▽お城めぐり

▽日本のあちこち

▽Macのある生活

▽好きなもの色々

▽ リンク

▽過去の日記



★2016 年10月25日(火) 岡山県の三重塔
 先日、岡山県の三重塔を巡ってきました。ちょっと意外ですが、岡山県には国の重要文化財6件を含む多くの三重塔があります。このうち、重文4件を含む8 か所の塔を訪ねてきました。

 三重塔というと、山間の緑深い場所にあるというイメージがありますが、意外な場所に建っている塔もあ ります。
 上は牛窓(瀬戸内市)の海を望む高台に建つ本 蓮寺の塔。ここは江戸時代、朝鮮通信使の宿館として使われ、境内は国の史跡にも指定されて います。
 左は「裸祭り」で有名な西大 寺(岡山市東区)。巨大な本堂のある境内はグラウンド、いやスタジアムの様相で、観覧席も 設けられています。
★2016年10月17日(月) 三式戦闘機・飛燕
 神戸ポー トターミナルの大ホールで開かれた「川 崎重工創立 120周年記念展」を見に行ってきました。
 展示のメインは上の写真の通り、細部にまでこだわって修復された第二次大戦中の陸軍 の戦闘機「三式戦 闘機・飛燕」です。
 川重の前身のひとつである川崎航空機工業が開発した戦闘機で、日本では珍しい液冷エ ンジンを搭載し、 空気抵抗の少なそうな先端部と細長い主翼が特徴です。
 この機体は終戦後、米軍横田基地に展示されていたために奇跡的に残っていたものの、 長い間の修復でオ リジナルな姿を失っていました。今回は文化財としての考え方にたって修復が行われました。
 現物を目 の当たりにして、想像していたより機体が細い(平べったい)ことに驚きました。
 飛燕についての説明と、修復にあたっての考え方、具体的な修復場所などは、上と左の解説版を見て下さ い。
 最初の写 真で、飛燕の横にバイクが並んでいます。カワサキが誇る「Ninja」です。そして展示室の最後には、 Ninja H2とH2Rが 並んでいました。右の写真はレース専用のH2R。
 なぜこのバイクかというと、飛燕のエンジンに使われていた「スーパーチャージャー」の技術が使われて いるからです。車体の中央に緑色の「SUPER CHARGED」という文字が見えています。このバイクには川重グループの技術が結集されているとのことです。
★2016 年9月 26日(月)  裏山の山城跡 へ
 秋分の日が過ぎて、朝夕は秋の気配が 感じられるようになりました。真夏には行けなかったハイキングが再開できます。
 ということで、手近な裏山を歩いてきました。上の写真の正面、北野の異人館街の背後の山は、地図では 名前がありませんが、標高約320m。風見鶏の家は約65mなので、標高差は約250m。そこから奥へ 進み、約350mのピークから東へ、約320mの「城山」と書かれた山に向かいます。
 この一帯には南北朝時代から戦国期にかけて「滝山城」がありました。いまでも郭や堀切など、山城の遺 構が残っています。
 最初の写 真を拡大すると見えていますが、黄緑色の「萌黄の館」の前から歩き始めました。
 最初は急な登り坂。約30分で最初のピークへ。「堂徳山国有林」との解説版がありました。残念ながら 眺望はほとんどありません。背後の350mのピークも同様です。
 城山には昭和13年に建てられた「史跡 瀧山城址」という大きな碑がありました。ここは本丸西側の櫓 台だということです。堀切などは、山城に詳しい人がみると、興味深いと思いますが、素人には見分けるの は困難です。
 右の写真は新神戸駅の裏にある登り口。約2時間のハイキングでした。
★2016年9月17日(土) エッフェル塔が好き
 エッフェル塔は、塔が好きな人間にとっては「聖地」です。足元までは若い頃に訪れていましたが、この 3月、ようやく登頂がかないました。

 フランス革命100周年を記念し、パリ万国博覧会のために1889年3月31日に完成したエッフェル 塔は、今ではパリのシンボル。地図もガイドブックも、エッフェル塔を表紙にしたものが数多く出回ってい ます。

 3月に訪問してから、なかなかページを作れませんでしたが、ようやく「エッフェル塔が好き」を作りまし た。今 回はほぼ外観写真のみなので、さらに内容が増やせるよう、再度の訪問を願っています。
★2016年9月5日(月) 播磨の法隆寺
 播磨にある聖徳太子ゆかりのお寺、太子町の斑鳩寺と、加古川 市の鶴林寺を 訪ねてきました。三重塔が目当てでしたが、どちらも良い雰囲気でした。三重塔のページも更新。

 斑鳩寺は境内の出入りが自由で、地元にとけこんだお寺でした。聖徳殿は法隆寺の夢殿のようなユニーク な建物です。

 一方、鶴林寺は有料ですが、国宝建造物が2棟あり、見応えがあります。
 上の写真 は本堂。内陣の宮殿(くうでん)にまつられた薬師如来、日光・月光両菩薩、持国天・多聞天の 5体の仏像は、60年に1回しか見ることができません。でも外陣は開放的で風通しが良く、気持ちの良い 空間でした。

 右は太子堂。こちらは1112年に建てられた兵庫県で最古の建築。3間四方の建物に、1間分の礼堂が ついた形で、その部分の屋根の形が庇のように変化しています。平安時代の建物が残っているなんてすごい です。