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★ 神子畑鋳鉄橋(2007 年3月)★ ![]() 兵庫県中部、銀山で有名な生野鉱山もある朝来(あさご)市、 その山間部に古い鉄橋が残っています。 これが神子畑(みこばた)橋で、 1885年(明治18年)3 月に完成しています。 日本に現存する鉄橋でもっとも古いのは、 明治6年の旧心斎橋、次が明治11年の旧弾正橋。 しかし旧心斎橋は現在は鶴見緑地の「緑地西橋」、 旧弾正橋は東京深川八幡宮の「八幡橋」として それぞれ移設保存されているのに対し、 神子畑橋は当初の架設場所にそのまま残っています。 また旧心斎橋は錬鉄製、 旧弾正橋は錬鉄、鋳鉄混用であり、 全鋳鉄製の橋としては神子畑橋が最古だそうです。 1977年6月、重要文化財に指定されています。 ![]() もともと鉱石運搬の馬車鉄道用の橋でしたが、 いまでは遊歩道となっています。 神子畑川の左岸に沿って県道が走っており、 県道側には重文を示す石柱が建っています。 全長は上流側が15.969m、下流側が15.997m、 幅員は3.727m、水面から橋桁上端まで3.810m、 単径間アーチで、径間は14.09mです。 (データは現地の説明板より。さすが重文、数値が細かいです。) ![]() アップで見ると、無骨ですが、 鋼鉄の橋には見られない温かみが感じられます。 ![]() 県道沿いには駐車場や東屋が設けられ、説明板もあります。 右側の石碑には近代建築史が専門の 村松貞治郎・東大教授による解説が刻まれています。 文面は「技術のわくわく探検記」の中の 「生 野鋳鉄橋群」のページに掲載されています。 このページは写真も多く、 親柱に取り付けられた改修の記録も採録されています。 ![]() 上の写真は羽淵鋳鉄橋。 神子畑橋と同時期に架けられた5か所の橋のひとつで、 現存するのは神子畑橋と羽淵橋のみです。 もともと国道312号に近い田路川に架かっていましたが、 洪水で一度流されるなどしたため、 現在は国道脇に移設され、モニュメントになっています。 柵があって渡ることはできません。 神子畑橋と違い、2径間アーチの美しい橋で、 全長18.27m、幅員3.6m。 こちらは、県指定文化財になっています。 「橋が好き」へ戻る |