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★☆★ オリンパスμ720SWが好き(その2) ☆★☆
(小さいデジカメが好き・3)

★改善されたメニューの使い勝手

 メニューの使い勝手も改善されました。もっとも、これはμ-mini DIGITALとの比較です。μ-mini DIGITAL Sがどうなっているのかは知りません。もしかすると、Sの段階から改善されていたのかもしれません。
 ともかく使用頻度の高い、露出補正を見てみます。720SWの場合は、十字キーの上方向に露出補正が割り当てられてお り、ワンクリックで上の左のように 露出補正の画面になります。これは一眼レフなどでも使われる、露出補正の概念が良くわかるグラフです。この状態で右の写 真のように、十字キーの左右のボタ ンを押して補正値を選び、真ん中のOKボタンで確定します。

 一方μ-miniでは独立した露出補正のボタンはなく、十字キーの真ん中のメニューボタンを押すことで、上の左のよう な画面になり、そこからさらに十字 キーの上を押して露出補正を選ぶことで、右のような画面になります。この状態から、十字キーの上下ボタンを使って補正値 を選ぶわけです。
 720SWと比べると、ボタンを押す手間がひとつ多い上に、画面も補正のプラスマイナスが一目瞭然とはいえないなど、 使いやすさでは見劣りします。

 ストロボとマクロの選択も同様。これは両機種とも十字キーの右ボタンがストロボ、左ボタンがマクロの選択に当てられて いるのですが、ワンクリックしたと きの画面が違います。720SWでは左の写真のように、選べる機能の一覧が見え、そこから上下キーで選択します。μ- miniの場合は、右ボタンを押すた びに機能が切り替わります。
 こういうとボタンを押す回数は同じのように聞こえますが、例えばよく使う発光禁止を選ぶ場合、μ-miniでは右の写 真の状態から、あと3回ボタンを押 す必要があります。これに対して720SWでは左の写真の状態から上ボタンを1回押すだけで発光禁止が選べます(深く考 えずに下ボタンを押していくと3回 押さなければなりません)。

 全体的なメニューに関しては、720SWでは十字キーの左下に独立したメニューボタンがあり、 これを押すと左上の画 面になります。真ん中の「撮影」メニューを選ぶと右のような画面になります。
 また十字キーの真ん中のボタンを押すと、よく使う機能は簡単に変更できます。

 このボタンを押すと、下の写真のように、5つの機能の一覧表示が出ます。
 最初の「P」とあるのは撮影モードで、プログラムオートとフルオートを切り替えます。フルオートというのは、プログラ ムオートに加えて、感度とホワイト バランスもカメラが勝手に設定します。
 2番目はホワイトバランス。上の写真はその選択項目を表示したところです。3番目は感度。オート及び64から1600 までが選べます。4番目はドライブ モードで、単写、連写、高速連写を切り替えます。一番下は測光モード。ESPというのはいわゆる評価測光で、このほかス ポット測光も選べます。

★扱いにくい充電器は残念

 充電池を比較してみました。左がμ-mini、右が720SWです。サイズは少し大きくなりま したが、薄くなってい るのがわかると思います。
 μ-mini用は3.6V、645mAh。720SW用は3.7V、740mAh。少し容量は大 きくなり、撮影可能枚数は公称180枚となっています。

 電池の小ささはボディの大きさと密接にからむので、撮影可能枚数が少ないのはある程度は仕方あ りません。コンパクト さが優先です。
 しかし、充電器の大きさは、ボディの大きさとは関係ないはずです。720SWの充電器は、本体そ のものの大きさは仕方ないとしても、太い電源コードを付 ける必要があるというのは納得できません。
 μ-miniの場合は左の白い充電器単体でコンセントに差し込めます。

 さらにμ-miniの場合は充電に必要な時間は110分でした。それが720SWの場合は300分もかかります。2時 間弱と5時間の差は非常に大きなも のがあります。旅行に出かける場合、μ-miniなら充電器を持っていくのに抵抗はありませんが、720SWの場合は大 変かさばってしまいます。これは何 とか電源コードが必要ない充電器を新に開発してもらい、別売りしてほしいものです。

★その他の○と×

 その他、実際に使ってみての感想です。
・液晶は予想通り見にくい。
・フラッシュのモードが電源を切っても保持されるのは良い。
・現在のモードが電源を入れた瞬間は表示されるのに、その後消えるのは残念。
・マクロが20cmまで、スーパーマクロでも7cmまでしか寄れないのは悲しい。

 画質についてはどうこう言うカメラではないと思いますので、2枚だけサンプル写真をアップしておきます。画質モードは このカメラでは上から2番目で、標 準とされている「HQ=3072x2304」です。いずれもクリックすると無補正の原画が開きます。サイズは約 1.5MBです。



 左は雲南市木次町の斐伊川堤防桜並木。
 右は出雲坂根駅を発車するトロッコ列車「奥出雲おろち号」です。


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