スイス鉄道の旅
2002.08公開
2005.08 再編

Home

2002年の旅
2005年の旅
ゴッタルド線の旅
2011年の旅

旅のヒント
参考文献
リンク集
走破記録
ニュースと更新歴


港の見 える街から
(辻本のホームページ)

このサイトは
Netscape7.0
へた字12ポイントで
最適化しています







★ 「スイス鉄道の旅」参考文献 ★

(その3)

★ガイドブックと一般書籍
   
<< 日本の鉄道本はその1へ | << 海外の鉄道本はその2へ

「地球の歩き方 スイス」
              2002-2003版
「地球の歩き方」編集室。
ダイヤモンド・ビッグ社。2001年6月1日。
A5変判、440頁。1540円。
         ◇
 今では日本語ガイドブックの定番に。マイナーなスポットまで網羅。宿と食事は安さ重視で、お 洒落なところが少ないのが難点。氷河急行は5ページ、RhB のベルニナ急行は3ページ紹介しているが、DFBはコラムだけと、鉄道に関しては一般的。アマ ゾンでは最新版を紹介

「わがまま歩き スイス」
ブルーガイド海外版編集部。実業之日本社。
2000年4月20日。A5判、352頁。1580円。
         ◇
 観光ガイドとレストラン、ショッピング、ホテル情報が、高級なところからリーズナブルなもの まで、バランス良く掲載されている。滞在地の名物料理を選ぶ のに、役立った。アマゾンでは最新版を紹介。

「タビトモ スイス」
JTBパブリッシング。
2011年3月1日。B6判、126頁。1200円
         ◇
 内容は欲張らず、「憧れの三名峰」としてユングフラウ、マッターホルン、モンブランと、インターラー ケン、チューリッヒ、ジュネーブ周辺に絞って詳しく解説。鉄道も上記エリアのほか、「憧れの4大特急」 として氷河特急、ベルニナ特急、ゴールデンパスライン、ウィリアム・テル特急を路線図入りで紹介。

「スイス 中世都市の旅」
森田安一。山川出版社「世界歴史の旅」。
2003年11月25日。A5判、134頁。2500円。
         ◇
 ガイドブックというよりは、専門書に近いかも。歴史遺産を中心にスイスの中世都市を紹介。 チューリッヒなどのメジャーな都市だけでなく、ラインフェルデ ン、ポラントリュイなど、なじみの少ない都市も詳しく紹介されている。

「スイス悠遊」
末安正博、潤子。成隆出版。
2007年4月30日。A5判、256頁。2300円。
         ◇
 5週間かけてスイス全土を巡った熟年夫妻の旅行記。タイトルとは裏腹に、時刻表を駆使して精力的にあ ちこちと見て回ったり、フィリズールでランドヴァッ サー橋の展望台を見に行くなど、「鉄ちゃん」ぶりはなかなかのもの。また青春時代に見た写真集の風景を 探しに行き、無事に現場を見つけるくだりは感動的で した。

「物語スイスの歴史」
          知恵ある孤高の小国
森田安一。中公新書。
2000年7月25日。新書判、282頁。780円。
        ◇
 「中世都市の旅」と同じ筆者によるスイス通史。やや専門的な内容で、西洋史好きでないと読み通すのは 難しいかもしれないが、「内部分裂の危機と侵略の脅 威にさらされ続けた歴史」を読んでいると、国連やEUにも加盟していないこの国の独立心の源がわかるか も。

「観光大国スイスの誕生」
     「辺境」から「崇高なる美の国」へ
河村英和。平凡社新書。
2013年7月12日。新書判、224頁。800円。
        ◇
 かつてはイタリアへ行く途中の通過点でしかなかったスイスの山岳美が、どのように見いだされていった のかを、様々な旅行記などから分析。また結核などの療養地としてのスイスの歴史や、ホテルの変遷もよく わかる。

「スイス探訪」
    したたかなスイス人のしなやかな生き方
國松孝次。角川文庫。
2006年3月25日。A6判、238頁。552円。
         ◇
 元警察庁長官(狙撃事件で有名)が、1999年から3年間務めたスイス大使時代の回想記。「小国であ りながら懐が深く、チョコレートやチーズだけでない 多様でユニークな文化を誇る国」について、硬軟織り交ぜて書いている。2003年刊の単行本に加筆して いる。

「スイスの田舎町」
土田陽介。日経BP「旅名人ブックス」
2007年2月26日。A5判、242頁。1800円。
         ◇
 「旅行通向け」を自称する「旅名人ブックス」らしく、「地球の歩き方」なみに小さな町を紹介。とはい えルツェルン、ベルン、ツェルマットなどの有名都市 もきちんと取り上げている。写真も美しく、見応えがある。ホテルやレストランの情報は無いので、ガイド ブックではなく、読み物向き。

「SUISSE・ SCHWEIZ・SVIZZERA 2002」             HOTELS & RESTAURANTS
Michelinレッドガイド。
2001年11月。466ページ、3700円。
         ◇
 歴史と伝統を誇るガイドブック。データ集に徹しているところが立派。今回の旅では、チュー リッヒ、アンデルマット、ルツェルン、モントルーなどのホテル はこの本に掲載されている。2008年版も買ったが、大きな違いはない。アマゾンでは最新の 2014年版を紹介。

「Switzerland」
Michelinグリーンガイド。
2001年。400ページ、1709円。
         ◇
 こちらは観光ガイド。細かい文字で情報も多いが、基本的に車での旅行用なので、鉄道の情報は 少ない。美術史関係の記述は詳しい。昔のグリーンガイドは、 一切写真を載せず、イラストだけというこだわりがあったが、最近はカラー写真も載っている。さ すがに市街地図はレッドガイドより見やすいが、もっと多く入 れて欲しい。アマゾンではより新しい 2012年版を紹介。表紙デザインが変わりました。

SWITZERLAND
Michelinグリーンガイド。
2011年2月。462ページ、1530円。
         ◇
 同じグリーンガイドのより新しい版。グリーンガイドは伝統的に、項目はアルファベット順で掲 載してきたが、この版では一般的なガイドと同様、地域ごとに掲載。ホテルやレストランの情報が 増え、施設の開館時間や料金がその場所に掲載されるなど、一般的なガイドブックと同じになって 独自性が少し薄れたが、内容はあいかわらず濃い。

「スイス Suisse/Schweiz/Svizzera
実業之日本社。ミシュラン・グリーンガイド。
1991年6月1日。B5変判、238頁。2524円。
        ◇
 実業之日本社によるグリーンガイドの日本語版。内容は完全な逐語訳で、上にある10年後の英語版と比 べても、基本的な内容はほとんど変わっていないことに驚かされる。日本のガイドブックでは得られない情 報が多い。ただ本国版でもそうだが、観光施設の開館時間や料金が巻末にまとめて掲載されているのは不便 です。アマゾンでは98年の改訂版を紹介。

「Baedeker's SWITERLAND」
AA Publishing。
1999年10月。B6判、630頁。1906円。
        ◇
 フランスのガイドブックの代表がミシュランなら、ドイツはこのベデカー。小さい文字で辞書のような分 厚さが、いかにもドイツの重厚さを感じる。ただしこの英語版はアメリカ製。見どころはアルファベット順 の掲載で、聖堂や博物館の平面図が多く載っているのが楽しい。縮尺1/303000の本格的なスイス全 土の一枚地図(Hallwag製)も付属している。

「Top of Switzerland」
Kümmerly+Frey。
2011年8月。新書判、140頁。19.8スイスフラン
        ◇
 「川、湖と船」「動物園と自然公園」「レジャーパークと温泉」など10のテーマで、スイス各地の見ど ころを10か所前後ずつ紹介。知らないところも多く、興味深い。ちなみに「山と鉄道」ではマッターホル ン、ユングフラウ三山、ベルニナ急行、リギ、氷河急行、フルカ山岳蒸気鉄道、ロシェ・ド・ネー、ピラ トゥス、サン・サルバトーレ山、ティトリス、ゼンティスの11か所を紹介。8つは行きました。

「Switzerland」
Eyewitness Travel Guides。
2005年、A5変判、324ページ、2396円。
         ◇
 かつて一部の日本語版も出た、Eyewitnessガイド。フルカラーで都市の鳥瞰図や大聖 堂の図解などを掲載しているのが特徴。シヨン城も見開きの大 きな図解が載って いる。鉄道関係は詳しくない。ホテル、レストラン情報は比較的多く、巻末に一括して掲載してい る。アマゾンでは最新の2013年版を紹介。

「Frommer's Switzerland」
Darwin Porter、Danforth Prince。
Frommer's Complete Travel Guides。
2006年2月。B6変判、508頁。2085円。
        ◇
 安い紙を使っているためページ数のわりに分厚い。本文は2色刷り。全土を網羅し見どころからホテル、 レストランまでまんべんなく紹介している。鉄道関連は「The Best Train Trips」として氷河急行、ベルニナ急行と、Palm Expressを簡単に紹介しているだけ。アマゾンでは最新の2012年版を紹介。

「Insight Pocket Guide Switzerland」
Vivien Stone。Insight Guides。
2005年6月。B6変判、104頁。22.7スイスフラン。
         ◇
 2005年にチューリッヒの本屋で購入。主な見どころをまんべんなく紹介しているが、ポケットガイド の名の通り、薄い本なので、それぞれの分量は短め。 オールカラーで写真は美しい。ホテルやレストランの紹介が極めて限定的なのは、日本のガイドブックとの 大きな違い。アマゾンでは最新の2010年版を紹介。