ヨーロッパ鉄道の旅
2022.07.05 公開


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「最 初の失敗 遠かったパリ」
2016年の旅・プロローグ (2016/03/05/土)




(パリ・ドゴール空港の鉄道駅。TGVが行き交う遠距離線と、パリに向かうRER線の乗り場が並ぶ)

★空港直結の鉄道駅
 パリ のシャルル・ド・ゴール空港(以下CDG)からパリ市内へのアクセスは、連絡バス、タクシーのほ か、近郊型メトロといえるRERが直結しています。
 CDGの公 式ページの「公 共交通」のページが見やすいです。メトロと RERを一括して運営するRATP(パリ交通営 団)の公式路線図は 複雑すぎるので、左にルコントの区分地図に載っていた2014年のRER路線図を載せておきます。 ブルーがCDGと市内を結ぶB線です。
 ちなみにRERは(Réseau Express Régional)で、日本語にすると「地域急行鉄道網」ですか。東京では地下鉄が周辺の私鉄に乗り入れて遠くまで直行していますが、パリの場合は、既存 のメトロはそのままにし、周辺の鉄道網を市内に乗り入れる形で整備したのがRER。だからパリ市内 ではメトロに比べると駅の数が少ないです。

 さて話を戻して、2016年の旅でヘルシンキで乗り換えたフィンエアー873便は、CDGのター ミナル2Dに到着しました。RERの空港駅は、CDG1とCDG2-TGVの2か所あるのですが、 ターミナル2Dは、左の写真のようにCDG2-TGV駅のすぐ近くにあります。これは便利です。ち なみに空港内の交通網の全容はこちらのページを見てください。
★自動券売機のワナ
 飛行機が到着したのは予定通り 18時過ぎ。カバンを受け取り、通路にある観光案内所でパリの「ミュージアムパス」を購入。駅の上 までやってきたのは18時57分でした。
 この駅の詳細図も、CDGのホームページに載っていま す。

 左の写真のように吹き抜けになっており、コンコースが見下ろせます。エスカレーターの横に並んで いるのが、券売機のようです。
 広々としており、意外に空いているなという印象でした。
 右は 踊り場部分かな。案内表示の「vers Paris(パリへ)」にはエッフェル塔 のアイコンがついており、分かりやすいです。
 「Grades Lignes」は「遠距離路線」で、この駅にはフランス国鉄(SNCF)の高速列車TGVが発着しています。駅名が「CDG2」で はなく「CDG2-TGV」となっているのはそのためです。
 上の空港の写真で、赤枠で示した部分がRERのホーム。その右側がTGVのホームになります。
 エスカレータを降りたところが、 一番上に掲げた写真です。早速、自動券売機に向かいました。この券売機はRERなどパリ近郊路線 と、乗り放題パス「NAVIGO」が買えます。ほとんどの人がパリ市内への切符を購入するので、そ れはわかりやすくなっていました。
 パリまで1人10ユーロくらい(現在は12.50ユーロのようです)でした。ところが切符がどこ に出てきたのかわかりません。写真を見ると、下の黒い部分に大きく口が開いていて、ここに落ちてい たのですが、全然気がつきませんでした。その代わり、手元に1枚の切符状の紙片があり、てっきり切 符だと思って券売機を離れました。
 しかし妻と2人分買ったのに、1枚しかないのはどう考えてもおかしいです。ホームに向かう途中で 駅員さんに確認すると、これは領収書だということ。誰かが置いていったもののようです。あわてて券 売機にもどりましたが、取り出し口には何も残っていませんでした。
 結局改めて買い直し。お金を無駄にしてしまい、貴重な教訓をえることになりました。時間もずいぶ ん無駄にしたと思いましたが、19:20初のRERに乗れました。でも気落ちしていたので、写真は 全然写せませんでした。
★メトロ乗り換えの迷路に悩む
 さて パリでの宿泊は、6区のサンジェルマン・デ・プレ聖堂の近く。最寄り駅はメトロ4号線St- Germain des Pres駅です(Presのeには、アクサングラーブが付きます)。このため、RERのB線でSt-Michel Notre-Dame駅まで行き、メトロ4号線に乗り換えようとしました。
 いつも見ていたペンギンの「The Paris Mapguide」(写真左)や、L'Indispensable社の区分地図(写真右)でメトロの路線図を見ると、RERのB線とメトロ4号線は乗り換 え可能に思えました。

 ところがRERのSt-Michel Notre-Dame駅で降り、乗り換えの表示を探してもメトロのCのマークが見つかりません。スーツケースを引っ張りながら、うろうろしてしまいまし た。
 仕方 なく、メトロIの表示を頼りに長い通路を通り、Cluny La Sorbonne駅から10号線に乗り換えました。このあたりでも写真を撮る余裕はなかったのですが、妻がCluny La Sorbonne駅の天上の装飾に目を留めたのか、撮影してくれていました。
 大きな鳥のモザイク画です。サインは、駅の近くのソルボンヌ(パリ大学)で学んだ学生のサインら しく、ホームにはサインの解説板もあったようです。
 こちら側のホームの前方、赤いスーツケースを引いているのが辻本です。
 さて、メトロ10号線に乗り、 Mabillon駅で降りました。まあ、ここは上の路線図でわかるようにSt-Germain des Pres駅のすぐ近くなので、降りてからはちゃんとホテルにたどり着きました。

 日本に帰ってから、L'Indispensable社のメトロに詳しい地図を見て、迷った原因が わかりました。左のように、RERのB線からメトロ4号線に乗り換えるためには、RERC線のホー ムを通り抜けないといけなかったのです。日本の地下鉄駅にもある形式です。現地でもどこかに表示は あったと思うのですが、気がつきませんでした。
 さら にRERからメトロへの乗り換えには中間の自動改札があったのですが、スーツケースを引っ張って通 ろうとすると、スーツケースの手前で扉が閉じてしまい、挟まって身動きできなくなってしまいまし た。
 後ろから来た若いカップルが、入ってきてくれて無事に扉は開いたのですが、焦りました。フランス の自動改札では、スーツケースは自分の前に押して通るようでした。

 ホテルに着いたのは20時半ごろ。日本時間では午前3時半で、長い1日でした。今回のホテルは 「オテル・ミレジム(Hôtel Millésime)」外見は古びてい ますが、中はキレイでした。ホームページは日本 語でも表示できます。玄関左の黒枠部分は、レストランを改装中(新設?)のようでした。泊まった20号室は こんな感じです。

 疲れていましたが、お腹も減っていたので、夕食(夜食)へ。ホテルのスタッフに尋ね、サンジェル マン大通りのブラッスリー「Vagenende」 を教えてもらいました。軽く食べるつもりが山盛りで、お腹いっぱいに。ベルエポックの装飾が有名な 名店でした。


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