OLYMPUS AF-1 QD

1986年3月に発売になってすぐ購入した、
辻本にとっては最初のオートフォーカスカメラです。

μ(ミュー)の説明のところで、
「35シリーズ、XAシリーズに続く第三世代」と書きましたが、
本当はXAシリーズとμのちょうど間に、
このAF-1やAF-10、AF-10Sなどが来るわけです。

デザイン的には無骨であり、
機能面でも、フォーカスロックが別のボタンになっていたり、
最短撮影距離が75センチだったり、
シャッター速度の下限も30分の1秒だったりと、
まだまだ発展途上といった感じのカメラでしたが、
なんだかんだ言っても、オートフォーカスは便利でした。

おまけにこれは生活防水なので、
温泉旅行のお供に大活躍してくれました。
露天風呂へ持っていき、ほかの人に撮ってくださいと頼むと、
たいてい「大丈夫なんですか」と聞かれましたが、
「防水だから大丈夫です」と答えられるのが、うれしかったです。
無骨なデザインも、頑丈そうで信頼でき、
岩場の温泉での手荒な扱いにも良く耐えてくれました。

購入以来14年がたちましたが、今でも現役で、
旅行の時はカバンに入っている頼もしい存在です。

「home」へ / 「小さいカメラが好き」