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(小立野台地南側の1) さて、ようやく小立野台地の南側にまわってきました。 こちら側は、鶴間坂などがある北側と比べると、家屋が建ち込んでいる感じがします。 拡大図は次の通りです。 範囲が広いので、あまり拡大図になっていないですが、ご容赦ください。
まず13番の坂から。 この坂も、崖とは斜めに登るタイプ。 鶴間坂などとの違いは、ひたすら一直線に登っていくところです。 次は14番目。 こちらは坂というよりは、階段そのものです。 金沢大の工学部に入口に近いので、学生たちの通学路になっているようです。 そのため、このあたりでは通行量の多い坂と言えます。 次は「善光寺坂」。 ここも斜行タイプですが、ややカーブしています。 車もどんどん通る道でした。 名前は、かつてこのあたりに善光寺というお寺があったためです。 次は善光寺坂の頂上あたりにつながる階段。 凍結して歩行者が滑らないように、むしろが敷いてありました。 近所の人たちの心遣いが感じられます。 つぎの17番は、ちょっと写真が紛れてしまいました。 再度、調査するまでお待ち下さい。 そして「亀坂」です。「がめさか」と呼ぶようです。 左の写真は麓から見たところ。 右は坂の上に立っていた碑です。 金沢の町のあちこちに、同じタイプの石碑(道標?)が建っています。 「八坂」の写真にも写っていましたが、 坂の名前だけでなく、旧町名を記したものが大半です。 金沢市もずいぶん古い町名が消えてしまいましたが、 1979年から市教委の手で 旧町名といわれを記した石碑が建てられています。 ちなみに、旧町名といえば、浅野川大橋に近い「主計町」の名が、 今年10月1日、29年ぶりに復活しました。 (詳細はこ のページを ご覧下さい) 金沢市では第二弾として、 来春にも「飛梅町」「下石引町」が復活するようです。 主計町は行政の名としては消えても、 観光ガイドでは現役の名前でした。 たいていの本に「旧主計町」として掲載されています。 ようやく行政が現実に追いついたのかもしれません。 ちなみに主計町は 「かずえまち」「かぞえまち」の両方の呼び名があるようです。 辻本もこのまちの小さな旅館に泊まったことがあります。 最後の「白山坂」は、広い車道です。 現在では台地の南側で唯一ともいえる、本格的な自動車道です。 このため風情はありません。写真も省略です。 白山坂の西側は、迷路のような不思議な地域です。 そこは次のページで。 前のページ / その1へ 戻る / 次のページ |