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★ 苗代桜と下呂の桜めぐり(2008年4月12、13日)★
(その2)
(圧倒的な存在感を見せる四美のしだれ桜)
3)温泉寺
下呂温泉の中心にある温泉寺の参道も桜の名所です。本数は少ないのですが、かなりの大木で見応え
があります。ソメ
イヨシノでしょうか。
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下呂温泉は平安時代の延喜年間に発見されたそうですが、文久2年(1265年)に突然湧出が止まりま
した。その翌年、河原に白鷺が舞い降り、人々がそこ
に行くと、再び温泉が湧いていたということです。白鷺は薬師如来の化身で、その薬師如来をまつっている
のがこの温泉寺です。
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4)宮谷の桜
さて下呂市には桜の名所が多いと書きましたが、中でも旧萩原町に見応えのある桜名所が固まってい
ます。
まずは宮谷神明宮近くの桜です。
民家の塀の中にピンクっぽい桜の大木が1本。その横の道ばたに小さな桜が3本。さらに田んぼを隔てて森の脇に白っぽい
桜の大木が2本あります。下手から
見ると、水田にすべての桜が写っています。ただ距離があるので、苗代桜ほど絵にはなりません。
上手から見ると、右の写真のように、道路を挟んだ水田に美しく映っています。ただ水田は段差が高いので、桜の根元まで
は映りません。それでも苗代桜の人
気にあやかろうとしているのか、道ばたには手製で「宮谷の苗代桜」という案内板が立っていました。上手の水田の脇には手
すりも設けられており、それなりに
観光客が来るようです。
5)薬師寺の桜
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宮谷神明宮の前
の山裾の道を北へ向かうと、小さな薬師堂と公民館のある公園があります。小さなグラウンドを囲むよう
に、山側にピンク色のエドヒガン、集落を見下ろす側に
白いソメイヨシノが何本を並んでいます。
ここも満開。地元の人たちが見物に来ていました。下呂市の桜巡りチラシには「薬師寺の桜」とあります
が、公園には「薬師平農村公園」とありました。
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6)永養寺のしだれ桜
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薬師寺の桜から
さらに北へ車で数分。下呂市萩原町尾崎にある永養寺の境内にあるしだれ桜です。
樹高は8mと、そんなに大きくはありませんが、樹齢は350年とのこと。下呂市指定天然記念物になっ
ています。
寺は県道の三叉路というわかりやすい場所にあり、駐車場もあるので、大勢の観光客が訪れていました。
しだれ桜は山門を入ってすぐの所にありますが、山門の手前には「淡墨桜」もあります。観光客に説明し
ていた地元民らしきおじさんは「根尾の淡墨桜と関係
がある」と話していましたが・・・・・・。
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7)四美のしだれ桜
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今回の桜めぐり
で苗代桜に並ぶスターがこのしだれ桜。県道から分かれる細道の土手にあり、道を覆うように枝が垂れ下
がっています。
お寺や神社があるわけではなく、地名を
とって単に「四美のしだれ桜」と呼ばれています。また「四美・岩太郎のしだれ桜」と書いている記事もあ
りました。
樹齢は100年とか。全国的にはまだまだ知られていませんが、その迫力はすごいのひとことでした。
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このページのトップに掲げた写真は、県道に車を止め、坂道を下り始めてすぐのところから望遠で写したモノ。遠くからの
方が、バックが山になるので桜の色
が引き立ちます。近づいて撮ったのが次の写真。下の方は土手の上から撮りました。
せっかくなので大きな写真も
いれておきます。
8)森山神社のしだれ桜
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最後は四美の桜
からさらに車で数分のところにある森山神社のしだれ桜です。
この桜も樹齢100年と言われています。四美のしだれ桜と比べるとやや小さいですが、これだけ見れば
十分に立派な桜です。都会にあれば花見客が殺到しそ
うですが、ここはひっそりしています。
ただ隣には集会所のような施設や、特産物販売施設もあり、それなりに賑わっていました。
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