Home
伊予のあちこち
 
2003年カウントダウン
 
大洲城天守復元見学会
 
宇和島城と郷土館
 
松山城修理説明会
 
松山城の桜
 
松山城の櫓を特別公開
 
松山城からの眺望
 
松山の初日の出
 
石鎚山登山記録
 
大洲城と鵜飼い
 
海から見たしまなみ海道
 
来島大橋登頂体験
姫路と金沢(目次)
 姫路城の石垣探訪
 坂の町・金沢
Macのある生活
 
Lombardがやってきた
 
Lombardとの日々
 
その後のLombard
 
SE/30との出会い
 
その他のMacたち
 
Keyboardの話
カメラと双眼鏡
 小さいカメラが好き
 
小さいデジカメも好き
 
双眼鏡が好き
その他
 
スイス鉄道の旅
 
橋が好き
 
リンク集
 
初めに
 
「遅れてきたNewton」
 (更新終了)

過去の日記はこちら

★ 1999年9月29日(水)

 昨日、辻本のデジカメはPowerShotA50と書いちゃったけれど、これはA5の間違いです。そして、昨日書いた直後に新製品PowerShotS10が発表されました。かなりよさそうだけど、レスポンスはまだまだのようですね。本命はまだサンヨーです。

★ 9月28日(火)

 ようやく、手柄山のルポをアップすることができました。写真が多いので、軽くするために画像はぎりぎりまで画質を落としたけれど、ちょっと落としすぎたかな。兼ね合いが難しいです。今はLombardなど速いマシンを使い、回線も自宅ではISDNと速くなったけれど、遅いDuoを長く使っていたので、重いページにはしたくない。みなさんの環境ではいかがでしょうか。
 辻本はキヤノンのPowerShotA5という80万画素、単焦点のデジカメを使っています。98年4月18日の購入です。コンパクトでデザイン、質感、画質ともまあ満足なのですが、操作感が今ひとつ。シャッターのタイムラグが長いのと、メニューの階層が深く、露出補正が非常にやりにくいのが欠点です。(後継機種のA50では、多少改善しているようですが……)。
 最近、各社の新型デジカメが出揃いましたが、辻本はサンヨーのDSC-SX150が、きびきび感がありそうで気に入っています。でもLombardにお金を使ってしまったため、自重しております。早く冬のボーナスがでないかなあ。

★ 9月22日(水)

 昨日はお酒の関係者とお酒を飲みました。蔵元と問屋と小売店の人たちと……。心地よく酔ってしまいました。
 あまり知られていませんが、播磨は「酒どころ」です。兵庫県の酒というと、神戸・阪神地区の「灘の酒」が有名ですが、知る人ぞ知る銘酒、吟醸酒は播磨が本場です。たとえば姫路市のすぐ北、安冨町にある「下村酒造店」の「奥播磨」は、国税庁醸造研究所の全国新酒鑑評会で4年連続5度目の金賞を受賞しました。実はその「金賞受賞酒」をさるところよりいただきました。でも、もったいなくてまだ飲んでないんです……。この「奥播磨」は17日に「酒マガジン 日本酒も飲もうよ!!」を創刊した青森県の酒屋さんのページでも紹介されています。(
ここ)。そのほか、「龍力」というブランドの「本田商店」さんも人気があります。ちなみに本田商店の会長さんは66歳にして京都大農学部の研究生として大学に通う勉強家、かつ博識家で、そのくせ、いつも柔和な笑顔を絶やさない方です。お会いしていっぺんにファンになりました。
 このように播磨においしいお酒が多いのは、兵庫県が酒米の王者、山田錦の本場だからです。それに、播磨には東から加古川、市川、夢前川、揖保川、千種川と5本の大きな川が流れており、伏流水に恵まれているんです。関西の人間にとって姫路のイメージといえば、お城以外は、新日鐵広畑製鉄所に代表される沿岸部の工場地帯が浮かんだりするのですが、これら大工場が立地したのも豊かな水があったからなんですね。
 そんな播磨の酒と文化を考えようと、蔵元と愛飲家が「播州酒・食・文化懇話会」という組織を作り、毎年、春と秋に酒と食を楽しむ会を開くなど、地道な活動を続けておられます。秋の会合の様子はまた紹介する予定です。

★ 9月15日(水)

 播磨空港計画の雲行きが怪しくなってきました。え、そんな空港の計画があったの、と思う人もいるでしょうが、姫路市街の北、広峰山のすぐ北側の山を削り、2000mの滑走路を造る計画で、2008年ごろの開港を目指しています。ところが県が最近の経済情勢に応じて需要予測をやり直したところ、これまでの年間26万6000人を下回り、多くても19万2000人、少なければ9万9000人という結果になりました。このため事業費も削減される見込みで、当初の予定通りの開港はまず無理でしょう。
 折しも神戸空港が多くの反対の中で着工されたばかり。神戸市は意地でも完成させるでしょうし、そんなに空港ばかり作ってどうするねん、と思いますが、欲しがる人は本当に欲しがるものです。(
反対の声ももちろんあります)。姫路の場合、大阪まで新快速で62分。近いと思うか遠いと思うかは人によるでしょうが、これは新快速が130km/hでとばしているせいで、大阪からの距離87.9kmは、東京で言えば小田原の次ぎ、早川のまだ少し先で、普通なら新幹線に乗る距離です。
 姫路にも新幹線が止まりますが、姫路に止まる東京行きひかりは、新神戸や新横浜にも止まり、意外に時間がかかります。のぞみの止まる岡山の方が、時間的には東京に近いのです。姫路市長がJR西日本に「のぞみを止めて欲しい」と頼んだところ「望み無し」と言われた、という話があります。(できすぎ)。このため市長は、「空港が出来れば、JRも対抗上、のぞみを止めてくれるかもしれない」ともくろんでいるようです。
 でも、この話には無理があります。というのは、播磨空港の計画には東京行きの便は予定されていないからです。播磨空港だけでなく、現在計画中の地方空港には、東京便がないところが多いです。というのも、羽田空港がすでに満杯の状況で、新しい路線が入り込む余裕がないからです。こんな状況が変わらない限り、地方空港には厳しい時代が続くでしょう。

 ということで、今日は神戸の三宮へ買い物に行ってきました。目当てはLombardに入れる百科事典ソフト
「マイペディア」購入とヘッドフォンの買い換え。姫路にもいくつか電器屋の量販店がありますが、マイペディアはWindows用ばかり。ヘッドフォンは売れ筋の商品しかありませんでした。
 まあ、iMacが売れたとはいえ、まだまだMacは少数派。量販店に期待するのは無理でしょう。前に住んでいた大津には小さいながらMac専門店があり、助かりましたが、姫路はダメのようです。もっとも、マイペディアは三宮でもセイデンとジョーシンにはなく、ニノミヤのMac館にありました。ちなみにこの店は1階にこそiMacが並んでいるものの、ソフトや小物売場の2階へは、外の非常階段風の階段を上っていくという、一昔前のMac専門店のようなムードでした。そして、ひっそりとパイオニアの
ガラス製マウスパッドが定価の62%引きという安値で置いてあり、思わずゲットしてしまいました。出たときから欲しかったけど、高くてあきらめていたやつなんです。
 ヘッドフォンのほうは、セイデンとジョーシンでさんざん試聴というか試着してから選ぶことが出来ました。ヘッドフォンはかけごこちが大切なので、多くの機種をかけ比べることが出来る店はありがたいです。ちなみに、ヘッドフォンもパイオニアのSE-M750を狙ったところ、ジョーシンには「1万円以下の機種で人気ナンバーワン」との表示があり、自分の選択に自信が持てました。ということで、満足の1日でした。

★ 9月3日(金)

 せっかく、Lombardが届いたのに、月末から月初めにかけては忙しくて、あまり更新ができません。落ち着いてから、ゆっくり書きます。すみません。

★ 9月1日(水)

 9月の声と共に、注文していた新しいMacが店に入荷したとの連絡が届いた。メモリを増設し、動作チェックの後に発送ということで、2、3日中には届きそうだ。PowerBookG3(Bronze keyboad)の400MHz、コードネームがLombard。品薄のため1か月以上待たされた。どこのショップも似たような状況らしいので、マイナーチェンジが近いのかもしれない。
 今、持っているMacは5台で、1台は職場で、1台は自宅で、1台は子供用として現役活動中。Lombardは職場で使っているDuo280cの置き換え用です。Duo280cはコンパクトでいいマシンですが、画面が640*480と狭いのが難点。ホームページ更新作業でも、レイアウトを別のマシンで確認する手間が必要になっていた。それでも、95年に登場した今では非力なマシンを、それなりに使えてしまうのがMacのありがたいところでした。LombardやMacの話は、いずれ別ページで展開の予定です。

 さて、今日は「防災の日」。76年前の1923年9月1日に起きた関東大震災を記念した日です。今年は先月にトルコで大きな被害の出る地震が起きたばかりとあって、各地で行われた訓練にも緊迫感があったと思います。
 ところで、兵庫県民にとっては、地震といえば関東大震災より、やはり阪神大震災。(辻本も被災者のひとりで、今でも罹災証明書を持っています)。神戸や阪神地区の人たちは、阪神大震災で全国、世界各国から受けた支援の記憶がまだ生々しいせいか、トルコ地震に対する支援にも積極的です。8月29日に神戸へ行ったときも、駅前や繁華街のあちらこちらで、街頭募金が行われていました。
 ところが姫路では、いまひとつ、関心が薄いようです。同じ兵庫県内とはいっても、姫路の場合は阪神大震災での被害はほとんどなかったせいでしょうか。姫路はもともと災害の少ない土地です。「理科年表」には、日本書紀に記録のある西暦416年の地震から阪神大震災まで国内の主な地震433件が載っていますが、播磨地方が関係しているのは868年に「播磨・山城」とあるのと、1864年の「播磨・丹波」の2件だけです。このうち後者は「加古川上流の杉原谷で家屋が多く倒壊した」とあるので、ほとんど丹波に近い場所の出来事であり、事実上、姫路周辺は1100年以上も地震の被害を受けていないと言えるのではないでしょうか。