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坂の町・金沢 その6
(小立野台地南側の3)

ようやく、小立野台地周辺の坂の紹介も
最終回にたどり着きました。
前回の「嫁坂」から、観光スポットの多いエリアになります。

 1 大乗寺坂
 2 美術の小径
 3 広坂
 4 真弓坂

 5 紺屋坂
 6 尻垂坂(兼六坂)
 7 小尻谷坂
 8 八坂
 9 嫁坂
 10 新坂


色々と地図に書き込みたい観光スポットもあるんですが、
ごちゃごちゃするので省略。
ほかの地図や、金沢紹介のページで見て下さい。

最初は「大乗寺坂」です。

名前は、現在は市の南部の野田山にある大乗寺が
かつてはこのあたりにあったことによるものです。
以前は今のようなコンクリートの階段はなく、
人通りがそれなりに多いわりには風情のある坂道でしたが、
嫁坂などと同じころに整備され、
歩きやすくなったかわりに、趣はいささか失われました。
辻本が初めて訪れたときは冬だったので
道が凍結して何度も滑りそうになりました。
また周囲の樹木ももっと鬱蒼としていたような気がします。

坂を降りると石川県立工業高校があります。
ここは、大森和樹監督、斉藤由貴主演の映画、
「恋する女たち」のロケに使われました。

次は「美術の小径」です。

小径(こみち)というより、階段そのものです。
このあたりは民家はないので、台地の崖がそのままになっており、
そのぶん傾斜が急なのです。
階段の左手には水が流れていますが、
急傾斜のために、まるで滝のようです。

もともとは道などなかったと想像されますが、
台地上に県立美術館と歴史博物館、藩老本多蔵品館、
台地の下に中村記念美術館と、美術館・博物館が集中しており、
それらの連絡のために作られたのではないでしょうか。
名前も観光目的を感じさせますが、
確かにこの階段のおかげで観光客は便利です。

周囲の観光施設はいずれも見応えがありますが、
辻本のお薦めは県 立歴 史博物館
建物もレンガ造りの歴史的建造物ですが、
中では金沢の歴史がよくわかります。
金沢観光の最初にここへ来て、知識を仕入れてると、
町並み歩きが、より収穫の多いものになると思います。

県立美術館は国宝の「色絵雉香炉」で有名ですが、
「恋する女たち」では斉藤由貴が柳葉敏郎と
お茶を飲むシーンが撮影されました。

続いて「広坂」です。

ここは北側の尻垂坂と同じく、自動車のための主要道路です。
それでも、金沢の中心である香林坊や、
県庁、市役所のある広坂通りにつながるため、
人通りもおおいです。
写真の左手は兼六園、右手には石浦神社があります。

最後は「真弓坂」。

ごらんの通り、兼六園への入口です。
兼六園の入口はこのほかに、何か所かあり、
紺屋坂をのぼったところが案内所やコインロッカーもあって
一番利用客が多いようですが、
真弓坂も、上で述べたように繁華街に近いため、
利用する人が多いと思います。
個人の観光客なら同じ場所から出入りしないで、
通り抜けたほうが便利なので、
例えば紺屋坂のほうで預けた荷物を、
真弓坂で受け取れるようなシステムが出来ないものでしょうか。
また、兼六園の案内については、こ のページが便利です。

これで、小立野台地周辺の坂道案内は終わりです。
金沢の坂道は小立野台地周辺のほか、
浅野川の北側の卯辰山山麓や、
犀川南側の寺町台地の崖にもあります。

また、辻本と同じように
坂道ファンの方のページもいくつかあります。
今度、リンクページも作って、まとめて紹介したいと思います。

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