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★石垣の境目

 城内を歩いていると、ところどころで、石垣の途中に切れ目というか斜めの境目が見つかります。斜めの線の下側にあたるほうは算木積みになっていることもあり、かつては石垣のコーナー部だったことがわかります。後に石垣が継ぎ足されているわけです。

地図・赤の9。
 三国堀の正面の石垣に逆台形のラインが見えます。
 真ん中の石垣は後から加わっており、以前は奥へ空堀が続いていたことがわかります。

地図・赤の10。
 埋(うずみ)門である「るの門」の東側、「リの渡櫓」の石垣です。
 境目から右手は秀吉時代の第一期、左手は輝政時代の第二期の石垣になります。
 ここも見学順路に沿って歩くと、振り返らなければ見えない位置です。どうも姫路城にはこういう場所が多いような気がします。

地図・赤の11。
 搦め手口である「との四門」から入場していくと、3つめの踊り場の正面に見えます。しかし搦め手口は石段が急なため、帰り道に使う人は多くても、入場口として使う人は少ないので、やはり気が付かない人の方が多いでしょう。
 ここも右手は第一期、左手が第二期になります。

 右側と左側をそれぞれ並べてみると、違いがよくわかると思います。右手は明らかに小石の多い野面積みの特徴が見て取れます。

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