンについて
Lombard用のバッグについて
MADSONLINE社の小型ACアダプターについて

★トラブル履歴

 購入を決めてから手にはいるまでの1か月余りの間、webで情報を収集しました。そして利用者の中に次のような不満があり、不具合、トラブルが報告されていることを知りました。
・液晶にキーボードの痕が付く
・クリックボタンが押しにくい
・キーボードの右上部分が沈み込む
・起動時にハードディスクマウントの手前でストップし、DVDを開けると続行する
・異様な高周波音が出る

 辻本の場合はどうだったのでしょう。
 最初の2点は、まったく杞憂に終わりました。特にキーボードの痕については、多くのユーザーが報告していたので、薄くした弊害でやむを得ないのだろうとあきらめていただけに、ラッキーでした。個体差があるのですね。
 キーボードの沈み込みについては、確かに感じられました。でも、それまで使っていたのが、ふにゃふにゃ感で有名だったDuoのキーボードだったので、許せる範囲でした。また現在では英語版キーボードに換えたので、さらにタッチは良くなりました。(この件については、いずれ「キーボードの話」の続編で)
 次のDVDドライブ関係の不具合は、やはり遭遇しました。入手した最初に起動したときは大丈夫だったのですが、家に持ち帰り、パーティションを切ってシステムを入れ直し、再起動したとたん、マウントされない事態になりました。事前に情報を得ていなかったら、きっと焦ったことでしょう。
 そこで思い出したのが97年2月にPowerMac7600/132を買ったときのことでした。内蔵CD-ROMドライブがどうしても認識されないのです。ダメ元で本体のカバーを開け、祈るような気持ちでドライブのコードのコネクタ部分をぎゅっと押しつけてみました。すると何事も無かったように認識されたのです。そんな経験があったから、今回もDVDモジュールを抜いた後、改めて装着するときに、ちょっとだけ強めに入れてみました。そうしたら、次から無事立ち上がりました。
 でも、これはたまたまだったのかもしれません。その後もまれに起動途中でストップする状態が起きるようになりました。結局アップルからDVDドライブのファームウェアアップデートが出たので、しばらく様子を見てから10月10日にアップデートを試みました。それからは毎回、無事に立ち上がっています。
 また購入初日の夜、上のトラブルで何度か再起動を繰り返しているときに一度だけ、高周波音が発生しました。これは本当に一度だけで、その時も改めて再起動するだけで音は消えました。しかし一抹の不安が残ります。
 このほか、9月には、突然スピーカーの音が出なくなるというトラブルがありました。これはランダムに発生するので原因が分からず、困りましたが、DVDドライブのアップデート共に、起きなくなりました。なにか関係があったのでしょうか。

 ということで、その後1か月以上ノントラブルに近い状態で推移しています。ハードディスクは東芝製ですが、きわめて静かです。液晶のドット落ちも幸い皆無のようです。

★バッテリーの持ち

 辻本は会社の机の上で主にLombardを使っているので、ほとんどAC繋ぎっぱなしの状態なんですが、バッテリーで使ったときはどれくらい持つのでしょうか。
 Lombardのウリのひとつがバッテリーの持続時間。標準の1個で5時間と、iBookの6時間には及ばないものの、一般のノートパソコンの中では飛び抜けて長いほうです。でもカタログデータはあくまでカタログデータです。よほどでないとそこまではいかないでしょう。
 辻本の場合、普通に使って3時間ちょっと、というところです。朝9時過ぎに立ち上げて、書類を作ったりメールを読み書きしたり、インターネットでwebブラウジングをしたり、時々休んだりで、お昼のニュースが終わる頃までは持っています。
 十分に充電した後でACコードを抜くと、コントロールバーの残り時間表示には3時間20分程度が出ます。バッテリー関係では燃料系のようなメーターが出る「MyBattery」というソフト(画面の左下に見えているやつ)も入れているんですが、こちらの残り時間のほうがやや長く表示されるようです。
 もっとも残り時間0まで使えるわけではなく、残り十数分で強制スリープに入ることもあるので、やっぱり持続時間としては3時間ちょっとになります。またこれらの表示はリニアにカウントダウンするのではなく、途中でちょっと増えたり、急に減ったりすることもあるので、参考程度です。

 なお、これは標準状態のままです。コンパネの省エネ設定は、ACからバッテリーに切り替えると自動的に「節電を優先」になり、オプションの「プロセッサ・サイクリングを許可する」がオンになります。標準状態というのは、そのほかは何も変えていないという状態です。
 省エネ設定のオプションには「プロセッサ・スピードを落とす」という項目もあります。これを試してみました。すると残り時間は下のように少し延びました。

 半円形メーターの下の太字が残り時間、細字は経過時間。合計で3時間42分になってます。コントロールバーの残り時間より長くなってます。
 上のバッテリー型の絵の中の「R」の文字は本来右側ベイを示すもの。左側にバッテリーを入れているのに、なぜか右側と認識されてしまっています。

 でも、最終的には3時間5分たった時点で残り17分となり、「後数分でスリープします」と予告がでました。コントロールバーの表示は「あと8分」でした。あんまり延びたような気はしません。
 翌日、起動と同時に時計でも計ってみました。朝9時45分にバッテリーに切り替え。その時点で、残り時間は3時間22分とでていました。その後、普通に使っていると12時50分に「あと数分」の予告がでて、55分に強制スリープしました。結局3時間10分でした。プロセッサ・スピードを落とした効果はあまり関係ないようです。

 またシェアウェアの「G3Strip」ではキャッシュの容量やキャッシュの速度が変えられ、標準より落とすことによって当然バッテリーの持続時間は延びるようです。これも今後試してみたいと思います。


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