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★2016年6月29日(水)ガイドブックが好き(2) Eyewitness
Travel Guides
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イギリスのDorling Kindersley(ドーリング・キンダースレイ)社のガイドブック「Eyewitness
Travel Guides」の珍しい1冊を手に入れました。
上の写真はいずれもパリのガイドですが、左から3番目、本革ケースに入っているのが「デラックス版
(Deluxe Gift Edition)」です。一番右は箱です。
このシリーズのパリのガイドは、1993年に初めて発行され、現在も毎年のように改訂版が出ていま
す。上の写真の一番左がその93年版です。94年1月、今はなき丸善神戸店で買いました。購入時には左
の写真のように、丸善による帯が着いていました。丸善は「発売元」になっており、輸入代理店だったので
しょう。また出版元が「ドーリング・キングスレイ」になっています。価格は税別3,000円。本に記さ
れた定価は14.99ポンドです。
「デラックス版」はアメリカで99年に発売されており、本体の他に折り畳み地図とパウチされたカード
4種類がセットになっています。本は「アメリカ版第3版」となっていますが、内容は最初の93年版とほ
とんど同じで、紹介されている店が少し変わっている程度です。本革ケースは分厚いので、携帯性はそれほ
ど良くはありません。実用的というよりはコレクション向きです。
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さて最初
の写真の左から2番目は、同朋舎出版から「地球・街角ガイド タビト」シリーズとして95年4月に発行
された日本語版です。当時の定価は税別2,893円でした。右の写真は、原書と「タビト」を比較したと
ころ。サント・シャペルの紹介ページですが、見事なまでの完全翻訳版です。
「タビト」シリーズはパリを含め、ロンドン、ニューヨーク、ローマ、フィレンツェ&トスカーナ、プラ
ハ、サンフランシスコ、フランス、ウィーン、プロバンス、ヴェネチア&ヴェネト、アムステルダムの計
12冊が発行されましたが、すべて絶版です。
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同朋舎出版は、2013
年8月11日の日記で紹介したこだわりガイドブック「望遠郷」も出版していたユニークな会
社でした。「タビト ニューヨーク」に挿入されていた両
シ リーズの案内チラシはこちらで す。
さて「Eyewitness Travel
Guides」は現在も多くの種類が出ています。写真や図が多いので、英語でも楽しむことができるため、左の写真のように何冊か買いました。
また「Top10」という別のシリーズもあります。こちらは町歩きに焦点を絞り、様々な項目でスポッ
トを10か所ずつ紹介していくハンディなガイドブック。3月にパリに行くに際して、最新版も買いまし
た。「Eyewitness Travel
Guides」は分厚くて持ち歩きには向きませんが、こちらは新書判でそんなに分厚くないのでお薦めです。
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★2016
年6月18日(土)行ってきました、京都鉄道博
物館
14日
(火)に、父親のお供で京都鉄道博
物館へ行ってきました。平日でしたが、保育園の団体や家族連れなどでそれなりに賑わってい
ました。
上は本館のメイン展示。(どの写真も、クリックすると大きな写真が開きます)。左から新幹線500系
(521型1号車)、寝台特急クハネ581形35号車、特急電車クハ489形1号車です。いずれも前照
灯が点灯されており、静態保存ですが、ライブ感がありました。
車両の展示の他にも、鉄道関係の様々な展示・紹介があります。懐かしかったのは右の写真、通票(タブ
レット)です。物心ついた頃、実家近くの宇治駅にも、らせん型のタブレット受け器が立っていたのをよく
覚えています。じっくり見れば1日楽しめそうです。
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鉄道関係の博物館につきもののジオラマは上の通り。見学は正面と右手の2方向で、写真は右手の最上段
に立って眺めた様子です。上は500系が走行中です。
JRだけでなく阪急電車や近鉄の「しまかぜ」も走ります。左はドクターイエローです。
京都鉄道博物館が他の鉄道博物館と違うのは、SLの存在です。動態保存の8両を含む23両のSLは圧
巻です。下は動態保存機のひとつ、「スワローエンゼル」ことC62型2号機です。この日は扇形車庫の外
に出ており、真横から写真が撮れました。格好いいですね。
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★2016年6月3日(金)世界最長、
ゴッタルド・ベーストンネルが開通
青函トンネルと抜いて世界最長となる「ゴッタルド・ベーストンネル」(57.1Km)が、6月1
日に開通しました。詳しくは、「スイス鉄道
の旅」をご覧下さい。
★2016
年5月22日(日)阪急神戸ビル東館 建て替え始まる
阪神大震
災のあと、21年間も仮建築のままだった三宮の「阪急神戸ビル東館」が、いよいよ高層ビルに建て替わる
ことになりました。
今年1月11日で、ビル内で営業していたイカリスーパーなどがすべて閉店となり、あとは建て替え計画
の発表を待つだけとなっていましたが、4月25日に阪急電鉄から正式に発表がありました。
そして、5月9日から駅前広場(さんきたアモーレ広場)を閉鎖する工事が始まりました。
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上の写真は5月21日、出勤途中の写真ですが、通称「パイ山広場」の名前のもとになっていた小山は崩
されて平地になり、大きな木陰を作っていた数本のケヤキの木もありません。「アモーレ広場」の名前の由
来である新谷e紀さんの彫刻は、広場の中に見える白い囲いの中でしょうか。これも撤去されるのでしょ
う。
広場の工事は、ここをビル建築の作業場や資材置き場とするためで、仕方ないことでしょうが、ちょっと
窮屈です。
で、新しいビルの完成予想図が左の絵。阪
急電鉄の発表資料から拝借しています。計画では地上
29階、地下3階で、高さは約120m。地下から
3階までは駅の施設や商業施設が入り、4〜15階はオフィス、17〜28階はホテル、29階が展望フロ
アとレストランとなっています。
そして完成予想図でもわかるように、低層部(6階まで?)は、1936年に建てられ、阪神大震災で大
きな被害を受けるまで三宮のランドマークとして親しまれた旧ビルの意匠を再現しています。ただし、昔の
ビルで特徴的だった、ビルの中に駅を取り込んで、大アーチの中へ電車が入っていくことは復活しないよう
です。
完成予定は5年後の2021年。さらにJR三ノ宮駅の駅ビルも建て替えが予定されており、こちらも正
式発表が待たれている状況です。
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