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★ 郡上八幡の橋(2013 年6月)★ 清流と名水の城下町、郡上八幡。 2004年3月に周辺の6町村と合併して、郡上市となりましたが、 今でも観光対象としては「郡上八幡」と呼ぶのがしっくりきます。 徹夜で踊る盆踊り「郡上踊り」でも有名ですが、 なによりも町の中心を流れる吉田川の景色が独特です。 町の中心部とは思えない、渓谷を思わせる風景に魅せられ、 これまで何度も訪れました。 今回も短時間でしたが訪問の機会があり、小雨が降り続く中、橋の写真を写してきました。 今回は橋のスペックや架橋年月などのデータはありません。 上の写真は上流側から見た新橋です。 これが町の中心部の地図。右が北です。 中央の矢印が付いているのは、この地図があった観光バス用の駐車場です。 中央を縦(東西)に流れているのが吉田川。 地図の下、東から西へと流れ、この地図の範囲の少し先で、長良川に合流します。 地図の上部を右(北)から吉田川に流れ込んでいるのが、小駄良川です。 洞泉寺橋から学校橋へ向かって見ていきました。 ▽洞泉寺橋(とうせんじばし)
小駄良川にかかるアーチ橋。写真は上流側右眼から見たところ。 郡上八幡中心部の橋は、どの橋にもぼんぼり型の照明がついています。 こちらは下流の清水橋近くから望遠で見たところ。 川辺に建つ民家がすごいですね。 たぶん道路側から見ると普通の二階建てなんでしょう。 どの家にも、水辺へと降りる階段が付いています。 ▽清水橋(しみず
ばし)
落ち着いた色彩の町並みの中で、ただひとつ目立っているのが清水橋。 上の写真は上流側から見たところ。 左手、左岸の堤防下に、この町のシンボルのひとつ、名水百選の「宗祇水」があります。 宗祇水の横から見たところ。ちょっと太鼓橋風に反りが付いています。 この道は石畳舗装の歩行者専用道路です。 この位置から宗祇水側を振り返ると、こんな感じです。 (2024年9月21日17時16分撮影) ▽宮ヶ瀬橋(みやがせばし)
町の中心部、主要道路に架かる宮ヶ瀬橋。上流側左岸から見たところです。 撮影時刻は午後2時ごろですが、ぼんぼりには灯が入っています。 道幅も広く、橋脚も立派です。欄干は改修で高くされているのかな。 これは上流の新橋から宮ヶ瀬橋を遠望したところ。 宮ヶ瀬橋と新橋の間が、もっとも吉田川が渓谷の容貌を見せているところです。 右岸川は絶壁ですが、左岸側は岩場の上を歩くことが可能です。 こちらは宮ヶ瀬橋から、上流の新橋側を見たところです。 長い竿を持った釣り人が見えます。(2024年9月21日17時21分撮影) 橋の北詰(右岸側)から見た夕景です。(2024年9月21日17時25分撮影) ▽新橋(しんばし)
新橋のたもと、左岸側には昔の町役場の建物が残り、 旧庁舎記念館として観光案内所などに使われています。 ここが町の中心と言ってもよいでしょう。 新橋は宮ヶ瀬橋とは違って、橋脚のないワンスパンで吉田川をまたいでいます。 町の中心にふさわしく、親柱も立派です。道幅も広く、歩道と車道が分かれています。 この橋は、地元の子供たちが橋の上から吉田川に飛び込むことで有名です。 水面までの高さは12mと言われています。 地元の子供たちは、小さいころから川に親しみ、充分に練習を積んでから飛び込むのでしょうが、 近年は観光客がまねをして事故も起きているようです。 そのため、欄干にはこんな目立つ「警告」が取り付けられています。 それでも、普通なら「飛び込み禁止」としてもよさそうなところを、 「不慣れな方等」の「無謀な」飛び込みに対して「自粛」を求めているだけです。 橋からの飛び込みは、地元の子供たちにとっては、大切な通過儀礼なのでしょう。 ▽学校橋(がっこうばし)
最後は学校橋。その名の通り、八幡小学校の隣りにあります。 この橋も、子供たちが飛び込むことで知られています。 新橋よりも水面までの高さが少し低いので、 新橋から飛び込む前段階とされているようです。 高さが低い代わりに、水深も浅いようなので、危険なことに違いはありません。 やっぱり街灯の柱に「警告」が掲げられていました。 右の写真は下流側から見たところ。大きな岩があちこちにあります。 「橋が好き」へ戻る |